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多様性の第一歩は自分を知ること

ダイバーシティ、SDGs
多様性の時代と言われるようになりました。

はて?🐯
多様性ってどういうことですかね。


多様性の時代

差別は良くないよ
みんな仲良くしようね
けんかはやめよう
お互いを認め合おう
相手の気持ちを考えようよ


さんざん小学校でやりましたよね。

大人の世界ってきっと
ひとりひとりを思いやる優しい世界
なんだろうなって、
子どもの頃は思ってました。


ところが社会に出てみると、


なんて理不尽な!!!!!
他人を思いやるなんてどこえやら
お金のため出世のために
他人を蹴落としてでも自分の評価を上げようと
必死な心の汚い大人たち

なんじゃこりゃーー
あの道徳の授業は何だったんだー!


と、世間知らずの若造だったわたしは、
社会人になったときにマジで思いました。

"普通"はどこにあるのか

差別は悪い、みんなにやさしく、
多様性を認めようとか、

そんな当たり前のことを
口先だけで発することに何も意味はない。

(ましてや新しいビジネスマーケットでもないわけで)


どうしても、日本の出る杭は打たれる的な
集団意識あるから、

普通はこうだよね
こうするのが当たり前
みんなはこう思う

といった固定観念がはびこっている。


だから、まずは自分の中にある、
普通や当たり前という価値観とやらを、
ひとつひとつ取捨選択していかなきゃいけない。


"無意識"に、気づくということです。


みんな出来る人っぽく装っているだけ

素の自分はどういう人間なのか?

こうであるべき、こうでなければならない
という概念を横においたとき、

本当の自分は、

もっと弱っちくて
わがままで
惨めで不安で
できないことだらけで
何にもできなくて
駄目な人間

不完全な自分である
ということを、自分が受け入れられたときに

ようやく初めて、
ありのままの自分で生きていけるようになります。(自己受容というやつです)


それが腑に落ちると、
不完全なのが人間なのだから、

みんなできないことがあって当たり前
みんな違うことが当たり前



人という字は、
人と人とが支え合ってできています。




という金八先生の感覚が起こります。

(このネタ、もう今の世代の子にはわからないんだって、笑。ちなみに実は意味も間違ってるんだけど)

視点が変わる

そうなったら、次は、

相手はどんな人なのか?
相手は何に困っているのか?

相手を知ろうとする
相手を理解しようとする


そうやって、
自分から目の前の人に、
視点が少しずつ移っていくんです。


①自分→パートナーや家族
②自分→友達
③自分→親しい人
④自分→日本の人々
⑤自分→世界の人々
⑥自分→地球規模


こうやって、どんどん視野が大きくなって、
世界を見渡せるようになっていきます。

この順番が大切です。

自分を理解していない人が、
家族を大切にしようとしない人が、

人助けや地球環境を救おうとしても、
自己満足や正義の押し付けになるだけです。


これは自然の絶対法則。


エネルギーは中心から外側に拡大していくからです。
あなたのエネルギー源はあなた自身です。



だから、多様性を認める社会になるために、
まず大切なのは自分自身を知ること。



両足で大地をしっかり踏み、
お腹に力を入れて立つ。

下半身は強く保ちながら、
だけど上半身はリラックスして、
風に揺られる枝葉のように
柔軟に物事を捉える。

これが、ターダアーサナ(山のポーズ、直立)の
真意です。

世界はあなたから変わっていく


地に足つけて、自分で考える。
自分軸をしっかり立てる。

自分を大事にしながら、
そして、相手も大事にする。



それは簡単なことではないかもしれないけれど、

ひとりひとりの愛が、
この世界をやさしい世界に変えると

私は信じています。

angie

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