梅仕事
山の集落で実る梅。
標高約350mの集落
平地より5度は気温が低く、
梅の採り頃も少し遅い6月下旬~7月初旬頃。
6月22日に少し収穫させてもらいました。
お手入れされないまま放置されて数十年になる梅の木。
下枝は枯れて、上に上に枝が延び放題。かなり高い所に実っています。
人が住まなくなっても
花が咲き実り続けています。
放置梅林をお手入れしたいと思いつつなかなか行動に移せず…。
ここは鈴鹿山脈の一部
鹿も猿も野生動物がたくさん。
鹿の高さディアラインまで枝も下草も少なく開けています。
そして、梅雨時、
ヤマビルも…狙って来ますので、
ヒル避け対策をして短時間でさっと収穫。
葉っぱを取り除き
ヘタをとる作業
さくらんぼサイズの小梅は
すでに黄色く完熟
洗って
乾燥させて
大急ぎで塩漬けしました。
塩分は梅の18%
完熟梅がどんどん茶色く変色するので
収穫した日の夜には塩漬けしました。
翌朝
想像以上に梅酢が上がっていてひと安心
梅酢に完全に漬かるまで
白カビが心配ですが
3日ほどで、梅の上まで梅酢が上がってきました。
7月9日、赤紫蘇収穫したけど使わへんか?とお声かけいただき、ありがたくいただきました。
10%の塩を赤紫蘇に振りかけ、
ぎゅうぎゅう塩揉みして、綺麗な汁が出るまで何度も水分を捨てます。
ぎゅうっと搾って梅の瓶に入れます。
紫色が、梅酢と合わさり鮮やかなピンクに。
7月23日、梅雨明けから数日
晴天が続き日中の気温も上昇。
梅を天日干しします。
ちょっと密ですが…
1日目天日干し後また梅酢に戻すを3日間。
梅干しの完成です!
2022年の梅は、小梅はほぼ無くて柔らかいジューシーな中サイズ。↓
100年前?の梅干し!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?