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「私のやりたいことvsできること」の間での葛藤日記。

ここ最近、全く興味がなかった野菜作りや、農園に関心が向いている。そう考えるようになってきたのは、やはり歳のせいなのだろうか?

私の実家はもともと、サトウキビ農家だった。今では、農業をしてる人は誰もいない。農地として行政に管理されたままになっているのだ。なんともったいない。

ひと昔前までは、サトウキビ畑ばかりだった、この一帯も、今はハーブ畑だったり、シークワーサー農園だったりと、いろいろ変化してきている。

実は、ある方との出会いがあって、福祉事業に興味関心が湧いてきて、いろいろ調べている。ここ2ヶ月間ほど、調べたり考えたりすることが続いている。飽きっぽい性格なので自分でも意外だ。案外情熱があるし、高いモチベーションを維持しているのだ。

この高いモチベーションというのは、一種の抗うつ剤のようだなと思ってしまうほど、高いモチベーションが続く毎日は、それはそれは愉快で楽しい。更年期の私にとっては、精神衛生上、とても良い。できればずっと続いて欲しいと思うのだが、、、。

当然のことなんだけど、夢や目標を実現する秘けつって、このモチベーションの維持なんだと改めて思う。このモチベーションを維持しながら淡々と日々を過ごしていくこと。落ちそうになった時には、早めに対処すること。ドドーンとどん底まで落とさないように、注意深く、大切にキープしてあげること。それが大切だ。

今、私は、グループホーム(障害者)やデイサービスを、やってみたいなと、ここのところずっと考えている。農地活用をしたい。畑を耕し、野菜を育てて旬をいただくことや、野菜で漬け物を作ったり、ハーブは、ソースにしたりして保存する。働いて、体を使った夜はぐっすりと眠れるし、いい運動にもなる。そんなスローライフ的な生活が送れるように、サポートしていく障害者グループホームを考えているのだが、、、。

さっそく県庁に連絡してみた。そしたら、

「それは市町村の管轄です」と言われ、市役所に電話してまたら、今度は、

「こちらは、生涯福祉課の管轄です」と言われたりしながらも、最後はどうにかこうにかつながっていく。それがわかると、コツコツとした地味な行動の大切さを実感するのだった。

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ここは以前、サトウキビ畑だったところで、繁忙期の日曜日には、家族、親戚総出で、サトウキビの刈り入れをした。お昼になると、母が全員分の"ゆし豆腐"が入った鍋と炊飯器をそのまま持ってきて、サトウキビ畑で食べる。春の陽気と、サトウキビの甘い香りが広がる畑は、子供の私からすると、まるでピクニックだ。その横で母が、祖父母や叔父さんたちを労い、お茶を出している姿が記憶に残っている。

この土地に小屋(デイサービスハウス)のようなものが建つといいなあと、考えていた。

「残念ですが、無理です。農業用の小屋以外は認められません、デイサービス施設などはありえません」

と、ピシャリッと言われた。やはりお役所は硬いなあー

「最初から上手くいくわけがない」と思って聞いてみたが、やはりそうか、つまづきっぱなしのスタートだけど行けるところまで行ってみようー!と、落っこちそうなモチベーションをどうにかキープした。

という事で、福祉法など目を通し、形ができ上がるまでの事業計画書や資金繰りなど、一応、国の事業再構築補助金などの申請までの、段取りが見えてきたところだ。

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夕方、畑のトマトでトマトソースパスタを作った。出来上がったところで、ふーちゃん(統合失調症歴あり)からのメッセージがピコンと鳴った。


なんと、ここまでいい感じで続いてきたモチベーションが、ふーちゃんとの会話で、ドォオーーーん!と一気に落ちてしまったのだ。

「障がい者は、考え方がおかしいかもしれません、確かに指導者が必要です。私も、自分の経験談から精神の本を出したいと思い、書き始めたところです。

障がい者を指導するような人こそが、人生の楽しさ、幸せを知ってると、確かに私達は、救われるとおもいますが、もう少しゆっくり勉強してってください。

怖いのは、わからないで、健常者の考え方で、障がい者が傷つくことです。

制度もいいですが、まず、精神性を習ったほうがいいとおもいます。そういう本を読んだほうが。

西加奈子は、あくまでフィクションなので、当事者の本などです。ネットでも、体験を語ってる記事があるとおもいます。」

ガッチーーーーン!!

先日のnoteで小説の話をしたのだけど、その記事を読んでくれてたのだろう。
まさか、ふーちゃんにこのように言われるとは思ってなかった私は、頭に血が上り、パスタを食べる気もうせてしまった。

「いやいや、ちゃんと当事者の書いた本も読みましたよ、私は。」と、勉強してますよ、を強調し、言い返した。
「これから私がやらなければいけないことは、ボランティア活動などを通して、障害者と触れ合うことなんで、コロナ感染が落ち着いたら動いてみるつもり。一応、箱を作る目処はついてきたから。」と、言っておいた。

「箱??箱ってなんですか? 私たちが住んでる建物のことを箱って呼ばないでください!」

ガチンガチンー---。私の鼓動が速くなっている。落ち着けわたし。

「福祉は人助けというか、いばらの道です。
残酷な過去や家庭環境の人が果てると病みます。心の闇も深いです。同じ人間でも、嘘をついたり、悪口や悪い噂を流したり、自殺行為したり、話がまるで通じなかったり、やまゆり園の事件も似た背景があると思います。
最初は救いたいと思って入っても、こちら側(サポート側)が逆に病んだりします。」

「人間の嫌な部分を見せられても、それでも助けたいという根性が必要です。」

サアーーーーッと熱が引いていく、私は冷めていった。
これまでのモチベーションが急下降したのだ。人の嫌な部分を見せられてもそれでも人を助けたいと思うのだろうか・・・?わたし。

つづく。


日常に起こる出来事、小さな点と点を繋いでいく、そこを見落とさず、自分らしい人生を形にしていく…。
そんなことを、毎日のヨガや日記をつけることで気付けるようになりました。自分らしさとは何か。いまいち分からない動けないあなた、いっしょにはじめませんか。まずはヨガからでも…。

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