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自分の幸せとは。仕事への迷いを暴く、3つの判断基準

 今取り組んでいる仕事が本当に幸福なのか? 手っ取り早く確認するユニークな方法を見つけたのでシェアします。

 これはマコなり社長の動画で紹介されていた、自分は何を求めて今の仕事をしているか? 自分の幸せとは。仕事への迷いを暴く、3つの判断基準として、イエール大学の研究が以下を提起している。

1.ジョブ
2.キャリア
3.コーリング

 1のジョブ、これは仕事=報酬源と捉えること。例えば給与UPを求めて転職したい人はこれに該当する。かくいう僕もライティングよりも稼ぎのいい仕事に目移りした経験はたくさんあり、その心理はジョブだった。

 2のキャリア。これは自分のスキルアップだったり経歴を意識すること。もっとこんな仕事をしたいとか、高給を取るべくスキルを身に付けたい。自分の市場価値を高めたいという心理状態を指す。

 webライティングだけでなく、書籍も書きたいとか、取材をもっとできるようになりたいとか、こういう心境はキャリアだったように思う。

 そして3のコーリング。目の前の仕事が他人に貢献していることを認識できている状態だ。

 農業に例えれば、土を耕し、種を撒き、水をやるなど、泥臭い作業も全て、食卓に「美味しい!」を提供するためには必要な行程だ。これを認識して仕事ができているかどうか。

 察しの通りもっとも幸福度の高い心理状態は3のコーリングだ。

 理想を言えば、自分の好きor苦でない作業を通じて他者貢献できる仕事であればベスト、ということになる。

 正直、農業はほとんどめんどくさい作業だ。早起きしないといけないし、冬場は仕事がない。腰をかがめるから身体中が痛くなるし。

 これらが苦にならず、食卓を支えたいという価値観があるならば、農業はあなたにとって最高の仕事、ということになる。

 一方で、ネガティブを乗り越えるor受け入れる手段を考えるのも大切だ。世の中、自分の思惑に合致したものなんて極わずか。理想を追求したければ自分の頭を捻るのは当然のこと。

 僕だったら、腰が痛くなくて休みが取れて通年で収穫ができれば農業だって嫌いではなくなる。

 これを現実的な解に落としむと、スマート農業や工場農業だ。

 垂直栽培なら腰を屈めずに済む。建物の中で栽培すれば、人間が生育環境をコントロールできるので通年栽培が可能だ。また機械・ロボットの自動運転を使って面倒な作業を代行してもらう。

 幸いこのスタイルの農業は最近増え始めているので、理想の就労環境は多少なりとも見つかりやすいと思っている。

 そしてコーリングを求める副産物として、給与や成長がついてくるのではないか。

 他者貢献する上で必要な、新たな技術を身につけるには時間と労力が必要だが、身についた時に成長を実感した経験は多いのではないか? スキルを持てば高度な仕事が可能になって報酬もUPするのではないか?(就労環境は大事です)

 これらは全て、コーリングを追い求めた結果、くっついてきたもの。ジョブもキャリアもおまけくらいの感覚でいると、幸せ度がグッと高まるんじゃないかな。

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