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食糧危機を超える(2) 室内農業のとてつもない可能性

朝日の記者で農業されている方が、「侍ジャパンじゃなくて百姓ジャパンでしょ」と書いていたが、同感。そっちが大切だ。

異常気象が多い時代に、日本の田舎長野で、室内農業の研究をし賞を取ったアメリカ人がいるし、全米でも多いそうだ。

シンガポールでは、魚の養殖と室内農業を組み合わせたアクアポニックスなど、この手の取り組みが盛ん。土地が狭いので、植物の段を上下に循環させ、次々日に当てるような不思議なことまでやっている。

コメは室内でできないかというと、そんなはずがない。光と水、養分でできる。栄養液水耕なら二毛作も、三毛作も、冬の栽培も?!生育も、早いはずだ。

検索すると一つの会社が始めていた。コメのコンテナ栽培。

コストは高いが、自動化ができる。人件費がいらず、農業人材不足時代に、最終コストでは安いかもしれない。一つの可能性だ。完全自動化も夢じゃない。(注釈:私は酪農における、狭い空間での動物の飼育には反対です。EU同様に、禁止を望んでいます。あの風景と、コメの室内栽培は似ているかもしれない。しかし、室内での、生物に配慮した豊かな環境というものは、あり得ると思っています。)

2   まあ農業は、日本も春と夏が早く来るようになって、植え付け収穫の時期を前にずらせば、なんとかなるかもとも思うが、温暖化への予測とその対応は、もう考えはじめないといけない。大型台風が二回、三回とくれば、稲が丈夫でも、被害は出る。

今年梅雨が早くなったが、これは今後毎年こうなるのではという不安も・・・?

7月には雨が上がり、運が悪いとしばらく水が絶えるので、ため池づくりは必要かもしれない。香川県はため池が多いが、あれは天と地の水の循環をつくり、大雨の際は緩衝材になるので、いいものだ。

とにかく国ももう少し補助金を出すか何かで、休耕地の耕作を促し、いろいろ備えたほうがいいのでは?コメだけは、自給120%をずっと続けたい。
コメと大豆がしっかりあれば、飢えることはない。上で書いた室内栽培も含め、あらゆることを準備し始めないといけない。インドが世界情勢で小麦輸出を止めたりして、わが国民もなんとなく、危険を肌で感じ始めていると思う。


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