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最終学年企画~ケガ編~

この企画では、今季ラストシーズンを迎える4年生が4チームに分かれ、各テーマごとに語り尽くしていきます!!

第一弾は「ケガ編」です。

しないことの方が望ましいケガ。学業と部活それぞれの葛藤の中から見えてきたもの。

是非ご一読ください!

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左から順にケガの経歴とともに紹介していきます。

立林拓実(都立青山)

ジョーンズ骨折(第5中足骨骨折)
→全治3ヶ月(4年次)
再発、手術
→全治3ヶ月(4年次)

森本燎(國學院久我山)  

腰椎椎間板損傷(3年次)
→全治3週間
左後脛骨筋腱腱鞘炎(4年次)
→全治3週間
大腿四頭筋部分断裂(4年次)
→全治1ヶ月半
左足関節外側靭帯損傷(4年次)
→全治3週間
右下腿部挫傷(4年次)
→全治3週間
左足関節外側靭帯損傷(4年次)
→全治2週間

今瀧巧登(川和) 

左足外側半月板損傷、左足前十字靭帯不全
→全治7ヶ月(4年次)

住谷祐太朗(水戸第一)   

右脚三角骨障害(2年次)
→全治2か月
左環指PIP関節脱臼骨折(2年次)
→全治7か月
左大腿四頭筋断裂(3年次)
→全治2か月
左第一足趾疲労骨折(4年次)
→全治3か月 

ケガのリハビリ期間に最もしんどかったことは?

立林:みんながサッカーに全力になっているなかで、入院や手術で部活に来れない期間に「蚊帳の外」にいる気分になったことかな。春リーグの神奈川大学戦の引き分けもチームとしては、絶好調な時期でも、部活に参加していないと特にね、、、笑

森本:たくみ(立林)みたいに手術とかはなかったから部活に来て「ただすることがない」っていうのがきつかったかな。みんながボールを蹴ってるのをみると、自分も蹴りたくなっちゃうしね。あとは、試合の結果に純粋に喜ぶことができないって気持ちもあったね。

今瀧:俺は、手術しないといけない怪我で手術を選ばずに保存療法を選んだから、リハビリしても「競技復帰できるかわからない」のに、半年のリハビリに向き合う必要があったことかな。

住谷:リハビリ長いとしんどいよね。
今瀧:うん。
全員:笑い

住谷:俺はもういっぱい怪我したから、今回は指の怪我について話すんだけど、2つ壁があって、
①下宿生だから、全部一人でやらないといけない。
②骨折で初めて手術をしたら、指が元に戻ることはないと言われた。
で、長期的なリハビリ後に復帰できるかという未来がわからなかったのがしんどかったかな~。

全員:うんうん。
住谷:あ、あともう一個だけ。
指の怪我で2年生の1年間1試合もでなかったのがきつかった!

森本:1年間試合にでないってどんな気持ちなの?
住谷:サッカー部にいる意味がないなって、ほかのことに時間を使っていたら、有意義な2年生を送ることができたのにって。

立林:それもあったから、3年でやめるかも悩んでたってこと?
住谷:そうね。結構自分の中で、いい形で3年生を終えることができたけど、これ以上怪我もしたくないってので、3年生で辞めるかは結構悩んだね。

壮絶なリハビリ期間の息抜きって?

立林:体を動かしたくて仕方がなかったから、「めっちゃサッカー観てた。」時期的には7月が一番辛かったんだけど、開幕前のコミュニティシールドとかを無駄にみてた。あとは、上半身適当に動かしてた!

ーー入院の時の過ごし方はどんな感じでしたか?
立林:あ~本当に暇で、YouTubeめっちゃみてたな。ベッドの高さ変えるしかやることなくて笑
森本:どんな遊びだよ笑
立林:いやいや、遊んでたわけじゃなくて、ほんとにトイレぐらいしか動くことなかった。就活も終わってて、勉強する気も起きなかったから、普通の大学生のオフの日って感じで、逆に部活から離れた生活だったね。

森本:自分は、基本的にはたくみ(立林)と一緒で、サッカーを観てたけど、「ハイライトだけ観る」ことかな。
全員:え、ハイライトだけ?笑
森本:自分がプレーしていない試合を90分観るってのは、つらいので笑
あとは、昨年度までめっちゃ楽しかったから命かけてウイイレやってた。今はなんとサッカーゲームじゃなくて「プロ野球スピリッツ」やってる。同期にも広めたいけどみんなやってくれない笑みんなもやったほうがいいよめちゃめちゃ楽しいから!

ーーではでは、次の人に聞きましょうか?
今瀧:できる範囲で筋トレして運動したい欲を解消してたのと、海外サッカー観戦でサッカー欲を解消してました!

全員:大体こんな感じだよね。
今瀧:鍛えられたかわからないけど「頭」を鍛えてるつもりで笑
立林:サッカーIQ高くなった気がするよね笑
今瀧:ケガ明けをイメージしながらサッカー観てましたね。

ーー最後に住谷さんどうですか?
住谷:海外のゴールキーパーのセーブ集みてた!
リハビリが辛くて部活辞めようかなって思った時期があったから、サッカーに対する気持ちを切らさないためにも、いい選手のプレーを見てモチベーション上げてた。
あとは、今までサッカーに費やしてた時間を学業にあてたかな。今まで学業をないがしろにしてて笑

森本:あれ、ないがしろってどれくらい?
住谷:1年生の春学期は10/24ぐらいで、3年生の時に2個下の駿とかと一緒に英語受けてた。
立林:それはちょっと聞いてました笑
住谷:今まで勉強しなかった分、勉強しようと思って、2年生の秋学期には成績優秀者で表彰されました!
全員:ずっと言ってる笑

ケガを経験したからこそ後輩に伝えたいことは?

立林:高校までは怪我しにくい体だと思ってたけど、プレー強度が上がった分、自分に対するケアが大切かな!

ーーケアってのは具体的にどんなことをしてましたか?
立林:柔軟とかを毎日継続することとかかな。大学1年の時は本当に疲れること少なかったんだけど、大学3年以降はガタが来るんだよね

住谷:歳じゃん笑
立林:そうだから、1年生の時からケアを怠らないことを伝えたい!

森本:歳って絶対あるわ。大学3年ぐらいから本当に腰が痛くなるんだよね。
立林:確かに腰痛めてるイメージあるわ。
森本:きっかけはただのシュート練なんだよね。4年生ぐらいから気持ちは若いから動けるとおもってると本当に怪我が増えて、結局半年間試合出れないことが笑

ーーケガ後の復帰も大変ですよね。
森本:そう!大きいケガじゃなくても、感覚を取り戻すのが本当に大変。
小さいケガが積み重なると完璧な状態に戻れなくなるからね笑日頃のケアは本当に大事。
あとは、大村先生のお言葉を借りると、
「捻挫するのは、脳に栄養が行き届いていない」らしいから、食生活も大切かな。

今瀧:ちゃんとアップして、正しい知識でケアし続けることかな。横国サッカー部ってあんまりできてない人が多いイメージで、チーム内で正しい知識を共有して乗り越えていくことをお伝えしたい。あとは、もしケガしてしまっても、ケガと向き合うことで得られる経験もあると思うから、諦めずに乗り越えてほしいなって思います。

住谷:ケガはしないに尽きるんだけど、ケガすると持続的な成長ができないからね。例えば、馬の話で「無事是名馬」って言葉があって、いい選手になるにはケガをしないことが必要条件だから。
今瀧:ケガしない馬が名馬ってことね。いいサッカー選手もケガしないからね。

住谷:そう!おすすめのケアがあって、「食生活の見直し
ーー大村先生の話につながりますね笑
結構スナック菓子が好きなんだけど、お菓子やジュースを買わないようにすると、骨折もそうだけど筋肉系のケガも少なくなったね。体重も2.3キロ増えたから。自分の中で変えたいなって人がいると、食生活の改善をお勧めします!

ーーちなみに節制するようになったお菓子はなんですか?
住谷:かっぱえびせん!豆せんべい!あとは、オランジーナめっちゃ飲んでた
森本:まいばすけっとで3本ぐらい買ってたよね。
(引退したときには、思う存分食べて、飲んでください。)

今シーズンの抱負をお願いします!

立林:「もう一度全力でサッカーをすること」、「公式戦に出場したい」
   どのカテゴリーでもチームの戦力になれるように頑張りたいです。
森本:「もう一度ケガをしない」、「公式戦でチームの戦力に!」
今瀧:後悔なく終われるように1日1日を大切にしていきたい。
住谷:「ケガをしない」「サタデーで前の状態に戻し、最終的には県リーグにも絡んでいきたい」

第1弾は、様々なケガを乗り越え、部活を途中引退することなく最後まで続けてきた4人のインタビューでした。
貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました。

最終学年企画はあと3弾続きます!お楽しみに!

司会:武岡凌也
編集:滝本起子




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