村田陽一

トロンボーン奏者、作編曲家、プロデューサー

村田陽一

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  • 『Crawling Forward』2021年インタビュー

    音楽ライター・内田正樹さんによる村田陽一へのインタビューを前後編によりお届けします。最新アルバムである《村田陽一ビッグバンド『Crawling Forward』》の制作エピソードや楽曲解説をお楽しみください。

  • 「Janeiro」2019リイシュー盤・情報

    「Janeiro」2019リイシュー盤に関する情報を掲載していきます。

  • 村田陽一 2019年オフィシャルインタビュー

    このテキストは、2019年『Janeiro』リイシュー盤リリースの際に行った、村田陽一のキャリアを紐解く10,000字オフィシャルインタビューである。(interviewer: 内田正樹)

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    村田陽一「HOOK UP」CD

    1999年「Funk」というキーワードのもとに「ニューヨーク」「アトランタ」「ロサンゼルス」3ヶ所でセッションしたアルバム村田陽一(tb,arr,comp)■NYセッション■Anthony Jackson(b) Hirum Bullock(g) Ricky Peterson(key) Don Alias(per) Pogie Bell(drs)David Sanborn(as)Bob Mintzer(ts) ■アトランタセッション■Fred Wesley(tb) Clyde Stubblefield(drs) Jabo Starks(drs)Bruno Speight(g) Jason Bryant(B-3)Will Lee(b) ■LAセッション■David Garibadi(drs) Francis Rocco Prestia(b) Donna Taylor(vo) Chuck Findley(tp) Greg Adams(tp) Bruce Conte(g) Chester Thompson(B-3)1999年録音
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    村田陽一BigBand 「Crawling Foward」CD

    収録曲(全曲オリジナル曲)1 .Bad Attitude(2001年「タイトネス」村田陽一ソリッドブラス)(2008年「トリビュート・トゥ・ブレッカー・ブラザーズ」村田陽一ソリッド・ブラス & ビッグバンド・フィーチャリング・ランディ・ブレッカー )2. Everybody(Knows It’s All Right)(1999年「Hook Up」 村田陽一)3.N.Y.U(2001年「NYPB」PONTA BOX) 4 .Closer(2010年「ジャネイロ」村田陽一withイヴァンリンス) 5.Bossa for Tom(1995年「ゴールデン•リップス」五十嵐一生)6. Double Clutch(2009年「コンポジション」村田陽一オーケストラ)7. Crawling Forward・初録音8 .JANEIRO(2010年「ジャネイロ」村田陽一withイヴァンリンス)9. Vast Continent(2009年「コンポジション」村田陽一オーケストラ)10. VITORIA・初録音()は既出アルバム参加メンバー作編曲&Trombone 村田陽一Trumpet       西村浩二  奥村晶  菅坡雅彦  松島啓之Saxophone   本田雅人(alto sax,soprano sax,flute)   真野崚磨 (alto sax ,flute)                    小池修(tenor sax,clarinet)   竹野昌邦(tenor sax,clarinet)  山本拓夫(baritone sax,bass clarinet)Trombone    半田信英  奥村晃  山口隼士Piano,Keyboard,Organ  松本圭司    Guitar  養父貴Bass   納浩一      Drums  渡嘉敷祐一      Percussion  岡部洋一2020年7月13日 東京目黒 ブルースアレイジャパンにて収録                  
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    1999年「Funk」というキーワードのもとに「ニューヨーク」「アトランタ」「ロサンゼルス」3ヶ所でセッションしたアルバム村田陽一(tb,arr,comp)■NYセッション■Anthony Jackson(b) Hirum Bullock(g) Ricky Peterson(key) Don Alias(per) Pogie Bell(drs)David Sanborn(as)Bob Mintzer(ts) ■アトランタセッション■Fred Wesley(tb) Clyde Stubblefield(drs) Jabo Starks(drs)Bruno Speight(g) Jason Bryant(B-3)Will Lee(b) ■LAセッション■David Garibadi(drs) Francis Rocco Prestia(b) Donna Taylor(vo) Chuck Findley(tp) Greg Adams(tp) Bruce Conte(g) Chester Thompson(B-3)1999年録音
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    村田陽一BigBand 「Crawling Foward」CD

    収録曲(全曲オリジナル曲)1 .Bad Attitude(2001年「タイトネス」村田陽一ソリッドブラス)(2008年「トリビュート・トゥ・ブレッカー・ブラザーズ」村田陽一ソリッド・ブラス & ビッグバンド・フィーチャリング・ランディ・ブレッカー )2. Everybody(Knows It’s All Right)(1999年「Hook Up」 村田陽一)3.N.Y.U(2001年「NYPB」PONTA BOX) 4 .Closer(2010年「ジャネイロ」村田陽一withイヴァンリンス) 5.Bossa for Tom(1995年「ゴールデン•リップス」五十嵐一生)6. Double Clutch(2009年「コンポジション」村田陽一オーケストラ)7. Crawling Forward・初録音8 .JANEIRO(2010年「ジャネイロ」村田陽一withイヴァンリンス)9. Vast Continent(2009年「コンポジション」村田陽一オーケストラ)10. VITORIA・初録音()は既出アルバム参加メンバー作編曲&Trombone 村田陽一Trumpet       西村浩二  奥村晶  菅坡雅彦  松島啓之Saxophone   本田雅人(alto sax,soprano sax,flute)   真野崚磨 (alto sax ,flute)                    小池修(tenor sax,clarinet)   竹野昌邦(tenor sax,clarinet)  山本拓夫(baritone sax,bass clarinet)Trombone    半田信英  奥村晃  山口隼士Piano,Keyboard,Organ  松本圭司    Guitar  養父貴Bass   納浩一      Drums  渡嘉敷祐一      Percussion  岡部洋一2020年7月13日 東京目黒 ブルースアレイジャパンにて収録                  
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    janeiro(2019年リイシュー版)/村田陽一with イヴァンリンス CD

    2010年、単身ブラジルに渡りイヴァンリンスとコラボレーションして作ったアルバムに2019年に新たに新録を2曲加えてリマスタリングしたCDです。※完全プライベイトレーベルなので一般のネットショップや店舗では入手出来ません。新録にはNYからウィルリー(Bs)、日本からは山木秀夫(Dr),椎名林檎(Vox),金原千恵子ストリングスが参加(敬称略)詳細はこちらhttps://note.com/yoichi_murata/m/m342ac48e762b1. SETEMBRO (Ivan Lins & Gilson Peranzzetta)2. CLOSER (Yoichi Murata)3. DESESPERAR JAMAIS (Ivan Lins & Vitor Martins)4. CROSS THE RUBICON (Yoichi Murata)5. REI DO CARNAVAL (Ivan Lins & Paulo Ce_sar Pinheiro)6. RIO DE MAIO (Ivan Lins & Celso Via_fora)7. JANEIRO (Yoichi Murata)8. SENTIMENTAL FRIENDS (Yoichi Murata & Ivan Lins)9. DECISÃO SERENA (Yoichi Murata)10. PONTOS CARDEAIS (Ivan Lins & Vitor Martins)11. CADEIRA NO PARQUE (Yoichi Murata)12. DINORAH DINORAH (Ivan Lins & Vitor Martins) New Recording13. DEPOIS DOS TEMPORAIS (Ivan Lins & Vitor Martins) New RecordingMusicians:Yoichi Murata Trombones, ProgramIvan Lins Vocal, KeyboardsM1~M11 Recorded and Mixed at Rio de janeiro on 2010Dimerval Philip (Bororó) BassMarcelo Martins Tenor Sax and Soprano SaxMarco Brito Acoustic Piano and KeyboardsLeo Amuedo Acoustic and Electric GuitarTeo Lima Drums and PercussionDaniel Albuquerque, Bernard Fantini, Rudá Alves, Marcio Malard Strings QuartetM12~M13 Recorded and Mixed at Rio de janeiro and Japan and New York on 2019Will Lee BassHideo Yamaki DrumsSheena Ringo Harmony and Scat (M13) by the courtesy of EMI Records, A UNIVERSAL MUSIC COMPANYChieko Kinbara, Haruko Yano, Sachie Onuma, Masami Horisawa Strings Quartet (M13)Produce & All Arangement Yoichi Murata
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最近の記事

Ordinary Delight

彼女と知り合ったのはおそらく2014年ごろだったと思う。 2012年に札幌でセッションをしたいと考えて、札幌在住のミュージシャンの知り合いに声をかけて、不定期に「札幌 くう COO」でおこなっていた。 数回目のセッションで彼女が参加してからはずっと彼女に参加してもらった。出会い頭でのセッションでは、あまりこういったセッションに慣れていないという印象だったけれども、その時から「音楽」に対する探究心には目を見張るものがあった。セッションを重ねることで、その進化に驚かせられた。

    • 豊かであること 便利であること

      どんな作業でも モノ(ツール)が豊富になり過ぎると、自分のアタマで考えて工夫することをしなくなりがち 不便さこそが自分の能力を高める絶好のチャンス また日頃から我々が豊かであること、便利であることを常に意識的に感じていないとヤバイ 当たり前のことが当たり前でないということを肝に銘じるべし

      • ウィスキーがお好きでしょ

        NHK総合テレビ「うたコン」にて石川さゆりさんのサポートをしました。 歌唱曲は「ウィスキーがお好きでしょ」 今回は普段立ち入ることのできないサントリー山崎蒸溜所での収録でした。 ご本人からこの収録はトロンボーンの甘い音が欲しいとのことでお誘いしただきました。さゆりさんの「声」と私の「音」の質感が際立つために、編成もウッドベース( 井上陽介)、ピアノ(高本りな)という編成にしてアレンジさせていただきました。 この曲を歴史のある蒸留所で演奏出来たなんて何て幸せなのでしょう。

        • びっくり!!!!!!!

          5日前に急遽決まった「村田陽一ビッグバンド」ブルーノート東京公演でしたが、3日前の告知にも関わらず多くのお客さんに来ていただきました。「渡辺貞夫オーケストラ」公演が中止になったのにも関わらず明らかに貞夫さんのファンの方々も多数いらしてくださっているのがステージから分りました。何というホスピタリティの高さよ。 演奏もバンドメンバーの演奏に対する理解力の高さ、演奏能力の高さ、そしてホスピタリティの高さのおかげで素晴らしいショーになったと思います。 本番を終え、楽屋でその充実感を

        Ordinary Delight

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        記事

          substitute

          もう1ヶ月ほど前になりますが、渡辺貞夫オーケストラのリハーサルをやっていました。リーダーの貞夫さんがその時に体調不良になり、ドクターの判断で貞夫さんの演奏活動を一時的にストップということになりました。結果的にその数日後からはじまる本番5本の本番をキャンセルせざるを得ない事態に。 とはいえ、その中で単独公演ではなくフェスも含まれていて、大トリのオーケストラに穴を開けるわけにいかないということになり主催者さん、貞夫さんの事務所の方との協議により、「渡辺貞夫オーケストラ」のメンバー

          変わらないということ

          老舗の飲食店など「創業100年、変わらぬ味」というような表現を聞きますが、例えばその100年間で食材も調理器具も変わっていく中で同じ味を保つということは、それを保つために作る術を変えることなのかも知れませんね。                             もしかして管楽器の演奏もそうなのかもなぁと。 20代の頃から持ち続けている「理想の音」に近づく為に 加齢によって衰える部分を別に何かで補うこととか。    つまりその時々のシチュエーションに対応するための「変

          変わらないということ

          おつかれさまでした

          今日は弟の四十九日法要でした。 弟は私よりも7歳年下なので52歳という早すぎる生涯を終えました。 私が18歳の時に自分の夢を叶える為に静岡の実家を離れたので、最も多感だった中高生の弟(その時、弟はまだ小学生5年生)と一緒に暮らしていなかったり、話もしなかったので兄弟とはいえあまり密に接していなかったと思います。もちろん実家に帰った時はお互い近況報告はありましたが、わざわざ電話やメールで連絡を日常的にすることもありませんでした。 私は彼をどのくらい知っていて、理解していたのだ

          おつかれさまでした

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          今まで色んなアーティストの方のサポートをしてきていますが その中で結果的に見事な「スゴい伏線回収」的なことを成す方がいます。 それぞれの活動そのものが全く違うジャンル、タイプのものであって関連性のないもののように見えるものでも 最終的にそれらが最初から紐付けされていたかのように、それぞれに 必然的な意味合いが出てきます。 Linkしていくわけです。 ご本人によると、それは全て自分が考えてやりたいことを自分で発信したのだから当然かも知れないと仰ってました。

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          AI

          AI(Artificial Intelligence: 人工知能)がかなり身近になってきました。 我々人類にとって、とても有益なものということでかなり日常生活の利便性に関しても、その恩恵に与っています。 しかしその存在が全て良い方向へ導いてくれるとも限らないとも感じています。 オンライン上でSNSやニュースを閲覧していると、自分が閲覧したものに関係した記事、情報が沢山自分のページに現れてきます。それはアルゴニズムの成せる技みたいです。 通販、音楽系サブスクリプションなどは

          東京SNG

          香取慎吾さんの2枚目のソロアルバムとなる「東京SNG」の編曲依頼が1月にあり、その後レコーディング、公演に向けてのバンマス、ステージ用の編曲、バンドメンバーの人選を託されました。 明治座のリハーサルを経て 4/16~5/6 明治座(全22公演) 6/24~6/10 京都劇場(全19公演) 全41本の公演がありました。 (その他にも6/7 ブルーノート東京5/10NHKうたコン出演) smap時代には「FLY」「華麗なる逆襲」などの数多くの作品の編曲や演奏で制作のお手伝いをさ

          「奇跡」の連続

          失って初めて分かる「日常に在るもの」の大切さ  後悔先に立たずとは言い得て妙 当たり前だと思っていることは全然当たり前のことではなく 日々、自分の存在も含めてその瞬間瞬間の「奇跡」の連続だと 何事にも感謝 そしてそれをちゃんと「言葉」で伝えることはとても大事 本当にありがとうございました 繋げていきます

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          過日、匠の技を直近で拝見してきました。 無駄のない段取り、部位ごとの的確な焼き捌き、お客様への気配り、周囲に悟られないようにする弟子たちへのアドバイス。 全てが勉強になりました。 どんなジャンルに於いても匠は共通するものが多いです。 本当にカッコいいですね。

          村田陽一プロフィール

          村田陽一プロフィール トロンボーン奏者、作編曲家、プロデューサー 洗足学園音楽大学非常勤講師 1963年7月25日静岡県静岡市生まれ. 91年ファーストソロアルバムをリリース。その後のソロアルバムではデヴィッド・サンボーン、マイケル・ブレッカー、ランディブレッカー、ボブミンツァー、フレッドウェズリー、タワーオブパワー、マーカスミラーら国際的なミュージシャンがゲストとして参加。'10年にはイヴァンリンスとのコラボレーションアルバムをリリース。海外遠征もモントルージャズフェス

          村田陽一プロフィール

          「遺す」という行為

          生命のあるものは必ず、物質的なものはなくなり、最終的に土に還る。 これは誰も避けることのない事実。 僕は20代の頃、同年代の仲間たちの「死」を見届けて来た。 そこで思った事。 その「物体」自体は無くなっても、その「物体」が作ったもの、考えていた事というのは、伝承する人がいれば、「遺る」のだという事。 僕が失った友はミュージシャンだった。 彼らが遺していった「作品」はある意味「永遠」だ。 「音楽」を創る喜びを知り、それを日常的に行っている自分は非常に恵まれていると

          「遺す」という行為

          フィルター

          僕ら音楽を発信するものにとって、それがいい形でリスナー(受信者)に届くことを祈っている。 商業ベースになると、僕ら発信者と受信者の間にいろんなものが介在してくる。 それはレコード会社だったりプロダクションだったりメディア(雑誌、TV)だったり。 それが一つのフィルターになるわけだ。 フィルターがかかるということは、つまりそこで「色づけ」されるということ。 この「本来」のものをより良く見せるためだったりすることがほとんどだが、 場合によっては発信者の意図していることと

          フィルター

          対象となるもの

          楽器を演奏するときに、僕は楽器そのものの「マテリアル」としてよりは この楽器と、どうつきあっていくかという方に興味が湧く。 それはどんなことでも共通している。 自分一人で完結することなど、この世の中ではあり得ないことで、常に何らかの形で対象物が存在する。 この対象物は「人」であったり「もの」であったりさまざまだ。 うまくつきあうべきだ。  

          対象となるもの