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【たまには恋愛話その4】三年越しの恋がついに終わりを告げました

「若い世代の皆様にも興味を持っていただけるかも…」

そんな思いで、「どうして自分が海外移住を決意することになったのか」を書き始めたら、シリーズ第4話(←そんな大袈裟な内容ではない)まで来てしまいました。

これまでの回はこちら↓

英語も喋れない三十路女の台湾留学生活がスタートしました。

「行くからには中国語をマスターしなきゃ!」

そう思い、日本人が少なそうな台中と言う場所を選びました。

と言う、表向きの理由でしたが、本当は後輩くんの実家が台中、そして彼の職場も台中から近かったからです。

やるからには徹底しなければならないのです(エヘンっ!)

そして、「今度こそ、きっとうまく行く」と言う期待(←いや、執念だ!)を胸に楽しい台湾ライフを過ごしていました。

そんなある日、後輩くんから連絡が入ります。

「今度の週末空いてる?会社の先輩たちとトライアスロンに出るんだけど、見にこない?先輩の家族や友達も来るし、みんなに紹介したいし。泊まりだけど大丈夫?」

ついに、この時が来たーーー!!

と思いました。

だって、会社の先輩や友達も来るってことは、、、

その人たちに紹介してもらえるってことは、、、

ほとんど彼女認定を受けたようなものじゃないですかーー!!!???

そして、部屋割りも後輩くんと私と同じ部屋なので

これって公認ってことでいいですよね!!!???

やった、ついにやった。。。(泣)

3年越しの想いがついに実る時が来ました。

ここまで長い間ご視聴いただき誠にありがとうございました。

そして、待ちに待ったその日が来ました。

会社の先輩や友達に紹介されて、「あ、どうも、彼女です」と心の中ではそう言って挨拶しておりました。向こうもみんなそう思って話していました。

そして、初夜ですよ、初夜!

お部屋にはベッドが1つしかなかったので、同じベッドで寝ますよね、ハイ、彼女ですから。

ところが、何にもおこらないんですね、何にも…

いや、そりゃ三十路とはいえ、私も一応女子ですのでね(←女子という年齢ではないですが、心は女子なのです)そりゃ期待しないと言ったら嘘になりますよ!

ところが、やはり何もおこらない…

おこらないのだったら、それでももちろん良いのですが、

あの・・・、手くらいは・・・、繋いでも良いのではないでしょうかねぇ・・・

そう思って勇気を出して、自分から手を繋ごうとした瞬間

ハイっ!!思いっきり拒絶されました(それも半ギレで)

「あれ…チョ、マテヨ」な事態が発生し、私も何がなんだか訳が分からなくて、「えっ、一体私のこと、どう考えてるん?」と聞いたら、

「ただの友達じゃないか!!」

と言われまして、

「チョマテヨーーーーーー!!!!(←確定)」

ついに言い合いのケンカが勃発です。

後輩くん曰く、

友達として連れてきた。友達なんだから同じベッドで寝たっておかしくない。異性でも友達なんだから構わない。

などなど、相手の言い分も色々聞きましたが、最後まで納得はできませんでした。

でも、これまでにも後輩くんから「友達」というサインを出してくれていたのに、それを私が自分の中で認めようとせず、

「諦めなければなんとかなるんじゃないか」

と思っていた自分が本当に情けなかったです。

でも、こうやって一途に思ってしまう私みたいなタイプもいますので(トホホ…)

※男性の皆様へ

もし本当に少しでもその可能性がない(友達としか見れない)という相手が「自分のことを好き」だとわかっていたら、この際、ぶっつり連絡を断つか、もしくは「友達」とか生ぬるいことを言ってないで、「はっきり言って全然タイプじゃないし、嫌いやねん」くらいの、ハッキリした態度を取ってあげるか、もしくは変人のフリをしてあげた方がいいと思います(泣)

馬鹿なもんでついつい期待しちゃうんですよねぇ…。

その後もすぐには忘れられませんでしたが、やっとこの恋を諦めようと決心することができました。

「運命の人だ!」なんて勝手に思っていたその人は、

結局はただの片想いの人、友達以外の何者でもなかったんですね…。

でも、今思うと、この時の経験がその後の自分の人生を大きく変えるターニングポイントだったんですね。そして、これくらいのことがないと、三十路までパラサイトシングルをして、両親から与えてもらった環境でぬくぬくと育ってしまった私を変えることはできなかったんだと思います。

ここからは、「この留学生活を絶対に無駄にするまい」と心を入れ替えました。

そして、実はこの時、本当の運命の人である今の旦那さまと、すでに出会っているということに、まだ気付いていなかったのでした。


次回の「えっ!?まだ続くの?」な【たまには恋愛話】は

運命の人は目の前にいた!長髪が風になびく微笑みの国から来た少年

(きっとそんなタイトル)でお送りいたします。

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