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障害福祉に飲食のプロが関わる

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飲食店で働くプロが障害福祉事業所を始める事で様々な変化が生まれました。飲食のみならず、自分の得意を生かして障害の有無に関わらず世の中に良い商品、サービスを提供したいという想いがあ… もっと読む
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#就労支援

障害福祉事業所(就労継続支援B型)の収益構造2021年

障害福祉事業所(就労継続支援B型)の収益構造2021年

おはようございます。

福祉と飲食店の経営をしている高橋です。

令和3年度に障害福祉サービス等報酬改定がありました。

今更ですが、現在私が従事する就労継続支援B型でどのような収益構造になっているのかをざっくり説明します。

まず、事業所が利用者に対して、工賃(1ヶ月働いた分に対する給与)の平均によって基本報酬が変わります。

工賃の全国平均はこちらです。

ちなみに、京都の私が勤める事業所での

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飲食と福祉の真逆の人材育成を考える

飲食と福祉の真逆の人材育成を考える

福祉の仕事と料理人をする高橋です。

経営者や料理業界では、できるだけ自立したスタッフが自力で考え結果が出せるように、人材育成するのが一般的だと思います。

先輩と一緒に行動し、初めは雰囲気をつかんだり、言葉使いや身の振り方を覚え、頭と体に覚えていきます。

基本的には、福祉も飲食も同じ流れで、仕事を教えます。

では、どこに真逆の人材育成があるのか。飲食店・・・一人前の仕事ができるように早く覚え

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工賃あげるには、就労系の福祉の支援員は働く知識2倍いります!

工賃あげるには、就労系の福祉の支援員は働く知識2倍いります!

おはようございます。

飲食業と福祉活動の二足の草鞋を履いている高橋です。

ゴールデンウィーク、郊外で緊急事態宣言が発令されていないところでは、わりと人が多く、賑わっていた印象です。おかげさまでレストランの方もご来店は多いものの、まぁ、なんというか、手放しで喜べない状況ではあります。

さて、今日は、福祉のお話を。

タイトルの就労系の福祉の支援員って、働く知識2倍いるよね?って話です。

1、

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