見出し画像

「シャレてるサバ缶」と「男子床代表」

何を隠そう僕は「地べた」が好きです。
せっかくソファがあるのに「ゆか」に転げたいし、
ふかふかベッドがあるのに、はいつくばって寝たい。

お酒を飲んだ夜などは特にその傾向が顕著。
翌朝、背中がかたくなるっていうのにやってしまう。

このままではふわふわのファニチャー達からクレームが入るかもしれない。


「ねえ、ちょっと!無視しないでよ!」とか。
「要らないならハッキリそう言ってよ!」とか。
(なんだかモテているみたいで悪くない気分だ。)

しかしね、ふわふわ業界の諸君。聞いてくれますか。床に押しつけられる重力の感じとか、ちょっとヒンヤリした空気が心地よいのですよ。(厳密にいえば地べた近くの方が気温が低い、ハズだ。)どうか気を悪くしないでおくれ。


、、、ひょっとすると僕の前世は「床材」とか「タイル」だったのかもしれない。などと本気で考えている今日この頃です。



さて、与太話もほどほどに料理の話をしましょう。
本日のテーマは『シャレてるサバ缶』の食べ方です。

トップの写真、見た目には何のことはないのですが、味付けにシャレを効かせています。

『おシャレなサバ缶』
①玉ねぎをスライスして、水にさらして辛味を抜く
②鯖の水煮缶の水を切っておく
②マヨネーズをひとすくい敷いたお皿に玉ねぎスライス、鯖の順番に盛る
③オリーブオイルと白ワインビネガーをひとまわし。
④かんずりを添える。
完成!


今まで「いやいや、先輩。白ワインビネガーなんて洒落たものは使い切れませんよ。僕には」と敬遠していたのですが、このたび意を決して殻を破ってみました。

それが!白ワインビネガーったら、酸も程よくまろやかだし、魚の香りをマスキングしてくれるんですね。オリーブオイルとの相性は言わずもがなですが、「かんずり」とも発酵してる同士で話が通じるらしく、すこぶる調子が合う。

見た目のお洒落さに萎縮していたけど、話してみたらすごくいい奴だった。みたいな嬉しい発見でありました。


白ワインもいいですが、やっぱり日本酒でしょうかね。ええ、ごく控えめに言って「最高」です。

週末は『シャレたサバ缶』でしっぽりと飲ってみてはいかがでしょうか。


それでは、また明日。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?