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悲しい出来事から学ぶ。ひと声かける大切さ。
◆パワハラで犠牲者が出た。
詳細は情報が伏せられているが、上司から部下へのパワハラだったらしい。
数年前のことだが、被害者は命を落とし加害者側にかなり厳しい処分が下されたようだ。
こうした結末は後味が悪い。
◆周囲の人たちはどうしていたのか?
詳細はわからないがフッと思う。
周囲の人たちはどうしていたのだろうか?
こうなる前に何か出来ることはなかったのだろうかと。
★加害者にブレーキかけられなかったの?
★被害者に救いの手を差し伸べられなかったの?
そんな疑問。
もしかして、声をかけられないほどネガティブな空気に包まれていたのか?
周囲のひとたちがこの雰囲気に飲み込まれていなかったのか心配になる。
飲み込まれパワハラに加勢してしまったり、関わりたくないと無関心を装うことも想像に難くない。
さらに空気が悪くなる。
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◆気づかせる。
加害者は往々にして自分の行為がハラスメントになると気づいていないものだ。
会社組織維持のため正すのが正義という信念であれば、叱責なども正当化しているはず。
このように集団維持のための行為は罪の意識が薄れる。自粛警察やコロナ警察のように。
気づけていない人には気づかせることが大切。
取り返しのつかないことになる前に。
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◆話しやすさが命を救う。
どうしたらよいのだろうか?
詰まるところ、日頃から話しやすい空気をつくることか。
今時の言葉にするなら「心理的安全性の確保」ということか。
話しやすさ
HELPのしやすさ
挑戦のしやすさ
未知への関心
これらを突き詰めると、話しやすい空気とはつまり「雑談が出来る雰囲気」ということ。
労働時間の7割が雑談で占めても生産性は低下せず、むしろ2割くらいUPするんだとか。
じゃあ、ネガティブな雰囲気の中、具体的に何からはじめようか。
「褒める」
「感謝する」
「信頼して許す」
なんてことを始めてみたらどうだろうか。
これくらいなら、立場に関係なく誰にでも無理せずできる。
褒められたり感謝されたりすると相手との共感を生む。
共感は心を許す空気を生む。
心を許す空気は、孤立や孤独を防ぎ気持ちを楽にする。
話しやすさにつながる。
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◆締め付けだけではハラスメントを防げない。
ハラスメントの悲しい出来事を経験した会社組織は、往々にしてルールや規則を強めて締めつけに走る傾向を感じる。
しかしながら、ルールで締め付けても完全に防ぐことはできない。
また、80年代にすでに罰や恐れによるマネジメントは機能しないと欧米では結論づけられている。
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◆『人が考え、変われる余地』
こういう言葉↑を聞いたことがあった。
指示命令だけでは思考は停止する。
思考停止は無関心の温床である。
無関心はハラスメント防止の足枷。
ひとりひとりが考え行動する。
なぜそうするのか?と考える。
過ちに気づき変われる余地、考える余地が人の命を救うのだ。
そのためにも、話しやすい空気を醸成しておく必要がありそうだ。
これこそマネージャーの仕事。
yoitenki4110
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