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人としての魅力 『魔性ですか?』

こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。

私には好きな女優さんがいます。それは「魔性の女」こと、高岡早紀さん!実は私、高岡早紀さんに似てる〜と言われたこともありました!痩せたら、という条件付きですが。(笑)

似ていると言われたものだから、何かとアンテナをはっていたのですが、ついに数年前、高岡早紀さんとのご縁がありました。大好きな石田衣良さんの小説『娼年』の舞台で、静香役を演じていたのが高岡早紀さんだったのです。役柄もあってか、彼女の演技はとても妖艶で、とても美しかった。

細身でしなやかなのに芯がある、妖艶なのに母としてしっかり子育てもされている、そんな高岡早紀さんに私はとても憧れています。

今回は、高岡早紀さんのエッセイ『魔性ですか?』を紹介します。

『魔性ですか?』のあらすじ

私に毒なんてあるかしら。いや、毒しか出なかったらどうしよう!?「なんで私、いつも魔性の女って呼ばれるんだろう。そんなことないのに……」
恋愛観、娘や犬との穏やかな暮らし、仕事のスタンス。
ユーモアと毒をちょっぴり含んだ、人気女優、初めての本音エッセイ。

『魔性ですか?』のおすすめポイント

本作は高岡早紀さんの言葉で、彼女の仕事論、恋愛感、子育て、過去などを紐解くエッセイ。一見とっつきにくそうな「大女優」の肩書きの裏側にある、等身大の彼女にとても親近感が湧きました。若い頃から女優として活躍し、いまも変わらず芸能界で唯一無二の存在ながらも、実生活では三児の母として子どもを育てあげている高岡早紀さんの名言をご紹介します。

1.「他人からの評価」の捉え方

人の口をふさぐことはできません。だったら言いたい人には言わせておく。

人から見られるお仕事をされていると、事実とは違った報道をされることも。私たちの生活の中でも、入ってきた情報を鵜呑みにしてしまうことはあるはずです。それが事実なのか、それとも誰かの解釈が入っていることなのか、見極める目を持ちたいものです。どんな人にでもアンチはいるもの!100%人から好かれることはない、それがわかっているだけでもだいぶ違いますね。

2.ハッピーは伝わる

家族がハッピーで楽しい毎日を過ごすには、自分自身が日々を楽しむこと。

女優で、母で、女。さまざまな肩書きを持っている高岡さんのモットーはとてもシンプルですが、とても大切なことですよね。自分の幸せは周りに伝わるし、自分が幸せでないと他の人を幸せにすることはできないはずです。

人は色々な顔を持つ

本作を読んで、より一層、女優であり、母であり、女性である高岡早紀さんを好きになりました。年齢を重ねてきたからこその気遣いや、母としての思い、一女性としての恋愛の話など、知れば知るほど、素敵だなあと思います。大女優でありながらも、まだまだ成長していきたいとキリッと言い切る姿はカッコよくて、本当に尊敬です。少し知ってしまったら、もっともっと早紀さんのこと知りたくなってしまいました。これが人の魅力、魔性の魅力…!私も女性に憧れられる女性になりたい〜〜!!!

ではまた〜



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