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会社は一体、誰のもの?

この質問の意図

会社で働くうえで、これは大事な問いのひとつ。会社のステークホルダーは誰か、どんな関係にあるか。それがわかると会社の役割・自分の役割が見えてきます。

以下、会社の研修で使った資料です。
会社にはどんなステークホルダーがいるのか。

by Kenichi yoshikawa

ステークホルダー

大きなステークホルダーは以下の3つ。
①株主
②お客さま
③働く人
by Kenichi yoshikawa

まず①株主。会社への出資と引き換えに会社の所有権(支配権)の一部を持つという意味で、教科書的には株主のものと言われます。リアルにお金(キャッシュ)を出してくれている株主、銀行がいるのは確かな事実。会社は収益を得ることで、株主へ配当という形で返します。

次に、②お客さま。会社の存続意義は、社会・お客さまに対するサービスであり、お客さまからの利益により、存在しているのも確か。資本主義において、お客さまへ寄り添うサービスは必須です。そして、お客さまの見る目は厳しい。お客さまへより良いサービスを提供した人が勝てる資本主義。正直、厳しい世の中かなと思います。

最後に、③働く人。働く人が社会を思い、お客さまを思うことでより良い商品、サービスができる。会社で輝きながら働いている人は少ないのが事実。朝起きて「今日は何をしよう、これをしたらどうか」など、わくわくしながら生きる人生がみんなできたら、楽しい世の中になると思います。今一番の社会の課題であると思います。

ひとつの結論

教科書的には①かもしれませんが、それでもわたしは、②お客さまのもの、③働く人のもの、であると伝えたい。いわゆる、ステークホルダー経営。働く人が会社をつくり、サービスをつくり、お客さまへ新たな価値をお届けする。

次回は、「働くこととは」について、書きたいと思います。
会社で働くこととはどういうことなのか。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。

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