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\正しい『罰』の与え方/子どもが言うことを聞かない時の処方箋

こんにちは😃ふっきーです‼️

みなさんは毎日の子育てに奮闘する中でお子さんが言うことを聞かず、
罰を与えてお子さんを変えようとすることってありますか?😥

外出禁止、スマホ没収、ゲーム時間の制限、お小遣いの減額など、
『そんな罰を受けるくらいなら、ちゃんとやる💦』とお子さんが思い直してくれるのを信じて、様々な策を講じていることと思います😌

今日は、そんなお父さんお母さんにぜひ知ってほしい

罰の与え方

についてお伝えしたいと思います💐

さて、この記事を読んでくださったあなたは、こんな悩みがあるのではないでしょう?🤔

  • 子どもと約束をしても守ってくれない😓

  • やらなかったら「〇〇なし」と罰則を用意するけどうまく行かない😑

  • いつの間にか罰の原因になった事柄でなく、罰があっても変わらない子どもにイライラしている😡

  • 約束を破られるたびに親としての無力感を感じる😨

  • 本当は罰なんて設けずに、子どもに約束を守ってもらいたい😌

このような悩み、私も親ですのでよく分かります😌

そして、あなたは、お子さんのためにこうして私の記事を読み、情報収集をしているお子さん思いの親御さんだと思います✨

皆さんの中には
『そりゃ、罰なしで約束を守ってくれたら嬉しいけど、それができたら苦労しないよ😂』

という諦めの気持ちも同時にお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

大丈夫です👌
正しく罰を取り扱うことで
お子さんが言うことを聞いてくれる、
お子さんが約束が守れる、
方法があります。
より正確にいうと

お子さんの『行動を変えていく方法』があります。✨

そう言われると、すでに色々と試行錯誤してきたあなたはこう思うでしょう。

『ほんとにそんな方法あるの?』って

あります😤

ただし、私から事前に2つの条件があります🙇
この2つの条件に納得いただける方のみ、私の記事を読み進めてください。
納得できないという方は、せっかく私の記事を覗きに来てくださったのに、お力になれず、申し訳ありません😖
私の記事を閉じて、別の方の記事の方があなたにとって有益になると思いますのでそちらをご覧になることをおすすめします。

私から事前にすり合わせておきたい2つの条件は

  1. お子さんを変える前にまずは、親御さんが変わる

  2. これからお伝えする方法は「即効性」は期待できない

ということです🤲

1については、これまでの
「子どもの行動を変えるために罰を与えていた」という親御さん自身の行動に、まず揺さぶりをかけたいと思います🫨
なので、親御さん自身は何も変わることなく、お子さんだけを変えたいという方は、先ほど申し上げたとおり、別の方の記事を参考にしてください🙇

2については、親御さんに、これからお伝えする方法を実践していていただき、お子さんが親御さんの変化に気がつくことで、お子さんにも変化が起きていく流れになります。
なので、即効性のある劇的な方法ではありません。
しかし、お伝えする方法、考え方やポイントは、
親御さんが一度習得してしまえば、その後の親子関係は格段に良いものになります。
その点にご納得いただける方は、ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです。



ありがとうございます。
事前の条件に納得してくださって
読み進める選択をしてくださったことに感謝いたします💐

これからは私が、あなたのその決意に全力で答えたいと思います🔥

それでは、今から、正しい『罰』の取扱方法をお伝えします。

結論から言います。

『罰』は必要ありません‼️💐

「罰が必要ないって、罰を使わずに、子どもの行動を変えるってことですか?」

という驚きの声が聞こえてきそうです🫨

はい、お子さんの行動を変えるのに罰は必要ありません。
むしろ、私は罰を使いたくありません。

「それなら、早く、その方法教えてよ‼️」

落ち着いてください😌
まずはなぜ、私が罰を使いたくないのかご説明します。

罰の代表格に「体罰」というものがあります。
悪いことをしたら体を叩いたり殴ったりして、行動を変える方法です。
これには、大きな声で怒鳴って言うことを聞かせる方法も含んでいると考えてください。

昭和の時代は体罰もしつけとして行われてきましたが、令和の時代、体罰は虐待として認知されるようになりました。

ですので、あなたがお子さんに体罰をしている、体に叩き込ませるのもしつけと思っているなんて思いません😌
では、体罰とまではいかないけれど、
大きな声を出したり、厳しい口調でお子さんに怒ったことのあるかたはいますか?🫣

こうやって、子どもに恐怖心を与えてお子さんの行動を変えようとする方法はある危険があります。

どんな危険か分かりますか?

分かったあなたはさすがです。

分からなかった方にヒントです。

想像してみてください🤔
今は身長が自分よりも小さく、華奢で親が怒れば萎縮するお子さんも3年後、いや1年後には身長が自分よりも高くなり、筋肉もつきはじめ親に腕力が勝る未来を・・・

おわかりですかね😨
そうです。親子の力関係は、子どもの成長によって逆転する可能性があります😣

私も中高生を対象とした全寮制の教育機関で指導員の仕事をしている時に、子どもの家庭内暴力に悩む親御さんを担当したことがありますが、小さいうちは、一見素直に親の言う事を聞いていたお子さんが、ある時を境に親に反発するようになり、その頃には身長も力でも親を超えており、親だけでは収集がつけられなくなってしまったというケースを見てきました。

そのような経験から、私は罰を使いたくありません🙁

しかし、はじめに断っておきますが、お子さんに言うことを聞いてもらうために、つい罰を与えてしまうことを責めるつもりはイチミリもありません😖

私もこうやって記事を書いていますが、「もう、おやつなし」とか罰の力に頼っています😣

ただ、今からお伝えする方法を知り、意識して徐々に実践することで、罰の力に頼る頻度は激減します💐

おまたせしました。その方法とは

『できていなかった時に罰を与える』
のでなく
『できたタイミングでほめる』
を意識する

です。

どういうこと?

と思われますよね。

詳しく説明します。

大前提として人間は、欠点や弱点は簡単に発見できるのに
長所や強みは見過ごしがちという特徴を持っています。

ここで突然
「はい、みなさん、今から紙に自分の長所と短所を書いてみてください。よーいどん。」

と言われて紙に書いていただくと
おそらく多くの方が
短所はたくさん見つかるのに長所はなかなか見つけられないという結果になると思います。

そうです。人は他人のできていないことを見つけるのが得意なんです🫣

親子でもそうです。

あなたはどうでしょう?

『できていないことばかりに目が向き、日頃できていることは気にもとめない』

そんな状況になっていませんか?

ドキッ‼️としたあなた
その行動を変えていくことで
お子さんが変わっていくチャンスがあります💐✨

もう少し分かりやすく
例え話で考えてみます

『お子さんが門限を守らない』という問題があったとします。

最初のうちは門限を守れない日が週に数日で
大半は守れている状況から始まると思います。

そのような状況で門限を守らなかった日はあれこれ怒るけれど
門限を守れた日はスルーなんてことはありませんか?🤔

まず、親御さんが、
『できない』から『できる』に意識を向ける
という発想の転換が必要です。

そう、冒頭の事前のすり合わせでお話したとおり、
親が行動を変えるタイミングがやってきました。

  1. できなかった日だけでなく、できた日に注目する

  2. できた日にほめる

この2つのステップを意識して、行ってください。

『ほめるってどんなふうにしたらいいの?』

と疑問が湧いてきましたか?

ほめましょう👌

と言われても何をしたらいいか分かりませんよね。

ほめましょうと言われると、何か特別な称賛の言葉をお子さんに与えなければ、、と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、今回の場合、その必要はありません。

つまり、「よくできたね〜、よーしよしよし」とほめちぎる必要はありません🙅‍♀️

私の感覚としては、「ほぉ、おけ、おけ」くらいで大丈夫です。🙆

親御さんからの
『気づいているよ、ちゃんと見ているよ』
『君が門限を守ったのは知っているよ』
というメッセージがお子さんに伝わることが目的です。

私も指導員時代にこの方法を使っていました😉

例えば、自分の部屋で自分の席に座って勉強を進める自習時間があるのですが、集中力が切れて自習をしていない子を怒るのではなく、
いつもは集中していない子が集中しているタイミングをあえて狙って「お!集中しているね」と声をかけたり
集中が切れそうなタイミングを見計らって集中が切れる前に「集中して椅子に座れているね〜」と声をかけるようにしていました。

そして、この方法は
心理学の一分野である「行動分析学」で説明ができます。
この行動分析学は、簡単に言うと

『人の行動はその直前の出来事でなく、直後に起こる出来事で決まり、ある行動の直後に起きた出来事にメリットを感じれば、その行動は増える』

という考え方に立っています。

つまり、「人はある行動をするとその先で自分にとって何かいいことがあるとわかるから動く」ということなのです。

先程の門限の事例でいくと、
門限を守れている日に親からスルーされている状態は、
お子さんにとって門限を守っているメリットがない状態と言えます。
つまり、メリットのない行動は減っていきます。
反対に、門限を守った日に、そのことを親が意識的にほめることでお子さんからすると、門限を守るとほめてもらえるというメリットが生まれます。
そうすると、門限を守るという行動は増えていきます。

するとこう思われる方がいるのではないでしょうか?

『良い行動をほめたら、その行動が増えるなら、悪い行動を叱ればその行動は減るんじゃないですか?』
『門限を破った日に叱れば、門限を守るようになるのではないか?』

いい質問です🪄

確かに、「門限を破る」という行動のあとに叱られるというデメリットがあると、「門限を破る」という行動は減っていきます。
ちなみにこれを行動分析学では「嫌子出現の弱化」といいます。

しかし、「門限を破ったら叱る」という従来の考えのみに集中している親御さんの場合、お子さんが叱られたことで門限を守るようになったら、門限について何も言わなくなると思います。
つまり門限を守っているからといってほめることはしないでしょう。
お子さんからすると、門限を守っているがメリットはない状態です。
そのような状態で、何か別の門限を破ることで得られるメリットが現れると、再び門限を破るようになってしまうのです。


なぜ『できたタイミングでほめる』が効くのかがおわかりいただけだでしょうか?✨

できていない所を見つけて叱るという関わり方よりも
お子さんのできていることに気が付き、
それをフィードバックする関わり方のほうが、
親子関係には良い方向で作用します✨

その一方で、
この方法は、子どもの行動を変えるために
子どもに何か劇的な働きかけをしているわけではありません。

子どものできている行動を強化し、
その行動を増やしていくアプローチなので、即効性はありません。

そのかわり
親御さんが今回の内容を頭に留め、意識することで
親子関係のあらゆる場面でこの意識は応用できることを分かっていただけると思います😌


私は、12歳から18歳の中高生を主の対象とした全寮制の教育機関で、指導員として虐待、不登校、非行などを抱えた子どもたち(とその親御さん)の将来の自立にむけた支援を13年間行ってきました。
そして、プライベートでは絶賛育児中の二児の父です。
そんな私が、指導員での経験や日々の生活の中から感じたことを発信することで、日々奮闘するお父さん、お母さんのお役に立ちたいという想いで記事を書いています💐

本日は、正しい罰の与え方についてお伝えしましたが、
結局のところ
罰を与えるのでなく、お子さんに『君ができているのは知っているよ👌』というメッセージを送り、良い行動を強化することでお子さんの行動を変える
という内容でした‼️

最後まで読んでいただきありがとうございます🙏

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