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【ご報告】朝日新聞・SDGs ACTION!の記事を書かせていただきました!〜SDGs目標1「貧困をなくそう」を解説 今、私たちにできることは〜

みなさん、こんにちは。
株式会社Liberty代表取締役の三上結香(みかみゆか)と申します。

本日は皆様に嬉しいご報告を。
先日、朝日新聞デジタルのSDGs ACTION!にてSDGsに関する記事を書かせていただき、掲載されました!

SDGs目標1 「貧困をなくそう」と私のつながり

本テーマについては、昔から関心がある分野でした。

中学校時代。アメリカへ留学しようとしましたが、アメリカ同時多発テロ事件(9.11)のために叶いませんでした。テレビの中で、ビルの上から黒い雲がもくもくと湧き上がっている映像ばかりが流れていたのを今でも思い出します。

最初は、留学が中止になった悔しさでいっぱいでした。「待ち焦がれていたアメリカでの生活がこんな理不尽な形で終わってしまうなんて。。。」
しかし、次第に事件の背景に興味を持つようになり、戦争や紛争など、不安定な社会情勢の不安定さがきっかけで貧困が起こっていることを知りました。それ以降は、「なぜ戦争が起こるのだろう?」「なぜ人を殺められるんだろう?」「なぜ違いを認められないのだろう?」などといった「なぜ」で頭がいっぱいになりました。

大学時代。法学部政治学科の国際関係コースを選択し、中南米の政治を専攻にすると決めた矢先、アルゼンチンへ留学するチャンスをいただきました。当時は、現地の大学でももちろん政治経済について学びましたが、実際は大学以外の日常生活で学ぶことも多かったように感じます。

発展途上国に分類されるアルゼンチンでは貧富の差を「体感」しました
留学生のオリエンテーションでまず最初に買うことをおすすめされた地図「Guia T」。それを見ながら、ブエノスアイレス市では豊かさに応じて住む地区が変わることの説明を受けました。
観光客で溢れるダウンタウンのみならず、中産階級が住む地域では、路上で物乞いをする人や道路を横断しながら物売りをする人、昼夜関係なく働く子供達など、「貧しさ」を至る所で目にしたからです。

近所のスーパーで買い物をした後には、必ずといっていいほど、出口で声をかけられます。

「Pan o moneda(パン、もしくはお金を)」
「Por favor, amiga(ねえ、ちょうだい)」
「No querés una?(お花、いらない?)」

当時は学生ですから、親からの仕送りを渡すのもどうかと思うし、かといって何もしないのもどうかと思う。悩んだ挙句、買ったばかりのパンをあげることもありましたが、心の中のモヤモヤは消えません。

ほかにも、留学期間中は教会主催の各種イベントや、大学のボランティア団体、中南米で居住支援などを行うNGO団体「TECHO」などにも積極的に参加しました。さまざまな活動を通して「貧困層」に当たる方々とも出会い、実際に時間を共有しながら、何をすることが本当に目の前の人に、そして社会に貢献することなのだろうか、と悩み続けた1年間でした。

私自身、そんな風に考え続けたからこそ、今回の記事の依頼をいただけたことはとても光栄であり、皆様に是非読んでいただけると嬉しいです。

その後の決断と方向性

今回の記事のテーマは「今、私たちにできることは」ということで、社会課題をそのままにしておくのではなく、具体的なアクションにまで落とすことを意図して書かせていただきました。

本記事の中でもいくつか挙げさせていただきましたが、課題を感じている方がそれぞれ「これなら自分にも今からできそうだ」と思うことをまずは取り組んでみて頂けたら嬉しいです。

事実に対して、良い悪いなどの判断や意見はさまざまだと思います。今回書かせていただいた内容も事実確認はしてあるもののあくまでも私の主観や経験に基づいた記事であり、100%すべてが正しいと言うつもりもありません。ただ、さまざまな意見を聞きすぎて結局何も行動できないのは本末転倒だと思うので、自分が「良い」と思うことを信じてまずやってみることが何より大事だと思うのです。

私は、上記のようにさまざまな活動に取り組んだおかげで、結果的に「経済を通して社会貢献をしたい」という答えに辿り着きました。経済活動は人々の生活に直結しており、そのことを活性化することは、人々の生活の質の向上に直結するからです。

就職したのちに起業し、事業を拡張すると決めたのは約10年前ですが、その決断に至ったのはノリやテンション、勢いではなく、それまでに自分でさまざまな活動に取り組んだ経験値があったからです。私にとって、SDGsを軸に事業展開をすることが自分や大切な人、地域、国や世界に貢献することに直結しています。

長くなりましたが、1人1人の小さなアクションが大きな波になって、世の中の変化につながると信じて、今日も最大限仕事します!
いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

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