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【不登校】学校の先生は子どもの成長を一緒に見守ってくれる仲間

学校に行きづらい子の子育てが楽になる☺
やさしいヨガと瞑想の講師、あんじです。


今日のテーマは「学校」

何のために学校に行くの?

子どもたちが多くの時間を過ごすのが、学校という場所ですね。
これを読んでくださっているママたちは、学校について色々思うことがあるかなぁと思うのですが、どうですか?

上の子は、小学校5年生の冬から学校に行けなくなって、小学校はまだ行ける日も少しあったんですが、中学校に入ってからは、最初の1か月頑張ってたけど、その後ゴールデンウィーク明けてからは、完全に不登校になりました。

最近は、メディアでもSNSでも、色んなところで「学校に行かなくてもいい」って言われてますよね。
もちろん、心が潰されるくらいなら、学校なんて行かない方がいいと思います。

ただね、安易に学校に行かなくてもいいって言うのはちょっと違うと思っていて、

そもそも、
学校って何のために行くんだと思いますか?

ちょっと時間を取って考えてみてください。



どうかな?考えてみましたか?
答えがあるわけじゃないです。自分で考えることが大切だからね。

と言っても、これで終わってしまうと話が続かないので、
私の考えをお話しますね。

私は、学校は、教養と社会性を身に付ける場所だと考えています。


大人になる過程で必要な手段

子どもたちは、家庭に産まれて、幼稚園保育園、小学校、中学校、高校、
専門学校や大学というように進学して(もちろん人によって選択肢は違いますけど)、そしていずれは社会に出ていきます。

つまり、子どもの頃に必要な知識や経験を積むことで、人として成長し、

社会に出て、誰かの役に立つこと(それは仕事だったり家庭を作ることだったり、自分で見つけていくもの)その基盤を作るための過程なんです。

学校に行くことは大人になる過程で必要な手段であって、それ自体が本来の目的ではないんです。

まあだから、学校に拘らなくてもいいよということなんだけど、

ただね、学校のような環境を個人で作ろうとすると、お金も労力もものすごくかかります。普通に考えると無理ですよね。

安全な校舎があって、グラウンドには遊具やプールがあって、体育館に、各教室に、必要な人数の先生と生徒がいて、教科書は無償で給食もあって…

それだけの環境が揃っている場所が、住んでいる地域の中にあるというのは、世界規模で見ても、日本は恵まれた環境だとも思うんです。

その一方で、画一化された学校教育に合わない子たちもいる。
その子たちは、みんなが当たり前にできることができなくて苦しんでいる。

教室でじっと座って授業を受けるのが辛いとか、友達関係がうまくいかないとか、給食を食べるのが苦痛とか、その子によって苦手なことや不得意なことがあるからね。


だったら、学校なんて行かなくていい!!!

じゃ、なくて😗

ひとりひとりに合わせた安心安全な環境が用意されて、
その子のことを理解してくれる先生や友達の中で、

みんなで共に学び、一緒に過ごすことができたら、
そんな学校だったら良いと思いませんか???

特別支援教育(とくべつしえんきょういく)

小中学校には「特別支援教育」というシステムがあります。

これは、診断があるなしに関わらず、
学校で困っている子に対して、必要な支援が受けられる制度です。

もちろん、特別支援に対する先生たちの学びと理解も必要です。

とはいえ、知識があるからといって、現場で全てがうまくいくわけじゃない。
子どもたちひとりひとり性格も、困難も、対応の仕方も違うからね。

だから、お母さんたちの学校への歩み寄りが大事なんです。
子どものことを良く知っているのは、ママたちです。

どんなことに困っていて、どういう風に対応してもらいたいかを、
学校側に相談することができます。これを合理的配慮といいます。

親が一方的にわがままを通すわけではなく、子どもの特性を考慮して、
子どもにとって一番いいやり方を、色んな先生方と一緒に考えていくことです。


だからこそ、ママたちの力が必要だし、
子どもたちが安心してのびのびと過ごせる学校を一緒に創っていけたらいいなと思うんです。


学校も今は過渡期で、変わろうとしています。
私たちが子どもの頃は特別支援教育なんて無かったし、学校のルールに合わせることしか、生きる道が無かったといえば大げさかもしれないけど、そんな感じだったよね。

じゃぁ、何もしなくても大丈夫なのかというと、

それで精神的にも耐えられなくなって、鬱になったり引きこもりになったりする子は沢山いるんです。

私たちの世代でも、大人になって、生きづらさを感じている人は、
めっちゃ多いですよね。

皆で子どもを育てる

不登校は、学校に行けないことが問題じゃなくて、
社会から離れてしまうこと、人との接点が無くなってしまうことが問題なんです。

うちの子は不登校だけど、私は学校の先生達が好きです(笑)

連絡を取るのは担任の先生がメインですが、校長先生、教頭先生、養護教諭、スクールカウンセラーさん、スクールソーシャルワーカーさんなど
学校内の様々な役職の先生方にお世話になっています。


仲良くなるっていうとちょっと言葉が違うかもしれないんですけど、
先生と子どものことを共有し合える信頼関係を創っておくことで、

子どもたちも、学校という場所は怖い場所ではない、
自分のことを理解してくれる人がいると分かれば、

学校に行く不安を少しでも減らすことができるんじゃないかと思います。

ママが学校に不信感を持っていたら、
子どもだってそんな場所にまた行きたいとは思えないと思うんですよ。

うちの子たちが普通に学校に行っていたら、
こんなにも学校に関わることも、
たくさんの先生方とお話しすることもなかったと思うので、

そういう意味では、私自身がすごく貴重な経験をさせてもらっていると感じています。

先生たちは、子どもの成長を一緒に見守ってくれる仲間です。


そんな風に考えると、学校への感じ方も少し変わってきませんか?

敵を作るより、子育ての味方を増やした方が、ママにとっても子どもにとっても、すごく楽になると思うんですよね。

具体的にどう関わっていけばいいかは、また改めてお話しようと思います。

スタエフもよろしくね♬

angie


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