すみっここそ、きれいにしたい。
我が家は、2011年にハウスメーカーで家を建てた。アフターサービスの一環で、ハウスメーカーの定期点検を受けている。
1年半点検のとき、お掃除のプロの方にも来ていただき、さまざまなアドバイスを受けた。
その方は、わたしの母親ぐらいの年齢で、当時2才だった長女と同じぐらいの孫がいると微笑んでいたのが印象的だった。
お風呂場やキッチン周りのお掃除方法のレクチャーのほか、業務用の洗剤をご紹介いただいたうえに、洗剤のおすそ分けまで。
主婦歴も浅かったわたしにとっては、知らないことばかりで、とてもありがたい時間だった。
忘れられない言葉
お掃除のプロの方からのお話しの中で、いまだに忘れられない、心に残る言葉があった。
『おそうじはね、とにかくすみっこ、すみっこが大切なのよ。』
『すみっこがキレイだと、全体がキレイにみえるの。』
わたしは、この言葉にドキッとした。
お掃除のプロは、すみっこをみている。すみっこの汚れも、いやすみっこの汚れこそ、徹底して落としているのだ。
すみっこをみる
わたしは、家中の「すみっこ」をみた。
部屋のすみっこ。
洗面所のすみっこ。
窓のすみっこ。
お風呂場のすみっこ。
キッチンのすみっこ。
お掃除したといってもすみっこが汚れていると、まったくキレイにみえない。
お掃除したのに、なんだかすっきり感がない場合は、「すみっこ」が問題だと気づいたのだった。
すみっこを見て見ぬふりをしてはならない。
◾すみっこは汚れがたまりやすい
お掃除をするとき、目につきやすい場所に重点を置きがち。しかし、実際には部屋のすみっここそ、キレイに保つべき重要なエリアなのだ。
すみっこは、ホコリやゴミがたまりやすい場所である。家具の裏や部屋の隅など、見落とされがちな場所には、知らぬ間にホコリがつもり、アレルギーの原因にもなる。
◾すみっこ掃除で全体がきれいに
すみっこが清潔で整っていることで、部屋全体のキレイが引き立つ。どんなに家具やインテリアがすばらしくても、隅や端が汚れていると、全体の印象が悪くなってしまう。
それは、家の中だけではなく、お店や宿泊先のホテルでも同様だ。
素敵なお店やホテルでも、すみっこが汚れていると、清潔感が感じられなくて少しがっかりしてしまう。
くちうるさい姑のような発言で、とってもイヤになるが、実際そうなのである。
◾四隅にたまるゴミは邪気の発生源
2024年は、「パワーハウス=運を育ててくれる住まい」を目指して、日々月の動きに合わせて住まいを浄化するというお掃除法を実践している。
これは、小川奈緒さんのVoicyから教わったお掃除方法だ。このお掃除方法を解説している「月星座パワーハウスメソッド」には、四隅について次のようにかかれている。
すみっこ掃除に便利なアイテム
◾ミニ箒
わたしが愛用している箒たちのなかでも、部屋のすみっこ掃除に便利なのが、ミニ箒だ。
小ぶりな箒の穂がちょうど床のすみっこの汚れや、巾木|《はばき》(壁と床の境目に取り付ける部材)の上、巾木のナゾの溝(このデザインは……?)などのホコリをかき出してくれる。
◾J型ブラシ
こちらは、今年購入したすき間掃除専用ブラシだ。洗面所のすみっこや、窓サッシの汚れを掻き出すのに重宝している。
これまでは同じ用途で、100均や無印良品の商品を使ってきたが、ブラシの先がすぐに広がってしまうことが多く(使い方が悪いのかもしれない)、もっといいものはないかと探して見つけた商品。
蛇口やツマミの細かい部分のお掃除もバッチリ。ブラシの耐久性もすばらしい。スリムだから狭い部分にもスルスルと入る。
すみっここそ、きれいにしたい
すみっこまでお掃除するのが良いと頭ではわかっていても、すみずみまで全部キレイな状態をキープすることは、わたしはできていない。
よく使う場所、よく通る場所は気にかけてお掃除できても、そうではない場所は、ある日ふと気づいて「ギャー」となることもしばしばだ。
いち凡人主婦ができることとしては、12年前にもらった言葉をときどき思い出しながら、「すみっこ、すみっこ」と呪文をとなえるように毎朝お掃除することだと思っている。
すみっこをきれいにすると、運気も上がるということを今年知ったので、いいことづくめだとあらためて実感している。
すみっここそ、きれいにしたい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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