多田洋一(文芸創作誌「ウィッチンケア」発行人)

文芸創作誌「Witchenkare」(ウィッチンケア)発行人。東京都町田市在住。 フリ…

多田洋一(文芸創作誌「ウィッチンケア」発行人)

文芸創作誌「Witchenkare」(ウィッチンケア)発行人。東京都町田市在住。 フリーランスのライター/エディター。

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「ここにはたしか!」のまとめ

相模原町田経済新聞にて月一連載している町田コラム「ここにはたしか!」が30回を越え、♯031まできました。当初の打ち合わせで「あんまり調べたりしないで、個人的な〝脳内マチダ〟の記憶を残しておきたいんですが、それでもいいですか?」とお願いしたら、快くGOしてくださった編集長・宮本隆介さんに、あらためて感謝! そして、開始時からなぜか、話のマクラは〝脳内音楽昔話〟で、回を重ねるごとにその分量が増えていく、という自由さにも重ねて感謝します。もう覚えていることも少なくなり、加齢も順調

    • VOL.14寄稿者&作品紹介02 鶴見済さん

      今号が初寄稿となる鶴見済さん。私の本棚にはむかしから鶴見さんの御著書が何冊か並んでいて、なかでも「無気力製造工場」にはちょっとした思い出があるのです。新刊時に入手して、第1章に収められた《「なんだか不発な毎日」をワールドカップと自分に見た!》という一篇を読んで、そこで語られているストーンウォッシュのGジャンにまつわる逸話にいたく共感して(なんだか「この世の中で生きていくことの嫌さ」の本質を表現している、と感じた)、当時自分がフリーランスで関わっていた仕事で、鶴見さんに寄稿依頼

      • VOL.14寄稿者&作品紹介01 谷亜ヒロコさん

        谷亜ヒロコさんととある場所で知り合ったのは20世紀の終わりごろでして、その時点で谷亜さんはすでに作詞家さんだったのですが、いやぁ、今号への寄稿作を読んで、いろいろびっくりしましたですよ。なんと、すでに10代で作詞を生業としていたとは! でっ、本作ではかなり生々しくバブル当時のおカネの話が記されていまして、出てくる数字、世代によってどう読まれるのか興味津々なんですが、しかしただ傍観者面しているのも失礼なので、私も多少あのころのことを。1980年代後半、私は某出版社がつくってくれ

        • 正式発行から2週間ほど経ちまして(ウィッチンケア第14号)

          今号は例年より少し遅めの納品日にしたのに、のんびり桜のせいで、開花と出荷がほぼシンクロ状態。3月28日には都内の書店をクルマで廻ったのですが、咲いてないと、なんだかちょっと寂しかったですね。 この写真は昨年3月25日夕方の、神田川近辺↓。 いっぽう、今年は拙宅の部屋の窓から見える団地のやつが、そろそろ葉桜に↓。 さて、正式発行から2週間と少し、過ぎました。初っぱなにAmazonさまが少しトラブりましたが(お待たせしてしまった方々、申し訳ありません!)、回復後は毎日稼働し

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          ウィッチンケア第14号を手に取れる書店

          《「売れる本屋」のコツ教えます 経産省が専門チーム設置へ》…こんな見出しのネット記事が毎日新聞に掲載されて物議を醸したのは、ウィッチンケア第14号の編集作業が大詰めだった、2014年3月5日。たしかに、近年は都内の公共交通機関に乗っても、本や雑誌を読んでいる人をめったに見かけません(ましてや満員電車で新聞を上手に折り曲げて読んでいる人なんて…)。ったくスティーヴ・ジョブズはえらいもんを発明してくれちゃったものだ、と、iPhoneの恩恵を充分に受けつつも、ある種の苦い感慨を抱い

          ウィッチンケア第14号を手に取れる書店

          ウィッチンケア第14号、2024年4月1日正式発行!

          今年の桜は、なんとこれから。 ウィッチンケア第14号も足並みを揃えて、ぱっと咲きたいです。 本日(2024年4月1日)正式発行です! みなさまどうぞよろしくお願い致します。 ウィッチンケア第14号(Witchenkare VOL.14) 発行日:2024年4月1日 出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりー/発行人の屋号) A5 判:248ページ/定価(本体1,800円+税) ISBN::978-4-86538-161-0  C0095 ¥1800E

          ウィッチンケア第14号、2024年4月1日正式発行!

          ふてき(ノベライズ・ウィッチンケア第14号)

          ほら、今年もちゃんと「きちゃった」してますから。(9回連続) ……あのねぇ。キミがこうして来るようになって、そろそろ10年なんですけれど。 「それがなに? お待ちどおさま。今年もできたよ、ウィッチンケア第14号。持ってきたんだから、ちゃんと読んでね」  そう言って彼女は微笑み、真っ白なスニーカーが表紙の本を差し出す。 「いや、その、あの……そろそろ10年ってことは、当然キミもそれだけ歳をとったわけで」 「だから、それがなに? 言いたいことあるなら言ってみれば?」

          ふてき(ノベライズ・ウィッチンケア第14号)

          写真家・張 子璇さんについて

          今号の表紙を含むすべての写真は上海にお住まいの、Kosenさんこと張子璇(Zhang Zixuan/カタカナ表記だとツァン・ツシェン)さんの作品です。 小誌は第9号以降、寄稿作(テキスト)以外のほぼすべてが写真家の作品発表スペース(紙のギャラリー)となるようなレイアウトに変更しました。vol.9の菅野恒平さん、vol.10の長田果純さん、vol.11の岩田量自さん、VOL.12の白山静さん、VOL.13の千賀健史さん、そして今号では、海を渡ってみました。 張子璇さんは19

          ウィッチンケア第14号校了!

          暖冬気味なのかと思われた2024年初頭、しかしながら3月になってもけっこうしつこい寒さが続くなか...本日午前、ウィッチンケア第14号無事校了です。寄稿者、制作関係者のみなさま、ありがとうございました。そして、ここからは(ネットを含む)書店のみなさまのお世話になることに。みなさまあっての小誌、と今回もあらためて肝に銘じます! ひとりでも多くの読者に届くことを、切に願いつつ。 今号ではモノクロ面に使用する紙が変わりました。《オペラホワイトマックス》から《アズーリ AT》へと。

          次の「ウィッチンケア」、煮込み中。

          2024年4月1日の正式発行に向けて、鋭意編集作業中のウィッチンケア第14号。東京はまさに三寒四温な日々が続きますが...なんだか今年は桜の開花が早めとの情報も。明日から3月、ここからはドドドっと進めたく存じます。 現在、表紙まわりのレイアウトは概ね決定。アート・ディレクションは前号に引き続き太田明日香さんが担ってくださっています。写真家は、第13号の千賀健史さんから日本の美大に留学経験のある中国人の女性写真家・Kosenさんへとバトンタッチ。Kosenさんについては後日あ

          3篇が加わり、全30作品を無料公開中! note版〈ウィッチンケア文庫〉

          新たにはましゃかさん、長谷川裕さん、蜂本みささんの3篇が加わり、note版〈ウィッチンケア文庫〉では現在30作品を無料公開中。すべてを読むと紙の「ウィッチンケア」1冊のテキスト文量、8割程度の読み応え!? 総アクセス数は紙の創刊号〜最新第13号合算部数を越え、個別のアクセス数でも、作品掲載号を上回るものが多数あります。 2024年4月1日には第14号を発行予定で、ただいま鋭意編集作業中。寒い日が続きますが、桜の季節まで、ぜひ下記の作品をお楽しみください! どうぞよろしくお願

          3篇が加わり、全30作品を無料公開中! note版〈ウィッチンケア文庫〉

          ウィッチンケア第14号、2024年4月1日に発行します!

          2023年...令和五年。ふだんは元号なんて役所関連の書類とかくらいでしか意識しないタイプの人間ですが、今年は「ああ、今はもう(『昭和』は言うまでもなく)『平成』でもないんだな」みたいに感じるできごとが多かったような気がします。 とにかく、いろいろ揺れた1年だったな。ジャニーズ、中東、自民党、年末になって吉本興業も揺れて、でも、それらの背景で一番揺れていたのはメディアなのではないか、とも。...なんだか茫洋としたボヤキを書き連ねていますが、2023年に顕在化した事象の「答え

          ウィッチンケア第14号、2024年4月1日に発行します!

          ウィッチンケア第13号のまとめ

          【寄稿者/掲載作品】 ~「もくじ」より 006 荻原魚雷/社会恐怖症 010 中野 純/臥学と歩学で天の川流域に暮らす 016 野村佑香/おしごと 〜Love Myself〜 022 加藤一陽/リトルトリップ 028 蜂本みさ/せんべいを割る仕事 034 コメカ/さようなら、「2010年代」 040 木俣 冬/まぼろしの、 044 久禮亮太/フラヌール書店ができるまで 050 すずめ 園/惑星野屋敷 058 荒木優太/不届きものの後始末 062 美馬亜貴子/スウィート・ビ

          帯とか付けたほうがわかりやすいし売れるよ(第13号編集後記)

          5月最終日に《編集後記》を書くようになったのは、振り返ってみれば2016年発行の第7号からです。以来ずっと「ほんとうは《編集後記》、本体の最終ページにでも入れておいたほうがPR効果あるのに」と思ってはいるものの、しかし、今号でもまた5月最終日にネット上にて。 誌面のミニマル化も前々号以降極まりまして、もう誌上には必要最小限の情報以外、寄稿作品(写真含む)と唯一の自由解放区=《参加者のVOICE》のみしか掲載していない風体となりまして、それは望んでのことなのですが、しかし今回

          帯とか付けたほうがわかりやすいし売れるよ(第13号編集後記)

          『幻アルバム+α』(Witchenkare発行人の小説集)について

          文芸創作誌「ウィッチンケア」発行人・多田洋一の、これまで同誌に掲載された小説6篇、未発表のもの1篇、をまとめて『幻アルバム+α』という1冊の本にしました。WebサービスのBCCKS(ブックス)を利用して、5月23日に開催された〈文学フリマ東京36〉に間に合うように制作。まあ、世の中に「見知らぬ一般男性の自主制作小説集」を購入したいneedsがどれだけあるんだろうか? 無謀で孤独な挑戦...それでも「この人が買ってくれた!」という微かな手応えは数回あって、結局〈文フリ〉では一桁

          『幻アルバム+α』(Witchenkare発行人の小説集)について

          イベント報告と一人出版者(not 社)内在庫について

          ウィッチンケア第13号を正式発行して、そろそろ2か月。今年の桜は早足だった、なんて記憶も彼方となり、気がつけば2023年も半分近く過ぎ去りました。 今号では5月にふたつのブックイベント予定があり、恒例だと5月いっぱいかけて進めていた「寄稿者&寄稿作品紹介」も早めにスタートしました。第1回の荻原魚雷さんから第37回の我妻俊樹さんまで公式ブログ(とnote)にアップ済み。週明けにはもうひとつのお知らせと編集後記を、そして6月1日には「ウィッチンケア第13号のまとめ」をアップ予定

          イベント報告と一人出版者(not 社)内在庫について