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ノーコードって何?その魅力と注意点をご紹介!

日本とフィリピンの2拠点で活動しているソフトウェア開発会社のYNSです。
本日は「ノーコードってそもそも何?」「何で人気があるの?」といった疑問にお答えするため、ノーコードとは、について改めてご紹介します。
 

コードがいらないからノーコード

ノーコード(No-Code)とは、コードを書かかずにWEBサイトやアプリ開発を行う手法です。コードを書く必要がないため、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で開発することができます。

▼ノーコード開発プラットフォームの具体例
BubbleやGlide、Adaloなどのアメリカ発のものから、Kintoneなどの国産ツール、Google社が提供するAppSheet、またECやWEBサイト制作に特化したStudioやShopifyなどがあります。


ノーコードの魅力

プログラミングの知識が不要
ノーコード開発プラットフォームには、テンプレートやパーツと言われる部品リストがあります。カレンダーやグラフ、一覧表示や詳細表示など、あらゆるパーツをドラッグ&ドロップで組み合わせることでアプリやWEBサイトを構築できます。

低コスト・短期間で開発できる
ソースコードを書いてソフトウェアを開発するフルスクラッチ開発と異なり、生産性が格段に高くなり、時間的・人的コストを抑えることができます。
 
変更が容易
仕様や機能に変更が生じた場合でも、従来の開発手法と比べ簡単に変更を反映させることができます。
  

ノーコードの利用が加速する背景

なぜ、ノーコードの利用が加速しているのでしょうか。それは、スピーディーかつ柔軟に開発できるノーコードの特徴が、近年の社会情勢と合っているためです。
 
事業をとりまく変化のスピードに対応できる
先述の通り、ノーコードなら開発時間を大幅に短縮でき、仕様変更にも容易に対応できます。このスピード感や柔軟性が、不確実性の高い昨今、めまぐるしく変化する市場や社内のニーズに対応したいという企業の考えと一致しています。特に社内のニーズにおいて、リモートワークの普及に伴い、対面を前提とした営業活動や、書面管理を前提とした業務フローを見直さざるを得なくなったことも、利用が加速した一因となりました。
 
開発を内製できる
ノーコードならプログラミングなどの専門知識が不要なため、社内の人員で対応できます。改修や運用の過程でウハウを自社内に蓄積できる点においても支持されています。
 

ノーコードの注意点

ノーコードには多くのメリットがある一方、デメリットもあります。

▼ノーコードで認識しておきたいデメリット
・UI(ユーザーインターフェース:サイトの見た目や使いやすさのこと)に制限がある 
・実現できる機能はノーコード開発プラットフォームに依存する
・データ量には上限がある
・同時大量アクセスには向かない

ここでお伝えしたいのは、「ノーコードはなんでも作れる訳ではない」ということです。大規模で複雑なシステム開発を希望される場合は、フルスクラッチで開発したほうが効率的です。
ノーコードでできること・できないことは、開発プラットフォームによっても異なります。導入したのに活用されない…といった事態を招かないように、自社に合ったサービスを適切に選択することが大切です。
 

ノーコードをおすすめしたいケース

以下のような場合は、ノーコードで開発するメリットがあるプロジェクトと言えます。 

▼ノーコードをおすすめしたいケース
・開発期間をとにかく短縮したい方
・小規模な業務改善から取り組みたい方
・アイデアや企画の実現可能性を、スピーディーに検証したい方
・PDCAサイクルを高速で回していきたい方
・ノーコードのノウハウを自社に蓄積したい方

「上記に当てはまるけど、ノーコードで実現できるか分からない」
「業務改善に取り組みたいけど、大規模予算の獲得が難しい」
とお悩みの方は、ノーコードとスクラッチを併用したハイブリッド開発を視野に入れてみるとよさそうです。ノーコードのメリットを享受しながら、ノーコードだけでは対応できない機能の実装も可能になります。
 

YNSのノーコードなら低予算・短期間・作業負担ゼロで導入できます

弊社ではノーコード開発にも積極的に取り組んでいます。長年に渡りフルスクラッチ開発を上流工程から下流工程まで一気通貫に行ってきた弊社だからこそわかる、フルスクラッチ開発の強みと弱み、そしてノーコード開発の強みや弱みを十分わきまえた上で、最適なご提案をいたします。
ぜひ一度お気軽にお声がけください。


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