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次男、ランドセルを決めるの巻


「ぼく、ランドセルきめたー。」そう言って次男はランドセルのカタログを見せてくれました。


つい先日、幼稚園の卒園式があり、年中の次男は修了式に参加しました。
担任の先生からは「年長さんになっても頑張ってねー!」と声をかけられると、クラスのみんなが元気よく返事をしていました。

このようなご時世なので、修了証や記念品も前日に配られ、挨拶をするだけの簡単なものでしたが、無事に一年終われたという気持ちになれました。

来月からは年長さん。
1年後には、もう小学生かーって話している頃かなぁと思いながら、ランドセルを決めないといけないなと考えていました。

そんな言葉が口に出ていたみたいで、次男は急にカタログをだしてきました。
幼稚園からランドセルのカタログを時々いただいていましたが、なんと次男はそれらを熟読していたのでした。
そして、知らない間に決めていたのです。

「え?そうなん?どれ?」
半年ほど前、ランドセルは黄色がいいと言っていた彼。どちらかというと、服も派手なものが好み。モノトーンを愛する長男とは真逆なので、もしかして女の子用っぽいパステルやったりして…とドキドキしながら教えてくれたランドセル。

「これ!」と元気よく指さしたのは、黒いランドセルに縁どりが青いもの。
シンプルだ。
意外。

「なんでこれなん?」と聞いてみる。
「だって、かっこいいから。」以上おわり。

もしかして、適当かな?とも思ったのだけど、帰ってきた夫にもカタログを見せて同じものを指さしたので間違いないと思います。

色々考える間もなく、決まってしまった。
私達夫婦の考えとして、子どもたち本人が決めたことには否定や口出しをしないようにしようと努めています。
なので、じゃあそれでいいかあっていう感じで決めました。
本当だったら背負い心地とか、サイズとか色々検討した方がいいとは思うのですけれど。

私は長男が生まれて、初めてラン活という言葉を知りました。甥っ子や姪っ子は1年かけてオーダーメイドのランドセルを作ったりしていて、ビックリした。

私は滋賀県出身なのですが、私の通っていた小学校には指定のかばんがあったので、ランドセルを背負ったことがありません。

この間調べた所ランリュックというそうです。



滋賀県と京都の一部の地域で採用されているらしく、軽くてお値段も手頃で、家計にも子どもにも優しいというものでした。
しっかし、これがダサくて。(失礼)
そして大体、高学年になると壊れてきて、みんな直しながら通学路を通ったりして。(友達に壊れた肩ひも直し名人がいた。)

今は楽天市場とかでも買えて、あえて使っている方もいるみたいですね。

私は小さな頃、テレビでランドセルのCMを見たり、漫画でランドセルを背負っているシーン見ても、どことなく違う世界のことと思っていました。
だって、見たことないし、自分は持ってないし、友達も持ってない。
でも、ランドセルが小学生の象徴のような気がしていた。

それが、長男のランドセル選びの際にやっと現実味が出てきました。
本当に小学生はランドセルを背負うんだって。
そして、長男がランドセルを背負う姿は、あのCMで見ていた子ども達だと、思いました。

あぁ、私はランドセルに憧れていたんだなぁと気づきました。
昔は赤と黒しかないような、大きくてツヤツヤのランドセル。
今は、素材も色もいっぱいあって。こんなに沢山の中から選べるなんて夢みたいだ。

当たり前に選べる息子達が、ちょっぴり羨ましいと感じるのでした。

今度、ランドセルの試着会があるみたいなので、そこで最終確認をしようと思います。
心変わりして、迷宮に入らないといいけれど。

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