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日々、人に助けられている

風邪が治らないため完全復活!とはいかぬが、心の状態は戻った気がする。「たった3日くらいで戻るのかよ!大袈裟だったな」と思われそうだが、なんと言われようと戻ったのだから喜ばしいことだ。バンザイ。

気持ちが落ちてからとにかく内省をした。家庭でも仕事でもとにかく自分と対話していた。どうしてこうなったのか、どうあるべきなのか。人に相談したり、病院に行ったりする前に自分の中で折り合いをつけたかったからだ。

家庭ではとにかく妻が動いてくれた。僕に負担をかけまいと日々の家事育児で疲れる体を動かしてくれた。あれこれ動いてくれる姿のなんと頼もしいことか。妻に負担をかけないようにと無理をした結果、結局妻の負担を増やす形になってしまった。僕のコミュニケーション不足による部分が大きいので、家庭での役割分担についてもっと話し合わなければならないと思う。

仕事では他の職員に助けられっぱなし。仕事を代わってもらったり、定時より早めに帰らせてもらったりと至れり尽くせり。自分たちの負担が増えるはずなのに、誰も嫌な顔をしなかった。ありがたい職場である。恩を仇で返すことにならぬように退職はもう少し先延ばしでもいいかもしれない。

妻がいて子供たちがいて、それなりに恵まれた職場がある。今の環境が当たり前になり、心に余裕がなさすぎてありがたみが薄れていたようだ。

弱音を吐いてもいい。他人をもっと頼ってもいい。これが今回の気付きだ。弱い部分を見せるのが嫌で他人を頼るのが苦手な自分。一人で抱え込んで結局最後に限界を迎えてしまう悪い癖。もう少し他人を信頼して期待を寄せてもいいのかもしれない。

あとは被害者意識が強すぎる部分があるような気がした。「僕はこんなに大変なのに!」と自分だけが大変だと思い込む節がある。物事の大小はあれど、みんな何かしら抱え、もがき苦しみ、葛藤しながら生きている。もしかしたらみんな限界ギリギリで踏ん張っているのかもしれない。もう少し他人に目を向ける優しさを持つ必要がありそうだ。

もがき苦しんでいるで思い出したが、友人が小説を書こうとしているらしい。

やりたいことに向けて葛藤する様子をオープンにしている姿にいつも力をもらっている。目指す方向は違えど、小説を書くという目的は一緒だ。同士としてライバルとして切磋琢磨し合いたいと勝手ながらに思っている。

1月は葛藤や言い訳ばかりになってしまった気がするため、そろそろ筆を取ろう。

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