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vol.15-4 途上国滞在中、どうやって体調管理している?病気とか怖くない?(延岡)

今の時代、インターネットを駆使すれば、アフリカでも中東でも、どんなことでも記事を書いて発信することができます。だからこそ、現場に足を運び、そこから「ナマ」の情報を発信することに価値が増すのです。

本当に、その通りですよね。わたしも、ここのところブログの更新が随分と滞っていますが、現場にいるからこそ得られる「ナマ」の情報であったり、経験といったものを発信していかないとなあと、原さんを見ていつも思っています。


最近、フィールドに行く車内でPodcastやVoicyなどの音声メディアに触れる機会が増えました。Voicyでは、わたしたちの共著『国際協力師たちの部屋 特別版—ゼロから考える“本当の”国際協力』に素敵なエピローグをお寄せくださった門田瑠衣子さんもパーソナリティとして配信されています。

先日も「大学生の国際協力に一番のオススメは現場に飛び込むこと」というタイトルの回を拝聴しました。そのなかでは、ご自身がストリートチルドレンに出会った実体験をもとに、特に大学生に対して、現場に行ったときに心からおすすめされていることがあります。


それは「自分が感じたことを必ず書き留めておく」こと。


自分だけが見られるクローズドな環境で記録するのももちろんよいですが、可能であれば、SNSやブログ、noteなどで発信するのも、わたしはおすすめします。原さんもよくおっしゃるように、自分が感じたモヤモヤを発信していると、それに共感を持ってくれる人が増え、共に活動をする仲間ができることが少なくないからです。

門田さんもお話しされていましたが、最初に感じた衝撃や悲しさ、苦しさ、辛さ、やるせなさといった感覚は、時が経つにつれて、経験を積んでいくにつれて薄れてしまいがちなんですよね。

だからこそ、そういう意味においても、現場の状況はもちろん、その人の感情の動きやモヤモヤ、その逆の希望やワクワクなんかも含めて、「ナマ」の情報、言い換えると「鮮度が高い」情報にわたしはもっと触れてみたいと思いますし、自分もそういった情報を発信していこうと思います。

これから原さんが経験される、事業の立ち上げ過程はわたし自身もすごく気になりますし、参考にさせていただきたいので楽しみにしています!


さて、原さんからいただいた「本音の」コメントに対して、わたしからも少しずつコメントを加えていきながら、体調管理において「最も大切なこと」を最後に書いていきます。


①現地の人たちと同じように対処する

ほぼほぼ治りかけの時に、村のおばちゃんたちに囲まれてかさぶたを全部剥がされ、「薬」という名の野生動物の脂肪分を、カラスの羽で塗りたくられたこともあります。
正直に言えば、ちょっとだけドン引きしてしまいます(笑)多分、ここ最近ずっと日本で暮らしていたからかな(笑)
僕自身は、「駐在生活」と呼ぶほど長期間途上国で暮らした経験はないし、これからアフリカに足を運んでも、連続滞在は3カ月ほどになりそうです。そのため、いつも使いなれている風邪薬(パブロンゴールドがおすすめ)や胃薬を日本から十分な量持参できるので、普通にそっちも使っています(笑)

あら、引いちゃいましたか(笑)

でもまあ、これに関しては正直、真似をしないほうがいいでしょうね(笑)


わたしの場合は、これまでに1年近く関わりもあり信頼のおけるおばちゃんたちだったので、抵抗せず言われるがままにかさぶたを捧げました。しかし、関係性も浅く、その土地のことにもまだ明るくない時点では、慎重に判断をする必要があるかと。

原さんのご指摘の通り、日本で普段使用している薬類は持てる分だけ持っていくのがベターです。あと、暑い国での駐在生活では薬に加えて、スポーツドリンクの粉末はかなり重宝します!


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