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ユーミンのMCにしびれる、あこがれる

というツイートがTwitterで拡散していて、ユーミンだから言えることだよなあと。ロッカー、メタラーとして知られている私だけど、実はユーミンの公式に発売されている音源はすべて聴いている人材なのだ。人生で力を入れたことはユーミンなのだ。

ふと、春のユーミン展で爆買いしたアルバムサイズポストカードを数枚、出してみる。そう、絶大なる経済力で全部買ってやろうかと思ったが、結局、思い入れのあるものを、それぞれ結構な枚数、買うという。

たくさんあるけれど、とりあえず、この4枚を。『ミスリム』は人生でもっとも聴いたアルバムではないだろうか?高校の通学中は、行きは『ミスリム』、帰りは山下達郎の『For You』だった。全然、メタルじゃないというツッコミもあることだろう。いや、メタルも聴いていたのだが。メタルで暴れるために、通学中はポップスが必要だと思ったのだ。メロディアスであるためにはポップスを聴かなくてはなのだ。

『時のないホテル』『流線型80’s』は同級生で一緒にクラス会議長をしていた、清水幹子さんという同級生女性に中2のときに借りて。なんて大人の音なんだろうと、何度も聴いた。

発売時にリアルタイムでアルバムでちゃんと聴くようになったのは(それまでは過去のアルバムを聴いたり、ラジオでかかる曲をなんとなく)、『Delight Slight Light KISS』だった。なんせ「リフレインが叫んでる」のである。あとで、酒井順子さんのユーミン本で、「恋はNo-return」はカーセックスの曲だと知り。同行為の聖地と言われた十五島公園がある藤野に住んでいたのに。シートを起こすってそういう意味だったのね。そんなことをさり気なくぶちこんでくるのがユーミン。ベッドに真珠をおいたりね。

ユーミンは昔のも今のもナイスで。今年の春には実に久々に生ユーミンを、ご招待頂いたムッシュかまやつ追悼イベントで観て。秋に横アリでユーミンを観る予定。楽しみ。

まあ、一方で、恋愛教を信仰しなくても生きられる世の中になって。それはそれでよかったなぁ。






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