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【兎草子】選択的夫婦別姓カモーン(24/07/01)

今日はなんとなく気になるニュースが多い。


野党による政権奪取で選択的夫婦別姓は実現するか

日本ではなかなか議論が進まない選択的夫婦別姓。今や選択できないのは、世界広しといえども日本くらいである、というのは理解されているのだろうか。
今放映されている「虎に翼」でも戦後の民法改正における、男女同権、家制度からの解放というのが描かれているが、このときに残されてしまった旧制度をいまだにひきずったままとなっている日本である。

選択的夫婦別姓の実現を阻んでいるのは、明らかに女性天皇実現を阻もうとしているのと同じ自民党を中心とした超保守勢力である。先日は経団連と経済同友会が選択的夫婦別姓を実現すべきだという提言を自民党に申し入れた。こんな状況ではあるから自民党の中には改革すべきだという人たちもいるはずなのではあるが、この件をなかなか論点にして党内で議論しようという意気込みは希薄なように思える。それ以外では多少の政策の違いも飲み込んで大きな党としてまとまることのメリットを感じている自民党の先生方ではあるが、多分天皇制もだけれど、ここを争点にすると、自民党が崩壊するんだろう。

自民党のことはさておき、立憲民主党を中心とする野党勢力が政権を取るようなことがあれば、そのときには選択的夫婦別姓は国会を通るのではないかという期待をしている。もっと政策や公約の上位に挙げてくれないかなと思っている。今の野党に政権取らせて大丈夫かという心配は多々あるんだけれど、これを実行してくれるなら、投票しまっせ。
なんで、そんなに期待しているかというと、ずっと待っているんですよ。法改正を。せめて、下記のドイツの例のように最高裁で違憲判決が出て、事実上の執行が停止されればいいんだどね。

ミャンマーとの付き合いかた

こちらは、米価格の統制違反容疑での拘束とのこと。
ミャンマー経済を支えている外国人ターゲットにするのもどうかと思うが、それよりイオンがいまだにミャンマーでビジネスしていたこと驚き。新規投資は中止しているということだが、合弁ビジネスで約10店舗を営業しているとのこと。軍政に協力することはなかろう。少なくとも現地にまかせて日本人は撤収すべきできないのか。

日本は長くミャンマー、旧ビルマと友好的な関係にあったし、さまざまな支援も行ってきた。最近でも日本で引退した鉄道車両やバスなどがミャンマーに運ばれて活躍している。
とはいえ、政府レベルや大手企業のスタンスとしては、民主政策をとらず、民主派勢力を弾圧する国に対して積極的な活動をするべきではないだろう。日本は断固として民主主義とそれをかかげる国・人と連帯するという姿勢を示すべきではなかろうか。

広告宣伝車は全面禁止でいいんじゃない

都心の繁華街に行くと目についていた大きなボディに全面広告の広告宣伝車にようやく東京都が網をかけた。これまでは東京ナンバーの車に対してだけ制限がかかっていたが、これだと近県ナンバーであれば規制対象外で、ざる条例だった。条例改正により、LED広告の禁止、事前の届出などが義務づけられる。
さっさとやるべきだったでしょ。そもそも繁華街をぐるぐると低速で回ってCO2をばら撒いてるだけだし、大きな車体で道路を痛めてるだけだし、東京都だけの問題ではなく、全国的に禁止すべきことではないかと。最初に考えた人はいいアイデアだと思ったんだろうけど、正直サステナブルじゃないよね。むしろ嫌悪感を抱くので、広告としては逆効果の側面もあるんじゃないかな。

ちょっと気になるのは、アーティストのライブ機材を積んで全国のライブ会場を回るトラックとか、車体にアーティスト名など書いているし、どこまでが規制の対象かっていうことはあるね。

そもそも屋外広告って、ビルに掲げられた看板とか、野立看板とかも、景観を壊しているので、もっと規制されていいと思う。

タイトルの件

今日からタイトルを【 】でテーマを分類することにしてみました。
【兎草子】は卯年の私が思ったことを書く、ただの日記・エッセイ(=草子、草紙)です。(  )で日付も入れてみましたが、煩わしいかな。しばらくやってみてどうするか考えます。
旅関係の記録は別のタイトルで、ぼちぼちと書いていきます。



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