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魚とたわむる・・・。

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20年も前に書きかかったコラム的なものをあらためてさいへんしゅうしながらつらつらっと・・・。 海や自然とこんなふうに付き合えたら良いよなっていう、あんなことこんなこと。
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#生態系

さかなとたわむる 番外 かくありたい

今回、現地海ネタではないです。

知人のブログよりネタを頂戴しまして・・・。
ただいま業界で活躍中の水中カメラマン鍵井君。
彼のブログ(鍵井天然水族館)でこのような投稿がありました。
“鍵井の新しいルール”

ものすごく要所だけ抜粋すると
(必ず元ページ全文読んでくださいね 鍵井君の思いや人柄が伝わってきます)

ダイバーがたくさん入る海は、岩に付着するイソバナやヒラヤギなどの腔腸類はなくなり、魚

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さかなとたわむる 其の九 人間って何様???

いきなりですが、「ダイバーは本来海にいないもの」。つまり侵入者であるということを、常に忘れないように気をつけています。

ダイバーは大げさな装備を付けて海の中を覗き見させていただいているんです。
そもそもこの段階で、すでに海に対して何らかのストレスを与えていると思うのです。

海の生き物たちにとって、本来なら、ありえない音(呼吸音等)、大きい接触ストレス(着底とか、やたら触ったりとか)、触れること

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さかなとたわむる 其の八 脇役?端役?あなたの足元には???

もうだいぶ前の話ですが、コブシメの産卵を観察しに行った時のことです。産卵行動中のコブシメは、非常に近くに寄れるため、人気が高く、じっくりと観察することが多いのです。コブシメはサンゴの隙間に産卵するため、観察は当然サンゴにのらないよう細心の注意を払っていきます。割れるサンゴは皆さん比較的注 意をして下さるのですが、実はこのサンゴの周囲には、ヤギの仲間が非常に多く生えて(?)います。

事前の説明の仕

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