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フィンランド留学 ポーランドでたった二日の避難民ボランティア

moi こんにちは〜!你好!

留学中の報告書を若干編集して、公開し始めました!

2022年の年末私はポーランドの友達とクリスマスを過ごした後にポーランドの南の方にあるクラクフに向かった。

留学中にウクライナの友達に出会ってから、戦争が身近に感じてた。

毎朝すごく友達の家族を心配したりして起きたり、夜そんなことを考えてから寝るのが段々普通になってた。そして、今まで日本にいた頃の自分が戦争、情勢やいろんなことを知らなくて、嫌でもあった。

秋頃、福岡の友達がポーランドでウクライナの子供のday careに立ち寄ってた。それに自分もインスパイアされて今度ポーランド行ったら何かしたい!って思った。

後から思うけど、実際フィンランドのロヴァニエミでさえ実際、避難民は多くいた。多分、自分は国境に近い状況についても知りたかったのかな。

あと以前に日本財団がポーランドでウクライナのボランティアの募集をしてた。それに申し込んだけど、落ちた。

まさかの、2学期目ラップランド大学にきた友達は派遣されてたみたい!

初めは政府のボランティア紹介のページを見ていたが、あまりにも専門的すぎてfacebookで探し始めた。いけそうなところをほぼコピペでメッセージを送り、ポーランドコミュニティのFBグループにも参加した。

運が良く、クリスマスが終わってからクラクフの有名な旧市街で活動する「Zupa dla Ukrainy Kraków」(ウクライナのためのスープ、クラクフ)という団体を見つけた。この団体はウクライナ式ボルシチ(ポーランドのものよりも具材が多いスープ)を調理し、ジャーに詰めてウクライナの方々に提供していた。ボルシチ以外にも、多種多様な食品を配布しており、油、砂糖、野菜、ペット用の餌、パン、シリアル、蕎麦の実などを小分けにした袋を作ってた。

Zupa dla Ukrainy Kraków FBグループを見るとまだまだ活動しているそうだ。興味ある人は調べてみてください、公開グループです。

ポーランドでは、当時ウクライナからの避難民が約100万人ほど増加していて、ウクライナ語の看板が多く見られた。

スープ作り、野菜切り

私は2日間のボランティア活動を行い、1日目はボルシチを作るために野菜を切った。2日目は野菜を小分けにする作業を担当。野菜の処理作業は、以前に北海道での農業経験が手際よく役立った。

たくさん野菜

1日目に調理した熱々のボルシチはジャーに移し、外に設けられた箱に置かれ、次々と受け取りに来る人々に提供されてた。

ほぼ農業した後の手


2日目には野菜を100袋分用意し、これは100家族に配布される予定だった。食品の受け取りにはウクライナの方々が申請を行う必要があり、できるだけ多くの家族に均等に食品を提供するようにしていた。人が配給品をマイバッグに詰め込む様子は感動的だったが、このような状況が続いていることは非常に悲しい現実。

ボランティアでスープをしているよ〜 配給の申請についてなど
ジャーは下向きに置くと熱さで圧縮されて開けにくくなるらしい

ボランティアは2日しか参加できなかったため、手を動かしてできることは限られてる。だが、旅先で出会ったアメリカの大学生にボランティアの機会を紹介した。私がポーランドを離れた後に彼もボランティアに参加してくれてたらしい!

ボランティアの場所は一時避難所でもあるみたい

そして、現地で知り合ったクラクフの友人2人にもボランティアに参加するように伝えた。自分は現場にいないため、力仕事に参加することはできないが、できることは寄付、自身の経験を共有し、力仕事が可能な人に情報を伝えることだと感じた。

これを一緒にボランティアをしたイタリア人の友人に伝えると

I believe our main role as "passing by international volunteers" is to witness international solidarity in all ways possible

と言ってた。日本語で訳すと

「僕たち『通りかかりのボランティア』としての役割は国際連帯をあらゆる方法で見つけることだ」

ボランティア先で出会ったイタリアの友人

フィンランド留学を始めて、ウクライナの学生にたくさん出会い、ウクライナのことが段々と他人事ではなくなった。留学当初は年末にボランティアをしているのは想像ついていなかったし、最初の計画書を考えるとあまり予想していなかったことは書いている。

ポーランド人とアメリカ人親子たち

日本にいる皆さんにウクライナのことを考える機会になると幸いです。小さいことではあるが、 ボランティアを探して力になれてよかった!
でも、これからも現状と現実何が起きているのかきちんと見れる人になりたい。


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