2019/10/24©hiosroom
人恋しさに体温を上げて
眠りを忘れて浮かんでる
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沼に染まる銀魚のように
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あなたの前では 私
無機質な存在だから
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白いきみのカサブランカ
私がまだ動くうちにみせて
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たとえワンシーンでも
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あなたにも見せてあげる
誰も知らない私の本当
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あなたの素肌に口をつけて
少し噛みつくだけの魔法
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私の痕をそこに残せたら
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きみの一部を盗んだら
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一瞬の視線を掴んで
水も空気もない世界へ
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あなたを連れて沈みたい
あなたの視線を浴びながら
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その深さだけが
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どこにもいかない恋
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ふたりだけの
カサブランカ
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