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しまなみ海道フィールドワークに参加して(Xデザイン学校 2023年 校外研修旅行)


参加を諦めた方に伝えたい。

恐らくたくさんいらっしゃる、今回のフィールドワークを
以下の様な理由で見送った方々へ・・・
(自分は以下の理由で、参加を尻込みしましたので、同じ思いだった方へ)

体力が無く諦めた人へ(個人的にはこれ一番もったいない)

しまなみ海道サイクリング、穏やかな海沿いを自転車で走り、
風を感じる、汗をかく、すごく気持ちが良かった
これは、死ぬまでに経験して良かったと、まず思いました。
体力0人間ですが、電動アシスト自転車は無敵でした。開発した人間ってすごい・・・)

空、海、山、橋。無加工でこの美しさ。
リアルな気持ちよさは、走った人しか感じられない・・・
出発時のコンビニ。一人だけ、ママチャリ型アシスト付自転車。
そんなにカッコ悪くない!w


デザイン初心者で自信が無くて諦めた人へ

自分はメーカー、そしてデザインとは関係ない職種
という、たぶん今回参加者で一番ひよっこ参加者でしたが
たぶん一番得られたものは多かったと自信をもって言える。
もちろん最初は超不安。でも逆にとらえれば、ラッキーでしかなかった。
他の参加者(有識者)と一緒の空間にいる、雑談を聞けるってだけでも価値しかない。
その上、実践を間近でみれる、意見交換できる、その場で真似て試せる、etc。
月並みな表現なら「百聞は一見に如かず」・・・。
自分の感じたままに近い表現するなら(バカみたいですが)
24時間ぶっ通しで、超面白い映画を見続ける、しかも独占上映(=リアクション、監督・演者に質問OK)、のような。
疲れるのはとっても疲れました。笑
でも、一分たりとも見逃したくない、ワクワクと発見があちこちに!
そんな3日間でした。

連日猛暑の中のサイクリング&人が出歩いていない。
当てのないフィールドワーク・・・もうひと踏ん張り!のカンパイ(※ノンアル)。


まあ、とりあえず通常講義受けてから~、と辞めた人へ

そして、今のXデザイン学校がオンライン受講なので、
浅野先生に会える&話せる、滅多無いチャンスでした。
正直これは思っても見ない実感したメリットでしたが、
会ったことのない先生が、画面越しで多数に向かって話す6時間×10回講座。
3日間ではあったけど、1対1直面して会話ができる、だけじゃなく、
他の人も交えて一緒にご飯を食べる、酒を飲む、雑談をする。
”人とは如何なるものか”に通ずるか否か(ちょっと自信ないですが、)
フィールドワークは先生の一次情報がめちゃめちゃ得られる
 =浅野先生ってこんな人なんだ、が実感できる。

※人によっては、講義の先生のことなんて知る必要ないだろ~
 と思う方もおられるかもですが、自分はどんな人か知る方が、
 はるかにインプットの質が上がると考えてます。

フィールドワークで感じた、浅野先生ってこんな人なんだ~、
てのは、人によって感じ方も違うだろうし、
参加した人の特権だと思うので、ここには書きません!笑
ぜひ次回のフィールドワークに参加して、ご自身で実感ください。

浅野先生、佐藤先生、参加者の皆さん、ありがとうございました!

先にnote書かれた参加者の方の内容に、感化された感は否めないですが。笑
素晴らしいイベントを開催し、参加させて頂けたお礼も込めて、
率直に楽しかった思いをまず綴りました。長くなりました・・・。
次回京都も、参加のつもりですのでよろしくお願いいたします。


以降、自分のための記録です。

あとは、フィールドワークの内容とかではなく、
参加した時に、感じたことや、反省などをつらつらと
自分のための記録として書きます。自己満!

1.人に話を聞くことの楽しさを知った

実は人見知りな自分。(そうは見えないとは良く言われますが)
人と話すことはできるけど、あまり他人や関心のある事以外は
知ろうとしない性格でした。
今回フィールドワークで、現地の人の行動観察、可能ならその場でインタビュー
というタスクを与えられ、チームの言動を見様見真似で、実践。
(後述するが、観察よりインタビューが多くなってしまった)

タスクが与えられたから、人見知りだけど聞くしかない、
と正直思いつつ、最初は始めたのだけど。
現地の方と「?」で終わる投げかけを混ぜた会話をしていくうちに
事前のデスクトップリサーチでは出てこない、思い、実態、感情・・・
知らないことで頭がいっぱいになる、会話の楽しさ。
自分の行動は、インタビューというには程遠い、
まだまだ未熟なものだったとは痛感しつつも、
どうしたらもっと引き出せる?と考えながら質問する、
クイズのような、パズルのような、難しくも楽しい感覚。

この感覚は、これまでの自分を破壊(は言い過ぎですが)するほど
衝撃的でした。今までの対話や知るチャンスをどれだけ逃してきたか・・・
前向きに言えば、これからの自分にやって来る機会は、
この経験があるからこそ、絶対楽しい、楽しみで仕方ない!

カッコつけずに言うと、今までは一人で居酒屋で隣のおっちゃんと
飲みつつ雑談する ”時間” を楽しんでいたけど、これからは
”時間を楽しむ” + ”今日は何が聞ける(知れる)か楽しみ” になった。

2.その場所を知ることの面白さを知った

「1」とほぼ同じことを書いてしまうかもしれませんが・・・
今まで、旅行は好きでした。事前に旅行先の観光名所を調べ、
郷土料理を調べ、お酒を調べ、それらを堪能できる旅行計画を立てる。
各地の良さを ”目” と ”口” で味わうことが好きでした。

正直、地理・歴史は小さいころから苦手で。
フィールドワークの事前調査でも、そんな苦手意識から
上手く取り組めなかった(単純に、反省・・・)

で、いざフィールドワーク。
現地の方からの話から情報を得る。
しまなみ海道でつながる島々を自転車で走って見た光景や、
地形、産業の違いを見て、聞いた話と繋がる。
また別の人に話を聞いて、違う視点での ”島” を知る。

小さな隣り合う島で、こんなに現状が違うのはなぜか?
同じ島でも北部と南部(西部と東部ももちろん)で、
こんなに風景が違うのはなぜか?
知ったことの中には、地理的なことはもちろん、歴史的なことも
たくさんあり、苦手なはずなのに、なんでこんなに面白いのか???
正直、自分でも、不思議で仕方なかった体験でした。笑
旅行は ”目(切り取った絵)” と ”口” だけじゃなく、
”目(視覚的情報)” と ”耳” と ”頭” で楽しむのもまた良いと知った。

・・・とは言え、いざ調べようとすると、まだ多分動き出す手は
遅いだろうと思うので・・・このnoteに
その土地の、地理や歴史を知ることは、面白かったでしょ!
と記録することで、未来の自分を応援したい。ガンバレ!楽しいむんだぞ!笑

3.観察の難しさを実感

残念ながら、猛暑+三連休で観光客が多い、という要因もあり、
なかなか、日常を送る現地の方に会えなかった。

・・・というのは、言い訳ではある。
人によっては、フィールドワーク予定時間外の早朝に
自分で現地を散策し、農家さんにインタビュー実施等、
精力的に活動していた。自分はそこまで(体力的にも)できなかった。

そして、やっぱり「まず見る」というのが、上手くできなかったと
フィールドワーク後の整理で実感した。
見ていても、現地の人が居ないから、何を見たらいいのか分からない。
現地の人が居て聞ける状況(我々チームは店に入ってインタビューが多かった)
になると、ついつい急いで(なのか?)聞いてしまう。
現地の人が居ても、その場に溶け込めないと、怪しい人物になり、
なかなかじっくり観察ができない。(一人行動の場合、余計に)

やっとの思いで軒下で寛ぐ地元住民を見つけたものの、怪しむ視線を受け、
そそくさと退散したシーン・・・勇気が出ない。

観察力は、磨けるものだと思う。
普段の業務の中でも、日常の中でも、家族しかいない家でも。
なるべく、「何だろう」「何故?」「今の何?」と気に留めるところから
観察を意識して過ごしていきたいと思う。
次回フィールドワークに参加できれば、そのときにまた、
今の時点から、成長できたか、振り返るのが楽しみ(でもあり、不安でもある。笑)

4.アウトプット、インプット、思考、アウトプット・・・繰り返しが大事

これは、フィールドワーク後のFacebookグループ上でのやりとりで、
幸いにもプラスアルファで実感できたこと。
(ごくごく、当たり前のことではありますが)

今回のフィールドワークは、7/15移動、16フィールドワーク、17解散、
という、実質丸2日間のチーム行動でした。
17は朝から現地解散!だったので、個人的に推しアーティストの
聖地巡礼を大目的に、因島を17~18日に散策。

造船の島、因島
推しギタリストが通っていたお好み焼き屋(上田屋)に行こうとしたら
間違って別の店(上田塾)に行ってしまったが、店主同士が兄弟だそう。
コチラのご主人、元塾講師で推しボーカルは教え子だと!ラッキー聖地巡礼!笑

その間は一人行動だったので、昨日までの様に話ながらは過ごせない。
なので、
聞いた情報や見たことから共有したいことを(考え)
ツイッターのごとく、Facebookグループに写真投稿(アウトプット)。
先生やメンバーがそれに反応とコメントをくれる(インプット)。
休憩しながら、そのコメントを読んで自分なりに解釈(考え)、
自分なりの考えを捻出し、コメント返信(アウトプット)、
またそれに先生やメンバーがコメント(インプット)、・・・

これが、効く。何にと言われると表現しがたいけども、
 ①アウトプットすること(投稿然り、考えを表に出すこと)
 ②違う考えの人のコトバを、まずは受け入れること
 ③その人のコトバから考えや意図を(自分なりに)理解すること
これって、結構難しいと思ってて、まず①でも、結構自分は躓く。
今回は、フィールドワーク&サイクリングハイ(疲労)になっていたことと、
先生の「投稿楽しみにしてます」と皆さんのリアクションで、
最後までしつこく投稿し続けられました。(しつこすぎてすみません、くらい)

そして、②③が何度も繰り返される事で、最初のアウトプットの時には
思っても見なかった結論が出たり、ボヤっとしたものが形を成したり。
一人で悶々と思考してもダメ、1回アウトプットして意見を聞いただけでも
まだ深まらない、何度も繰り返すことでゴールに近づいていく

し、この思考は、今考えていることだけじゃなくて、
自分の教養として、一つの解?知識?を磨く行為でもある
んだなと。
色んな考えの色んな人と対話したという実績もまた然り。

・・・感じたことと、浅野先生から教えてもらった言葉を咀嚼し(たつもりで)
なんだか、当たり前のことと、訳の分からんことを
書いてしまった気がするけど、自分の今の思いとして、
記録しておく!思考大事と言いながら、最後にきて投げやり!笑


最後に

今回、参加者は実質7人(+チューター1名、先生2名)で、
自分の申し込みは7番目。最後まで悩んで悩んで申し込んだ。
 ・体力無いし、乗り切れる気がしない
 ・暑いの嫌いだし、日焼けしたくない
 ・しまなみ海道、車では行ったことある
 ・主人の実家が愛媛だから、帰省でまた行く機会ある
 ・普段の仕事も忙しい
 ・Xデザイン学校の通常クラスでいっぱいいっぱい
 ・デザイン職種じゃないし、初心者だから迷惑かけそう
 ・申し込み現時点で6人なのに開催されるの・・・?(募集20名)
 
挙げたら切り無いほど、行かない理由がたくさんあった。笑
(ちなみに:日焼けは全力防御したので、顔と指だけ若干焼けた程度)

先輩の「こんな経験、なかなかあるもんじゃないよ~行けばいいじゃーん」
っていう、今思えば超他人事な後押しを真に受け、参加

結果、よかった!何事にも飛び込むべき!
今後これを読み返す未来の自分、これからも貪欲に、飛び込んでいけよ~!

(チームの皆さん:Miroの整理も終わってないのに、こっち書いててすみません。後程頑張ります。)

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