米作りの1年を体験する。【番外③】
皆さん、こんにちは
今年も、種まき・田植え・稲刈り・冬の手入れまで『米作りの1年を体験するオーガニックライスジャーニー』(主催:友部コモンズ)に参加しています。
2024年5月25日(土)の田植え、6月1日(土)・6月29日(土)の除草作業に続き、7月7日(日)に除草作業のお手伝いに行ってきました。番外③もプログラム日程ではありませんが、清水有機農園のオーナーにご協力いただき勝手ながらお邪魔させてもらいました。1週間での稲の生長と田植え後の草取りの重要性を今回も再認識するとともに、有機米の栽培においては、田植え時の工夫や田植え後の1か月以内の対応が極めて重要になることを実感しました。こういう結果も次年度のジャーニーがさらに良くなるようにフィードバックしていきたいと思います。
梅雨入りしたと思ったら、連日の猛暑日。7月7日(日)の茨城(水戸)も35度を超える猛暑でした。9時頃までは水温も上がらず比較的涼しかったのですが、昼近くになると田んぼの水も温水のようになってきます。この作業は早朝に切り替えないと暑さでかなり危険な状態になりますね。
まずは、いつもの定点観測の様子から。以下の写真のように、しっかりと稲が生長しています。そしてオモダカやクログワイ等も元気に生長しています。とはいえ、6月1日に実施した"機械で代かき"をしたエリアや、1週間前に除草した箇所の稲の発育を見ると相応に除草効果があるようにみえます(素人の観察ですが・・・)。
稲の丈もだいぶ高くなってきたので、今回、除草機は使用せず、手で丁寧に取り除いていきます。今回、オモダカの除草に集中しました。もちろん、クログワイもなるべく取り除いていきます。
稲に栄養が行き渡るように、稲に声をかけながら丁寧に除草していきます。きっと美味しくなるはず。
非常に暑く厳しい作業となりましたが、稲の発育を感じ、周囲の生き物を観察し、田んぼの水温や土の様子(土の中はひんやり)を手で感じる体験、なんとなく心で自然と対話している感覚はなんともいえず貴重な経験です。
オーナーさんともいろいろな”思い”や”構想”を膨らませる雑談ができますし、会社員だけをしていると得られない知見も学べます。
こういう貴重な体験は、ひょっとすると大人数では他者の目を気にしてしまうので、少人数で対応したからこそなのかも。と私は思いました。少人数だと一人のあたりの負担が多くなり、もちろん大変なんですけれどね…。
興味を持っていただいた方、ありがとうございます。いただいたサポートは、クリエイターが参加している各活動支援にさらに活用していきます。