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アラフォーでゲームデビュー!と愛を伝える方法

小学生のときはゲームをしていたが、それからゲームをしていない。そんなわたしがアラフォーになってゲームを始め、ゲームが私たち親子を繋いでくれるかも?!な話し。


わたしのゲーム履歴

初代ゲームボーイ(厚さ2~3cmありそうなあれ)

ポケモンの緑をやったことは覚えているが内容は覚えていない。途中でやらなくなって、兄弟が全クリしたような(曖昧)。兄弟①:赤、兄弟②:青、だった記憶(うそかもしれん自信なし)。通信してポケモンを交換したのは覚えている。

テトリスもゲームボーイだった気がするんだけどな〜。どのゲーム機でやっていたかすら記憶にない。

スーパーファミコン

ぷよぷよ。家族で対戦していた。楽しかったけど弱かったので負けてばかりだった。

カセットがいくつかあったのは覚えているが、他にどんなゲームをしていたか記憶にない。

携帯型

たまごっちのメスっちをやっていた。兄弟①:オスっち、兄弟②:たまごっち、だったような…うそかもしれん。

振り返って

ゲームにのめり込めなかったのはシンプルに難しかったから。「ゲームは難しくてできない」と言うと「ゲームが難しい???」となかなか理解されないし「相当バカだね」と直接的にバカにされるが、難しくて楽しくなかった。ワクワクするのは手に取った最初だけで、やってみると難しい。ルールを覚えることもボタンを覚えることも難しい。課題を乗り越えるために課題と向き合い、乗り越えるために試行錯誤やアイテム探し、それは勉強と全く同じ。当時勉強が絶望的にできなかったわたしは楽しくなかった。兄弟が試行錯誤したり攻略本を手に入れて粘り強く向き合い全クリする姿をみて「すごい、わたしにはできない」と思った。ドラゴンクエストやファイナルファンタジーは難しすぎて手も足もでなかった。それぞれの得意不得意を把握して、俯瞰できて、ハプニングが起きても冷静に対応できて、粘り強く向き合えて…ゲームができる人や楽しめる人を羨望の眼差しで見てしまう。

わたしもゲームを楽しめた!

絶望的に勉強ができなかったけれど、高校で英語に興味が湧き、英語は好きなまま大人になった。とはいえ英語力は低いままだったので手軽に触れ続けたいと始めたのがDuolingoというアプリ。

これはすぐにゲームをしている感覚になったので「わたしには無理かも」と思ったが、抵抗感なくゲームに乗っかり楽しむことができた。そしてそのままレッスンを1つクリアした。達成感が気持ちよくて夢中になった。

この体験から「わたしもゲームを楽しめるかもしれない」「ゲームを活用してなにか克服できたらいいな」と思うようになった。

試してみるか

わたしには小学生の息子がいる。息子はゲームへの関心はとても低かった。SwitchというNintendoのゲーム機を持っているが、数分やって1~2年やらず、を繰り返していた。
小学校高学年になり、隙あらばゲームをしたい様子。ゲームへの関心が上がり他のゲームもしてみたいと訴えてきた。それがスマホゲームで位置情報を利用して遊ぶもので、わたしは渋った。

「ママのうそつき!『試して考えて経験値を上げる、失敗も成功もない』って言うくせに!なんでゲームではやらないの!」

「ゲームしないから分からない」と渋るだけで何もしないわたしに息子が怒った。耳が痛い。重い腰を上げて試すことにした。

スマホゲーム

初心者なりに調べて、最初に出した条件はこちら。

・親であるわたしのスマホにインストールする
・ママと一緒のときにゲームをする
・基本、座って遊ぶ(安全優先)(歩きスマホ厳禁)
・試行錯誤していく中でルール変更はある

息子がこれに同意してから始めた。

が、ゲーム導入前のご家庭にはこちらの本を読んでから条件や約束事を決めることを熱く強く激しくオススメする。心構えとか。


位置ゲーム:ポケモン GO

アプリを開くと、実際とほぼ同じゲームの地図が開く(フィールドマップ)。そこに表示されるポケモンを捕まえるのを楽しむ。

まず、息子は歩きスマホがとっっっっっっっっても大嫌いだった。わたしがするものなら憤慨するほどだった。警察より厳しいのではと思うほど。
そんな息子だが、ポケモンGOを始めて間もなく、歩きスマホをしてしまった。もちろん息子はしようと思ってしたわけではない。けど、してしまった。息子はショックで硬直、わたしと目が合ったまま瞬きせず、絶句。
それから歩きスマホに憤慨することはなくなり、以前よりも安全確保を重視するようになった。具体的に聞いてはいないけれど、【基本、座って遊ぶ】【座って遊ぶ(ごく稀に例外あり)(安全最優先)】に変わったように見える。

息子の希望で始めたゲームだが、ポケモンを捕まえて集めるのは楽しいものの戦うのは好みではないようであまり遊ばなくなった。わたしはポケモンを捕まえることすらできず早々に諦めた(爆)


位置ゲーム:ピクミンブルーム

歩数計だと誤解し「息子が歩くことをより楽しめるのでは」と期待して始めた。

ピクミンとは目に見えない不思議な生き物だという。それを育てるゲームだと。歩数計では無い。

この育てる作業や過程が息子に大ヒット!。そもそも息子はどのピクミンもかわいいらしく(わたしには無い感覚だったので驚いた)アプリを開くだけで「かわいい…♡」と愛でている。ごはん(エキス)をあげるときなんて「かわいいなー♡」と愛が溢れている。嬉しい想定外。

歩くとピクミンのごはん(エキス)やその土地のアイテムを得ることができるので、歩くことを楽しめるようになりました。「お散歩しよう」が効かなくなってきたところだったので「ピクミンのごはん(エキス)をとりにいこう」と誘うと喜んですぐに家を出るようになり、始めてよかった。

気になるのは、一日の行動を振り返ることができるのでわたしの行動が丸わかりなこと。知られてまずいことはないけれど「(ぼくが学校に行っている間に)こんなところ行ってたんだ」と言われると、なんか悪いことをしている気分になる。他は電力とデータ通信の消費が激しいぐらい。

わたしは育てる作業が「わけわからん」「手がかかってイヤだな」と早々にギブアップした。しかし、同じゲームをしている友人とゲーム内でやりとりできるようになった瞬間から楽しくなったしピクミンがかわいく見えるようになった。うそみたいなホントの話しで、あまりの変わりように自分でも笑った。今では毎日ピクミンのごはんを調達するために歩き、かつ1万歩を目指している。


睡眠ゲーム:ポケモンスリープ

息子は寝るのが苦手。数えきれないほど試行錯誤し、いまだに苦戦している。少しでも気分良く寝れるようになったらと始めたゲーム。

寝る前にアプリを開き『ねむる』ボタンを押しスマホを枕元に置く(充電したまま推奨)。起きたら『計測を終了する』ボタンを押す。
息子は翌朝を楽しみに布団に入るようになり、目覚めたら「どんなポケモンがきたかな〜」とワクワクするようになった。苦手ゆえ毎日とはいかないけれど、それでも格段にポジティブモードが増え、心の底から嬉しい。試行錯誤の数々が成仏した。

息子はカビゴンに3食あげたくて「ママ、ぼくが学校に行っている間、お世話してね」ということで、息子の他にカビゴンも育てている感覚。「もはや仕事やん!」と気が重かったが、これで寝かしつけや起こすのが楽になるのならと3食お世話している。今や習慣になっている。ゲームだとこんなにサクッと習慣になるのかと驚いている。


Switchで愛を伝える?

愛を伝えるのに、特に親が子どもに愛を伝えるのに、スキンシップが重要だと言われている。その通りだと思い素直に実行してきたが、ここにきて思わぬ壁にぶち当たっている。

息子は予定の変更や環境の変化などが苦手で、愛を伝える方法を変えるのも苦手だった。なんと…これは盲点だった…。反抗期といわれる時期に手を繋ぐなどのスキンシップは子どもから卒業するものだと勝手に思い込んでいた…。

愛を伝える方法を、スキンシップ以外の方法で模索中。まだスキンシップの割合が多い。

息子が小学校低学年のときだったかに「どういう時にママから愛を感じる?」と質問したら「欲しいものを買ってもらった時」と即答だった。買うのは物理的にも金銭的にも難しいので、たまに。
息子は乗り鉄だから、電車に乗るのもいい。それもいいけど、別行動しているときや離れていても伝える方法を模索したい。あー〜愛を伝える方法を増やすことを意識しておけばよかった…。

そんなことを考えていたある日、
「ママと一緒にゲームがしたい」
「ママが小学生のときやってたポケモンの緑を一緒にやりたい」
(これだ!!!)

今は同じゲームを2人playで楽しんでいる。ゲーム内でやりとりするようになれば、別行動していても別の時間帯でもゲーム内で協力したりできる(ですよね?)。ゲームは愛を伝える1つになるかもしれない。Switchが愛を伝える救世主になるかもしれない!

Switch、わたしに買っちゃう?
Switchの価格…これだけあればまぁまぁな乗り鉄ができるな…いやいや、別行動で愛を伝えるためで乗り鉄は一緒に行動するからよろしい。
反抗期に入る前に、気が変わらない内に…買っちゃうか?

おまけ

小学生の頃からやってみたいと思っていたゲームは桃鉄こと『桃太郎電鉄』。息子の乗り鉄も相まって、やりたい熱が上がっている。買っちゃう買っちゃう?


今は学習用の桃鉄があるんですね。


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