【前編】40代で11歳年下彼とPairs再婚!波乱万丈をまとめる
今の彼とは、昨年の春にPairsで知り合って、お付き合いをスタート。
途中、ある理由で破局の危機を迎えながらも、交際を継続し、
今年に入って、二人である苦しみを乗り越え、再婚を決意。
ただいま、結婚の段取りを進めております!
つい先日、彼のご両親にご挨拶してきました。
私、バツイチ、41歳(今年42歳)。
んで、彼氏も、バツイチで、30歳(今年31歳)。
そんな歳の差カップルの話です。
正直、いう。
彼のスペックは、元ダン(ナ)よりも、数倍良い。
比較していうのもナンだけど、言いたいのは、
「こんなにいい人に出会えたから、離婚して良かった。」
「諦めなくて良かった。」のである。
だから、
・今、離婚をしようかどうか迷っている人
・「もう結婚できないかも」と、自信がなくなっている人
・彼が既婚者で、不倫状態にある人
・「前の旦那以上の人はいないだろう」と、思っているバツイチの方
・出会い系アプリは「なんだか、怖い。」と思って何もしていない人
・出会い系アプリは使ってるけど、変な人しかいないと思ってやめている人
こんな人に、私の話を聞いて欲しい。
Pairsに頼らざるを得なかった私
Pairsを私が使い始めたのは、元ダンと離婚届けを出す、1ヶ月前ぐらい。39歳の頃。
その頃は、まだ離婚届けは出していないが、もう離婚を決意していたので「次の人」を探し始めるために早々に登録した。
私は、東京が地元ではなかったので、プライベートの友達がいなかった。
職場はベンチャーの小さい会社で、社員のほとんどが20代。自分よりも8つも10以上も歳が離れている子たちばかり。
そもそも既婚者の状態で東京に来たので、年上の新婚人妻を、遊びの飲み会に誘うような、やんちゃな人もいなかったし。
先輩はいたけど、ランチ友達であり、仕事終わりや休日の日にまで、一緒にどこかに遊びに行くような間柄でもなかった。
離婚を決意した時に、このままだと、ただ仕事をしに東京にきているだけになる…。
人生のやり残しとして「子供を産みたい・育てたい、お母さんになりたい!」の願いを叶えるためにも、
離婚する旦那が期待できない以上、誰か「未来の旦那さん」を、何かしらの手段で見つけるほかなかった。
それで、Pairsだった。
また誰かを好きになって、新たな生涯のパートナーが欲しい!
Pairsで、彼氏はできるが、結婚できなかったパターン
結論を言うと、登録後、何人かの人に出会い、交際を申し込まれ、その中からすぐに彼氏はできた。今の彼氏ではないが。
今の彼の前にも、付き合った人がいた。ただ、その人とは、結婚にまで至ることはなかった。
要因としては、その人は、恋人が欲しかったから。私は結婚相手が欲しかった。
彼は、私より8つほど年上で、バツイチで、親権はないが子供がいた。だから、彼女は欲しいけど、再婚はそこまで望んでいないのが本心みたいだった。
子供については、「(私が)望むならいつか」とは言いつつも、彼にはすでに子供がいたので、
また、自分の子供を新たに欲しいかと言うと、そこまで願望は強くなさそうに見えた。
「(私が)子供を望むなら、今のままズルズルと恋人関係を望むのは、(私にとって)酷じゃないか」と感じるところがあったそうで、付き合いはそんなに長くならずに、別れを告げられた。
ショックじゃないなんてことは、強がってでも言えないぐらい、辛かった。
そして、ぐしゃぐしゃに泣きながら「次の人探してやる〜〜!!」と、Pairsで「いいね!」を連打しまくっていた。この、気持ちの切り替えの早さよ。自分でもすごいと思う。
この手のショックの乗り越え方は、そもそも長かった独身時代に培ってるので、這い上がり方をマスターしている。
とにかく、私には時間がないのである!!
Pairsでは間口を大きく、でもリクエストは明確に。
今の彼氏も同じ手法で、Pairsのマッチングを経て、実際に会うことになった。
正直、11も歳が離れてて「からかわれてるんだろうなぁ」と思っていた。
でも、会ってみないと分からないし、会ってみて「やっぱりオバハンやな。」と思われたら、それはそれで、終わるだろうし。
ま、会うだけ会ってみよう。てな感じで正直、あまり期待していなかった。
実際に会うと、彼の魅力は、確信的だった。
・顔はかっこいい(と言うか可愛い)、プロフ写真より印象良かった。
・仕事も堅い(=稼いでいる)
・何より若い(向こうは、歳は気にしないらしい)
・バツイチだけど、子供はいない。子供が好き。
おまけに、彼は自分で料理もし、弁当を作って職場に持っていくぐらい。家事もやるし(というかルンバとかメカに頼るタイプ)、子供も好きで欲しがっていた。
元ダンで失敗したポイントを照合してもクリアし、明らかに、私にとっては願ったり叶ったりのスペック。
「なんで、11も離れた私に『いいね!』してくれたの?他にもいるでしょ?」と謎で仕方がなかった。
彼はしきりに、私の顔が好みのタイプであることや、家庭的で性格が優しいところを褒めてくれて、間もなく何度も会うことになり、私の家にも遊びに来るようになり、そういう関係になった。
年下だと侮っていたけど、正直、体の相性が、びっくりするぐらい良かった。
これはのちのち重要なポイントだった。
年甲斐もなくというか、私はすっかり本気で彼のことを好きになってしまった。
だけど、多分、いつか彼から別れ話を言われるかもしれない。と思いながら、
でも、
「それでもいいや。
こんなに素敵な相手を好きになることは、もうきっとないかもしれないから。」
と、彼を自分から諦めることが後悔に思えるほど、彼のことを好きになっていた。
この頃思っていたのは、
できれば子供は欲しいけど、私はできない可能性がある。
ならば、結婚をしなくても、前の結婚でできなかった、”お互い自分らしくいられるいいパートナー”でありたい。
彼が結婚を望んでくれるなら、結婚しよう。
私は、彼と一緒にいられるなら、結婚をしてもしなくても、どんな形でもいい。
ーーーーーーただ、一つ気がかりなことがあった。
付き合って半年経って、
彼は、私の家に泊まりに来るけど、
私は、彼の家に行った事がなかった。
と言うより、彼の家に呼ばれる事がなかった。
でも、いつか呼びたくなったら呼ぶでしょう。それまで、彼を信じて、待とう。と思った。
「別れ話」と「信じた糸」
夏のある日のデートで、綺麗な夜景を観覧車から眺めて、ロマンチックで最高の時間を過ごした、数日後。
彼から「体調が悪い」とメッセージが来て、「私がそっち(の家)に行こうか」と思いきって彼の家への突撃を連絡すると、そこから連絡が途絶えた。
「あぁ、このパターンか…。」と、私は胸底がゾワゾワして、血の気が引いた。
すると案の定、彼から「他に気になる人ができて、もう会えない」風の別れ話を切り出された。
でも、私は「充分いい思い出が作れたから、いいや」と思った。し、いつかこう言われるのは、仕方ないよな。と思ったりもした。
やっぱり子供を欲しかったら、歳の離れた私なんて、難しいよな。
そう思っては、涙を零しまくった。
そして、ふと思ったのは、彼が自分の家に私を呼んでくれないのは、家に来られたらまずい何か『隠し事』があるんじゃないかと思った。
もしかして、既婚者なのか・・・?
でもその頃、既婚者ではあり得ないほど頻繁に、彼は私の家に入り浸りなっていて、私は合い鍵も渡していたほど。
こんなにも家に帰ってこず、家を空けていたら、それこそ奥さんがいたら、バレる状態でしょ。
何か、仕事や経歴とかで、誤魔化していることがある…?
でも、嘘をついていたとして、何のメリットがあったんだろう?
……何も思いつかない。
想像の限界だった。
だとすると、彼が「他に気になる人がいる」と言っているのも、逆に嘘に思えてきた。
それまで、ほぼ毎日と言っていいほど頻繁に会っていて、私以外の他の人と接触するタイミングもなかったはず。
LINEか何かで実は繋がっていて、オンライン上でコミュニケーションが取れていたとしても、私とリアルで会っている以上に、関係性を深められる?
相手は復縁か?何か…それか…、正真正銘のサイコパスだ。
そう思えるぐらい、彼の言動を振り返っても、別れの予兆は見つけられなかった。
お互い限りなく「素」の状態で付き合える、いい関係を築いていたのを、少なくとも私は確信していた。
私は、こういう時に、相手の言うことよりもやってきたこと(行動)を信じる。
過去を振り返っても、私は、彼が「他に好きな人がいる」というのがどうしても信じられなくて、
一度は彼の別れ話を受け入れたものの、最後のメッセージと思い、
「好きな人がいるって、本当?
何か言えない事があるなら、全部言って欲しい。
小さな嘘の積み重ねで苦しくなったなら、別に気にしないし、忘れる。
このまま私たち別れていいの?
もう一度、二人の関係を考え直せない?」
そんなメッセージを夜通し眠れず打ち込んで、
そんな時間に送るつもりがなかったのに、
間違って明け方に、「送信」クリックに触れてしまった。
自分が初めて変われた恋愛
それまでの恋愛観だと、どうしても自分が可愛くて、
相手から嘘をつかれたら、自分が傷付いて、可哀想で、
そんな相手ならと、さっさと縁を切って撤退していた。
だって、自分が可愛いから。自分が大切だから。
友達の恋愛相談でも、きっと、そう助言していたと思う。
だけど、その彼との場合は、なぜか自分が傷ついて可哀想と思う感情よりも、
なぜ、彼が嘘をつかなければならなかったのか。そのことが気になった。
そして、何か事情があっても、彼の本心が、私のことを好きならば、絶対に、私が彼を手放しちゃダメだと思った。
彼が本当に望んでいることを、叶えたい。と思った。
だから、本当の気持ちを聞きたかった。
Pairsの落とし穴
その後、翌日の夜だったか近いうちに、彼は「ちゃんと説明をしにくるね」と、私の家に向かうと短いメッセージが来た。これが最後になるのかな?
私は、別れ話のメッセージ以来、食欲を無くし、何も食べられなくなって少し痩せた体を奮い立たせ、きちんとメイクをし、隙のない状態で、最後は笑顔で送り出す気概で、彼を出迎えた。
彼は「全部話すね」と言って、少しよそよそしく家に入ってくると、
本当に話し合いの冒頭からぶちかましてくれた。
結論は、
彼は既婚者だった。
【中編】40代で11歳年下彼とPairs再婚!波乱万丈をまとめる
へ続きます。
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