よーひ

宮城のど田舎から東大に入って、なぜか神戸で院生してました。 現在司法試験受験生です。

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宮城のど田舎から東大に入って、なぜか神戸で院生してました。 現在司法試験受験生です。

最近の記事

天皇陵探索記

初めに上皇陛下が卒寿をお迎えになられました。大変めでたいですね。記録に残る天皇の中で最高齢とのことです。秋篠宮殿下に命の大切さを身をもって教えるため冬の池に落としたり、新種のハゼを発見する研究者であったり、くまモンの中の人は一人なのか、となかなか踏み込んだ質問をくまモンにかましたり、日本の象徴にふさわしいキャラが立ってる素晴らしいお方だと思います。 ところで、私の趣味は歴史上の偉人の墓参りです。教科書に名前が残る人が眠る場所に一般人でも足を踏み入れ、対面できるところにロマン

    • 歴史に興味を持つきっかけに

      初めに皆さん歴史はお好きですか? だいたいの人は「暗記ばかりでつまらないし苦手だ」と言うと思います。確かに学校で配布される歴史や古典の教科書を読んで歴史を好きになれ!と言う方が無理な話です。 これまで私は地歴科目の勉強法を書いてきましたが、今回は、歴史を嫌いでなくなる、興味を持っていただくためのきっかけとなるようなものになっていれば幸いです。 歴史に興味を持つための素養まず前提として、他人であったり、フィクションのキャラクターに対して興味を持てる方であれば歴史を好きになる

      • 一人旅のすすめ

        師走になりました。 関西にいられるのもあと2ヶ月で、その後は地元である宮城県に戻る予定です。地元以外で暮らす経験はこれが最後になるでしょう。 私は現在縁あって神戸に住んでいますが、大学4年生の時に有していた選択肢としては、地元で公務員、東北大学大学院、大阪大学大学院、神戸大学大学院の4つがありました。 そして、そんな私が関西を選んだ理由は関西を巡ることにありました。 関西は1868年に明治天皇が江戸に移るまで日本の中心だった場所です。東北地方という歴史的には後進地域の出身で

        • 受験地理の攻略術

          初めに今年はとんでもない暑さでしたね。私事ですが法科大学院卒業が見えてきました。けれど大学受験時のようにはいかないなと感じている今日この頃です。 受験地理の思い出これまで私は日本史に関する記事を書いてきましたが、模試の成績は地理の方が安定して良かったです。 例えば上の写真は駿台に在籍する学生が中心に受ける全国判定模試ですが、1位を取ったことがあるのは地理ですし、 いつもお馴染み東大実戦でも日本史よりも地理の方ができてたりします。しかし、入試本番では2年連続で日本史の方が

        天皇陵探索記

          友人と疎遠になっていくということ

          お久しぶりです。つい先日弁護士事務所のインターンで広島へ行きました。貴重な体験をでき、一期一会の出会いもあって一生忘れられない思い出になったと感じています。上の写真は夜の厳島神社です。昼間の喧騒とは打って変わって夕闇にライトアップされた鳥居はただただ綺麗でした。 そのインターンの後、所用で東京へ行き、大学時代の友人たちとの再会を楽しんだのですがその際に感じたことがありました。 大学を卒業して2年以上が経つと周囲の友人は全て社会人になります。そうすると食事をしながらの会話の中

          友人と疎遠になっていくということ

          東大日本史の攻略術

          初めに前回の記事では多くのスキをいただきありがとうございました。拙作ではありますが、多くの方に読んでいただけてありがたい限りで励みになります。 東大日本史の概要様々に記事になっているので簡単に触れますが、東大日本史は例年大問4問構成で、それぞれの大問はA,B,Cという小問群によって構成されています。また、それぞれの小問は2〜3行以内であることが一般的です。 そして何よりも問題文が特徴的です。歴史的な資料や、時系列順の史実が(1)〜(5)まで羅列され、これらの問題文の情報をい

          東大日本史の攻略術

          受験日本史の攻略術

          初めに高校教員をしている高校時代の友人に歴史科目が歴史総合に変わったという話をされました。果たして日本史に特化したこの内容がどこまで届くのか定かではありませんが、もしも需要があれば地理など他科目も書きます。上の写真は私のお供だった教科書です。 私の日本史経歴さて、私は地歴が一番の得意科目でして、本番は地歴でやらかした大問があったものの結果的には地歴のおかげで合格しました。あと数学。また、大学入学後も採点バイトであらゆる大学の日本史には触れており、採用試験の点数が良かったため

          受験日本史の攻略術

          受験における才能や環境の重要性

          初めに久しぶりの投稿です。法科大学院3年次に進級しました。一昨年は人生に迷い授業もサボってすぐに旅に出ており留年したため、昨年は勉強しても留年したらどうしようと悩んでいましたが、結果を見れば人並みとはいかずともちょこちょこと勉強すれば進級はできるようです。教授の方々ありがとう。 来年司法試験を受けます。だけど法学がめちゃくちゃ大嫌いなので、その先どの道を行こうか検討中です。 才能や環境の重要性序論 さて、最近親ガチャという言葉が流行っているように思います。自分の身体能力

          受験における才能や環境の重要性

          田舎の凡人が東大に受かるまで(後半)

          高校編 仙台第二高校に運よく(合格者最低点付近だったと思われる)合格したものの自分の入学後の成績はやはりなんとも言えないものでした。高校の先生に昔送っていただいた進研模試のデータを見てみると 高校の進研模試の平均偏差値が70ほどであり、自分はいつも67程度。東北大も危うい成績です。これだとMARCHすらB判定に乗りません。週6で部活をしていましたが、この頃は部活が楽しく正直勉強なんてどうでも良いと感じていました。 しかしそんな生活も上手くいかないもので高校2年の冬、彼女

          田舎の凡人が東大に受かるまで(後半)

          田舎の凡人が東大に受かるまで(前半)

          概要 これは、地方出身でかつ一般的な東大生ほど優秀ではない凡才が東大に受かるまでの道程を記すものです。この優秀ではないというのは所属する大学院で、東大出身の教授に「普通の東大生に比べて論理的思考力が著しく足りない」と言われたことちなみます。 結論から言えば自分は1浪して東大文一に合格し、東大法学部を卒業しました。 出身 自分は1990年代後半に宮城県の大崎市の中でも5000人しか住んでいない一番小さな地区で生まれ育ちました。 日本の平均人口密度が337人/㎢であるこ

          田舎の凡人が東大に受かるまで(前半)

          自己紹介

          よーひと言います。宮城県大崎市という田舎から東大に進学して、もれなく落ちこぼれてしまい、現在は院生を神戸でやっています。 自身の経験やこれまでの人生で感じたことを何らかの形で還元できないかと考えたので、この場を借りて色々書いていきたいと思います。

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