「中小企業」に特化した採用・求人支援サービス「採用できるくん」を作ろうと思ったワケ
「採用できるくん」に関する問い合わせが増えてきて、必ずお話ししていることを紹介したいと思います。
「採用できるくん」を作ろうと思った理由についてです。
中小企業向け採用支援サービス『採用できるくん』
-中小企業に「採用」という選択肢がない深い理由
新卒で人材育成・教育サービスを提供している会社に就職をしました。
主に中小企業様(年商3億円以下の企業様)向けに研修サービスを提供している会社で、営業をやっていて中小企業の社長様としてお話しさせてもらっている中で感じたこと。
なぜか?を掘っていくと見えてきたことがありました。
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これらの負のスパイラルがあるように感じました。
大手企業であれば、何か新たな事業やサービスを立ち上げたり、今の状態をよりよくするために、多くの選択肢があります。
しかし、人、金、ものの経営資源が乏しい中小企業では、どの選択肢も取ることができません。
これが一社目の会社を退職し、パーソルキャリア株式会社(旧 株式会社インテリジェンス「doda」)に転職を決めた理由でした。
-就職氷河で感じた中小企業に見向きもしない学生
当時、私は2011年卒の人間だったので、2008年のリーマンショック後に起こった就職氷河期に並ぶ大卒就職率が非常に低かった時代でした。
『今春の大卒就職率、氷河期並み 最低水準の91%に』2011年5月24日/日本経済新聞
私は法学部に在籍していましたが、同学部の友人の多くは民間への就職希望から公務員希望に転向し、理系の友人は就職を諦め、大学院に進学することを選んでいました。
不景気の時にわざわざ中小企業に就職をしようと思う学生は特に少なかったように思います。
これらを11年間考えて続けてきました。
-「脱!情弱。」中小企業が採用するために必要なこと
パーソルキャリアに転職し、採用・求人支援に携わってきましたが、主には大手企業、中堅・中小企業様がメインでした。
担当領域はIT業界とEMC業界(エレキ、メカ、ケミカル(主に製造業、メーカー、建築・土木など))で、「モノづくり」に関わる技術者・エンジニアと呼ばれる職種が多く、時代の先端を切り開く企業様が多かったです。
また、当時は大阪に勤めていたこと、IT業界などは東京などの都心が多く、地方の採用には関われるチャンスがあまりありませんでした。
京都で合同会社yoasobiを創業し、京都や滋賀で頑張っておられる中小企業様の採用に関する現状を知ると、そのギャップの大きさに愕然としました。
その時に感じたことは『「中小企業の採用に関する知識が低い」からこそ、「損をされている」』ということです。
-「採用できるくん」の名前の由来
これらのギャップや課題を解決したいと思い、はじめたのが「採用できるくん」です。
「採用できるくん」では、わかりやすい名前のサービスにしようと決めていました。
はたから見るとものすごくダサいネーミングに映るかもしれませんが、それよりも「わかりやすさ」を重視しました。
「聞いたらすぐにどんなサービスなのかがわかる」これが重要だと思い、2022年5月6日には商標登録もしました。
-採用できるくんで中小企業に「採用」という選択肢を
「採用できるくん」は、採用に必要な機能をワンストップで提供しています。
採用サイト、求人票を採用のプロが企業様に代わって作ります。
企業様が採用したい職種やポジション、人材像に照らして、その企業様の魅力や価値を言語化、ストーリー化し、応募者の集客、応募者の管理など、採用に必要な機能をそろえたサービスです。
また、面接のやり方や、応募者とのやり取りに必要なメールテンプレートなども提供しています。
中小企業の採用に関する課題を解決するために、「採用できるくん」は存在しているのだと思っています。
また、採用ができたから万事OKということはありません。
-「採用」をきっかけとして良い会社づくりを!
「採用できるくん」を通じて、合同会社yoasobiが実現したいこと。
それは「採用」を通して、企業様独自の魅力や価値に気づき、それらを生かし、人が集まる仕組みづくり、人が働き続けたいと思える会社づくりを行なっていただくことです。
それは経営者だけではなく、その企業で働く従業員やスタッフ全員が、自社の魅力や価値を経営者と一緒に考え、発信したり、会社の想いを体現して、「この会社で働いていて楽しい・嬉しい」と感じられる状態を作ることを目指しています。
「採用」をきっかけに良い会社づくりを行う。
そんなことを考えています。
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