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光が差す場所はいつもここって決まっている。東京で出会った最愛の地の思い出。僕の365分の1日

こんにちは。俺です。

少し自己紹介でもしようかな。
現在27歳で、この間まで博打ニートをしていました。どうしようもないクズです。そりゃ嫁が愛想尽くします。でもそれまでは真面目に5年間働いていたんです。高校生の時から、ほぼ毎日働いていたんだ。アルバイト→学校→アルバイト
的な。割と青春もしたんだけど、もっと楽しみたかったな。大学進学は失敗し、浪人時代があった。
その浪人時代もアルバイト→勉強→女。 
典型的なダメな奴だった。家がとても貧しくて、国公立か、私立の特待で授業料免除じゃなきゃ通わせてくれない条件があったからな。当初何個か合格したんだけど、やっぱ入学金100万の壁はエグかった。当初アルバイトでのお金は貯金をしていて、割と金はあったんだけどな。一人暮らしがしたくて、その資金を貯めていたら150万くらいは溜まっていたんだよな。でも、俺は別に大学に行きたいわけではなかった。これといって何をしていいか迷っていたから、自分の金には手をつけることが出来なかった。

二浪目、別れ

一浪して失敗に終えた。受けた大学の一つにはジャンプ持っていったんだよな。ちなみにそこは受かった。言うてそこまで学力高いところではなかったけどさ。
二浪目に突入した。比較的に、友人も浪人をしていた。謎の安心感があってしまったのかもしれない。
1人は願書出し忘れで浪人。うん。まぁ現役合格できたくらい賢い奴だったから論外。俺を結婚っていいなって思わせた奴や。
1人はAOだか何かで失敗して突如試験。1番辛いパターンだよな。でも1番真面目だった。二浪仲間。クルマ掃除してくれた人。ツッコミ担当。
最後の1人は最初からセンター狙ってた。悔しくも不合格。一浪して、専門行って大学に編入していたな。賢いやり方だよな。英語ペラペラなんだぜ?

と、言うわけで、二浪目は割としんどかった。集中力ないし、バイトもそこそこしんどいし。浪人仲間以外で、心を支えてくれていた人がいた。ちなみに彼女ではない。だけど1番居心地が良くて、不思議と俺が何も言わなくてもわかってくれる人だった。高校3年の時からほぼ毎日泊めさせて貰ってたんだよ。泊まれない時は夜の旅をしていたりしてな。まぁそこは置いておこう。
少なからず、毎月1回は遠出をするくらい仲良かった。今思うと申し訳ないのが、俺のせいで彼氏できなかったのでは?思ってしまった。すまない。
とりあえず、やっぱり大学自体はダメだった。他の仲間はすんなり受かったけどな。だから俺は金掛けたくないから通信に行くことにした。そうすればもっと金も手に入るし!と思い。
そして、悲しいことが一つ、ほぼ3年間一緒にいた友人が引っ越してしまうことになったんだ。なんせ歩いて5分で行けるとこに住んでいたからな。俺にとって人生で初めて寂しさを覚えた瞬間だった。
彼女でもない、別に特別やましいことをしたこともない、あり得ないくらい健全な仲だった。2人でババ抜きをしてしまうんだぜ?ババもってるのわかっちまうやん?そんな仲だった。言うならばアホだな。
俺も新しい環境として、通信の大学へ行く。
でもその人は仕事をしに新しい環境へ行く。
ここで少し、俺は劣等感も抱いた。他の人は早ければ就職。大学だと3年生。俺は今から戦う。早くても4年後。これって負けちまってたんだ、俺にとって。早く追いつきたかった。

日常は決して甘いものではない

心の支えになってる人がいなくなってしまった。バイトの仲間たちはほんといい奴ばかりだった。中学一緒だった奴や、高校一緒だった奴、俺は仲間を固めていた。終われば飯にも行くし、飲みにも行くし、遊びに行っていた。アホみたいに。勉強ももちろんしていたぜ?でも気付けばほぼ毎日一緒にいた人は少し遠いところに行ってしまっていたから、俺はすっかり現実逃避して、気づけば知らない人の家に泊まっていた。声をかけては引っ掛けて、時には自分の欲も満たして、でも別に付き合うこともなかった。だって興味ないんだもん。女運が昔から悪いと思っていた俺は好きになるって気持ちを忘れていた。
日常は甘くない。アルバイトの方もなかなかしんどくて、辞めたくなってきていたが、仲間たちより先に辞めたくなかった。だけど変なやつが店長になったりして負担かかっていたんだよな。
そして、とある時に他の店舗から声がかかった。俺は行くことにした。数ヶ月経ち、店長やらないか?と言われる。
ふと、昔のことを考えた。今俺が周りの人間を超えるならば、これしかないんじゃないか?
と思い、やります。って返事をした。

そして始まる、地獄のような天国の日々。

そう、前職の5年は店長としての物語。
働く時間はエグかったけど、人はいい人で揃っていた。基本平均して14時間くらいは働いていた。もちろん残業代なんて出ない。利益が出たら配分されるシステム。それでも当時はがむしゃらになっていたな。
しばらくは友人たちと全く会えず、本気で心配された。あの時、痩せたな。
自分の時間がまずは0。眠い。疲れた。
毎日思っていたが、それでも
売りたいって気持ちが溢れていたんだ。日本でナンバーワンにしたいって。
そして3ヶ月休み0で働き、とうとう休みが来る。そんな休みは確かだが、その大切な友人に使った記憶がある。一目散に連絡した。遊ぼうぜって。とりあえず遊んだな。もちろん健全に遊んだ。ショッピングモールにきっと行ったと思う。確かな。
休みなんか秒で終わった。1日ってこんなあっという間だっけ?って感じたよね。
とりあえずそれからは仕事をして1週に一度の休みを楽しんだ。
時はどんどん流れていく。

本当の別れってこう言うことを言うのかな?と感じた春。肺に穴が空いたのも確かそんくらい。

店がクソ忙しすぎて、肺に穴が空いたことがある。ウケるよな、肺に穴空いたんだぜ?
その頃には毎月一回じゃなく、数ヶ月に一回になってしまった。んまぁ、俺もアイツも忙しかったんだと思うし、恋でもしたかったんではないかと思っていた。
「久々だね!聞いてくれ、肺に穴空いたんだぜ?」
「おひさ!え?肺に穴?笑 大丈夫?笑」
みたいな感じだったと思う。
とりあえずそれで会話を進めていく。
「てか聞いて!彼氏できたんだよね!」
ほう。良かったな。…え?心の底でモヤモヤした。彼氏出来てしまったのか、と。
「ま、仲良く遊ぼうね!気にしないでいいから!」
気にするだろ。普通に。彼氏さんに申し訳ないからな。いくら恋愛対象外といえど、そこは異性だしな。なんでモヤモヤしたかと言うと、7年ほど仲良かった友人が、唐突にそんなことを言い出したからだ。相談くらいしてくれても良かったのに。と思い、少し悲しくなったって言うのもあるな。
それから、
最初書いた記事へと発展していく。

こちらにて

いつも照らしてくれるのはここ。俺の中世界で一番綺麗なところ。上から見ても下から見ても綺麗な場所

だいぶ本題からズレちまったな
何を伝えたかったのかと言うと、特別何かを伝えたかったわけではない。文章を打ちたくなった。そんな夕方。

綺麗だろ?東京タワー。事あるごとに行く。最愛の地。
俺はもともと東京人だった。言うて陸の孤島と呼ばれている場所だけどな。でもチャリ一つ有れば何処にでも行けるし、クルマも有れば何処でも行ける。どこでも同じか。

綺麗だよな。パワースポットだよ。
俺と嫁さんも何度も行った。付き合って間もない時にも行った。喜ばせようと思って、デートなんかしたのは嫁さんだけだ。
不思議だよな。ここに行くと、心が浄化されていくんだ。俺は最愛の人、大切な人としか来ない場所って決めている。どうでもいい奴とは行かない。そう決めている場所。
きっと昔も今も未来も、俺はここにお世話になり続けるんだろうな。


世界の中心ってエアーズロックだろ?でもさ、自分が今いる場所が世界で中心なんだと思っちまおうぜ。胸を張ろう。その瞬間、そこは自分だけの世界だ。
だから俺は東京タワーにいるとき、俺は世界の中心にいると思っている。走っている時や、何か本気を出している時も同じ。

つい3週間前は本気で死のうと思ったけど今は違う。2週間前ここに行った時、俺は頑張るって誓ったんだ。やっぱりすげーよ。東京タワー。ありがとな?また来るぜ。何度も。

そんな僕と東京タワーの365分の1日。

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