見出し画像

お酒にも仕事にも負けた

年上の彼(※恋人ではない)は、お酒もたばこも嗜んでいる。大人だなっと思うが、あまり実感は湧かない。

私は、煙草はあまり得意ではない。物によっては匂い、特に煙が苦手なのかもしれない。たぶん、少し気管が弱いのだと思う。

昔、同級生がたばこを吸い始めたときも距離を置いてもらったことがある。一度は経験として、吸ってみたさもあるが、まだ私にはその勇気はない。

たばこを吸う人を軽蔑するつもりはない。その人の嗜好を否定する義理はない。ただ、少しだけ心配はする。ヘビースモーカーにだけはならないでほしいと願ってしまう。

お酒は、大人になればみんな嗜むものだと思っていた。今の私はほとんど飲まない。飲む頻度も年に1回あればいいほうだ。弱いわけではない。酔ったことはまだない。でもそれはきっとその場の雰囲気とか弱いお酒しか飲んだことないからなのだと思う。

一度は酔った感覚を味わいたいなと思う。吐いたり二日酔いになったりはなんだかしんどそうだからならない程度に。でも、自分の限界も知っておきたいとも思う。

さて、年上の彼は週末、よくお酒を飲む。仕事のストレスなのか、好きだからか、たぶん両方。お酒は、自宅で飲んだり近所のバーで飲んだりしているらしい。金曜日、土曜日の夜は大抵連絡が途絶える。日曜の昼過ぎに、二日酔いと来るのが日常的だ。と言っても、まだ出会って日が浅いから必ず二日酔いになっているとは言えない。ウイスキーやワイン等色んなお酒を嗜んでいるらしい。

「早く帰ってきてね」と先日行ってみたが、連絡が返ってきたのは日曜の昼過ぎだった。少しだけ寂しい、悲しい気持ちになった。

遠距離だから、一緒に飲むことはできない。普段、自宅ではお酒は飲まないため、一緒に飲みながら話すこともない。でも、話したいから早く帰ってきてと伝えても、私はお酒に負けたみたいだ。

それくらいにしか思われていないんだと思った。

やさぐれて、コンビニでお酒を買って、飲んでやろうかと思った。

でも、辞めた。

一人でお酒を飲むことは今までしたことがない。いつも誰かが近くにいた。飲み会だったり、宅のみだったり、経験はある。一人を実感すると何となく寂しい、虚しいと思ってしまうから。

お酒に吞まれてもいいことはきっとない。お酒とはうまく付き合いたい。お酒に頼るよりも、お酒を味方につけるくらいのかっこいい女性になりたい。


仕事にも負けた。確かに仕事は大切だと思う。ここ最近は忙しいと聞いている。突然打ち合わせが入ることもあるらしい。残業が増えていることも何となく感じていた。

少しでも、10分でもいいから話したかった。でも、きっとそれが負担だったのだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?