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言葉の宝箱0864【人間、その気になれば、なんとかなるもんですよ】


『不知火海』内田康夫(講談社文庫2003/9/15)


人目を避け暮らしていた男が消え、美人モデルが続いて消息を絶った。男が隣人に託した桐箱には黒い石を噛み締めた髑髏が。残された言葉「不知火」を追い、浅見光彦は九州の八代に向かう。かつての炭坑町に秘められた、20数年前の血塗られた事件の真相とは?
*浅見光彦のミステリー紀行総集編Ⅲ23

・警察の権力が拡大してゆくと
市民はどんどん萎縮してしまうにちがいない P165

・欲望をかきたてるような対象があるから犯罪を誘発するのです。
対象を無くしてしまえば、何もおこりようがないでしょう P446

・人間、その気になれば、なんとかなるもんですよ P451



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