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「他人丼」 と 「ベガとアルタイル」

七夕(しちせき)の節句。
多少曇っていた方が人目を気にせずイチャイチャできるのではないかな、などと思っていたのですがそうは問屋が卸さないようですね。

七夕の雨は「催涙雨」と呼ばれており、
なんでも、雲に遮られて年に一度の逢瀬が叶わぬ夫婦が悲しみに暮れて流す涙が雨となるのだとか。

関係ありませんが、中学の頃ガールフレンドに恵まれなかった僕は、失礼なカップルたちから「孤独連合副総長」という不本意な称号をいただいたことがあります。まったく、何なのか。

さて、七夕伝説における仲睦まじい夫婦の美談をよそ目に、本日はトップ画像の「他人丼」を紹介するとしましょう。

とり肉とたまごで「親子丼」
しゃけといくらで「親子丼」
ですね。

牛肉とたまごは「他人丼」
ぶた肉で作っても「他人丼」
だそうで。

ということは、

くま肉や、わに肉で作っても「他人丼」なのだろうか。(世の中には「いとこ丼」というものまであるらしい。)まあ、それはさておき本日は「牛」バージョンです。

作り方はいたってカンタン。
親子丼のとり肉を牛肉に置き換えただけ。
(フッ、なにを今更。と思われるタイプのレシピですね。)

勢いあまって冷凍しておいた牛肉のかけらと玉ねぎを醤油、酒、みりん、砂糖でさっと煮て、たまごでとじれば完成。ごはんにのせて食べましょう。(三つ葉なんかあったら最高ですね。)

または「他人丼のあたま(具?)」だけをお酒の当てにするのもまことに結構。その場合は七味や山椒などを振りかけたら酩酊できそうです。


しかし他人丼とは。なんて切ない響きをもったどんぶりでしょうか。一つ屋根(フタ)の下で暮らしているんだから「他人」だなんて、そんなよそよそしいことを言わなくて良いじゃないですか。

今にあんちゃん(江口洋介さん)が怒りだしますよ。


それでは、また明日。


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