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世界中からデザイン好きが集まる Config2023 私が気になるセッション

今年も Config がやってきます!

こんにちは。株式会社グッドパッチでUIデザイナーをしております、金谷です。

WWDC にて Vison Pro が発表されてお祭り騒ぎですが、月末には Figma のお祭りがやってきます。

デザインツール Figma の新機能発表会、世界中からデザイン好きが集まるお祭り、Config!どれもこれも気になるトピックばかり。特に気になるセッションについてざざっとまとめていきたいと思います。

今年は現地サンフランシスコへ同僚3名とおもむきます🛫🇺🇸
3名とも初渡米でして、楽しみでなりません!私のTwitterでは、発表された新機能やナレッジ、現地の熱量を伝えていきますのでぜひチェックしてください ✅

Figmaの年次イベントは2回あります。初夏に「デザイン」がテーマの Config 、秋に「デザインシステム」がテーマの Schema です。昨年は初めて Schema by Figma Tokyo が開催されたのも記憶に新しいです。

さて、今回の Config 2023 では総勢70名以上のスピーカーが2日間で登壇し、フェスのように同時刻に5箇所で講演が行われています。自分のタイムテーブルつくりがてら、気になるセッションをまとめていきたいと思います。5日のボリュームを2日でやってないかしら?と思わされるくらいボリュームたっぷりで嬉しい悲鳴です💦 ちなみに、見逃したセッションについては、一部を除いてYoutubeなどで閲覧できるようになります。

私の中でのホットトピックは、AI、プロダクトデザイン、デザインシステム、グラフィックデザイン、エモーショナルデザインなどなので紹介するセッションはその辺りに偏っています。

そしてこの記事、セッション内容のみならず講演者自身のキャリアやプロダクト情報、個人的なトレンド、意見も加えています。結果かなり長くなってしまったのですが、楽しんで読んでいただけると幸いです🙏

ちなみにConfigは Conference + Figma の意味だそうですよ。私も最近知りました!笑

セッショントピック

ある程度、セッションごとの概要が分かります。

  • Accessibility(アクセシビリティ)

  • AI(人工知能)

  • By Figma(Figma社のセッション)

  • Collaboration(共同作業)

  • Culture(文化)

  • Design(デザイン)

  • DesignSystems(デザインシステム)

  • Development(開発)

  • Leadership(リーダーシップ)

  • PM(プロジェクト管理)

  • Plugins(プラグイン)

DAY 1 - June 21, 2023

Opening Keynote

9:00 AM - 10:20 AM PT on Main Stage
1:00 AM - 2:20 AM GMT+9(日本時間)
#By Figma #Design #Development

デザインは変化しており、そのプロセスで私たち全員が果たす役割も変化しています。これは、製品作りを根本から見直すことを意味し、考え方の転換から、デザインとエンジニアリングをより緊密に連携させ、優れた製品を作ることを意味します。Figmaの今年最大の製品発表会がコンフィグで始まり、Stripeがどのように製品を作っているのか、Netflixのデザイン担当副社長が語る優れたデザインが優れたビジネスである理由など、内部事情も紹介します。

https://config.figma.com/agenda?session=0be2934a-bf85-4387-ac65-710fe6984644

「Figma製品発表会 基調講演」
Dylan Field - CEO, Figma
Kris Rasmussen - Chief Technology Officer, Figma
どんな新機能が解禁されるんでしょう。個人的にはAI関連の機能を期待してしまいます!次に使うコンポーネントを提案してくれたり、そんな未来がすぐに来る気がします。

Figma は、誰もが製品開発に貢献できるように、デザインを身近なものにするために作られました。今年は、その意味と、Figma をより多くの人に、より多くの方法で開放する方法について再考しています。Config は、常に1年で最大の発表会です。

https://config.figma.com/agenda?session=0be2934a-bf85-4387-ac65-710fe6984644

「製品作りを再考する」
Katie Dill - Head of Design, Stripe
David Singleton - Chief Technology Officer, Stripe
これまでFigmaはデザインとエンジニアリングを限りなく近づけることに貢献してきたと思うので、Opening Keynote として文句のないトピックです。

優れた製品を作るために、デザインとエンジニアリングをどのように融合させることができるのか。仕事が常に流動的なときに、どのように進歩させるのか?Stripe でデザインとエンジニアリングがどのように融合し、優れた製品を生み出しているのか、ファイヤーサイドチャットに参加しませんか?ユーザー主導のアプローチで製品を作り上げる方法と、コラボレーション、実験、継続的改善の文化を育む戦略についてご紹介します。

https://config.figma.com/agenda?session=0be2934a-bf85-4387-ac65-710fe6984644

「ビジネスを伴わないデザインはただのお飾り」
Steve Johnson - VP, Design, Netflix
元Adobe、LinkedIn社のヘッドデザイナー、現Netflix社のデザイナーのスティーブ・ジョンソン氏による講演。タイトル日本でも最近Figma社によるデザイン経営のイベントが行われていましたね。デザイナーはデザインスキルの習得だけでなく、事業・ビジネスを理解して経営者と同じ言葉で話せることの需要が高まっていることを感じます。

優れたビジネスとは、優れたデザインの仕事です。本講演では、デザインによって真にリードするとはどういうことか、また、デザイナーが従来の役割の枠を越えて活躍することがなぜ重要なのかを探ります。世界中の消費者のために意思決定をしている上場企業の数を考えると、役員室に座っている誰もユーザーエクスペリエンスについて考えていないと考えるのは、馬鹿げていると思います。共感を呼び、解決策を見出すことは、デザインのスーパーパワーであり、単にテーブルに座っているだけでは不十分で、そこに新しいものをもたらすことがデザインの仕事なのです。

https://config.figma.com/agenda?session=0be2934a-bf85-4387-ac65-710fe6984644

The curious case of user interfaces (ユーザーインターフェースの不思議な事例)

11:15 AM - 11:45 AM PT on Hall E
3:00AM - 3:45 AM GMT+9(日本時間)
#Design #Development
Rasmus Andersson - Software Painter, Playbit

ユーザーインターフェイスにおけるイディオムは、どのように生まれてきたのか。大好物です。コンポーネントやイディオムは生存競争を経て、現在の慣れ親しんだ形になっているんですよね。

入力中はカーソルが固まり、そうでないときは点滅していることに気づいたことはないだろうか、それはどのテキストエディタでも同じである。UIデザインには、デザイナーによる小さな選択から始まり、後に業界で使われる規範となった原始的なものが何百と存在します。しかし、新しい製品を作るとき、どのようにして、慣れ親しんだものを使い、どのような型にはまるべきかを決めるのでしょうか。この講演では、過去、SpotifyやFigmaのような製品を作った初期の頃、そして未来への考察を通して、このトピックを探求します。

https://config.figma.com/agenda?session=971e4ec0-8551-41c8-b892-13b2afac452d

そしてなんと、ラスムス・アンダーソン氏は Interの制作者だそう!直近6月4日に彼はTwitterでギリシャ文字の新しいセットを公開していました。

Rasmusはデザイナーであり、ソフトウェアペインターです。彼は、大小さまざまな企業で、クリエイティブ・ディレクター、アート・ディレクター、製品デザイナー、ソフトウェア・エンジニアとして働いてきました。Spotify の創業デザイナーであり、Facebook と Dropbox で製品を開発した後、初期の主任デザイナーとして Figma に入社しました。Figma では、今日のツールの機能を支える基礎的なモデルの多くを開発する上で、重要な役割を果たしました。また彼は、コミュニティーのために無料でオープンソース化された書体Interの作成者でもあります。

https://config.figma.com/agenda?session=971e4ec0-8551-41c8-b892-13b2afac452d

Let your design system take Flight: building a design system simulator (デザインシステム・シミュレータを構築してみよう)

12:15 PM - 13:00 PM PT on Room 201
4:15AM - 5:00 AM GMT+9(日本時間)
Jana Choi - Design Tools Lead, Capital One
#Design systems

個人的にクライアントワークでも業務アプリケーションの構築と浸透を行ったこともあり、大規模な組織でのデザインシステム浸透事例は行くしかないセッションです🔥

大規模な組織では、エンタープライズ・デザイン・システムの導入を成功させるために、社内マーケティングとオンボーディング戦略が不可欠です。Capital Oneのエンタープライズ・デザイン・システム・チームは、システムの視覚的な魅力、高度なツール、および堅牢なサポート・モデルを示すために、インタラクティブなオンボーディングおよび教育プレイグラウンドでソフトローンチを行いました。デザイン・システムの「フライト・シミュレータ」という遊び心のあるタイトルで、Figmaベースのトレーニング・ツールは、デザイナーが飛び立つための準備をします。ヤナと共に、有益な(そして楽しい!)デザイン・システムのトレーニングが、いかにブランドを構築できるかについて話し合いましょう。彼女は、複雑なデザイン・システムの概念を消化しやすい学習プランに単純化するヒントを共有し、彼女と彼女のチームが、楽しい方法でトレーニングに命を吹き込んだ例を紹介します。

https://config.figma.com/agenda?session=b8df7081-7b10-4fe2-848c-6e4aa91b2428

A PR to Design Leadership (デザインリーダーシップへの提言)

12:15 PM - 13:00 PM PT on Hall E
4:15AM - 5:00 AM GMT+9(日本時間)
#Design systems #Development #Leadership
Diana Mounter - Head of Design, GitHub

先ほどのデザインシステムに関するセッションと同時刻開催😭ですが、GitHubのUIが好きなのでとっても気になる。迷ってしまいます。

開発者のためのデザインが、私たちの仕事のやり方に大きな影響を与えていることは、おそらく驚くことではありません。GitHubの初期には、デザイナーが変更を本番に送り込んでいましたし、現在でもほとんどのデザイナーがコードを書いています。多くの点で、私たちは開発者のコーディング方法を観察することで、デザインの方法について多くを学んできました。

https://config.figma.com/agenda?session=050592de-82af-48e6-9d78-4a6019988ebc

Design at the speed of the news (ニュースのスピードに合わせたデザイン)

12:15 PM - 13:00 PM PT on Room 203
4:15AM - 5:00 AM GMT+9(日本時間)
Chen Wu - Lead Product Designer, The New York Times
Jay Guillermo - Senior Product Designer, The New York Times
#Design

ビジネスとデザインのバランス、スピード感のある現場での実践的なナレッジが得られそうで興味深いセッションです。

New York Timesのホームページとストーリーテリング製品は、WIPワールドに対応して継続的に進化しています。ノンストップのニュースサイクルにより、チームはライブニュースの表示方法について迅速に反復し、新機能を迅速に展開し、テストし、常に製品を改良していく必要があります。そのためには、ニュースの判断や編集の階層性を伝えつつ、インパクトのある瞬間を幅広くカバーできる柔軟性を持ったホームページシステムが必要です。本講演では、The New York Times Home and Storytellingチームのプロダクトデザイナーとして、刻々と変化するニュースルームや読者のニーズに反応し対応し、市場投入のスピードとデザイン品質のバランスをとり、ビジネス目標を達成し、クロスファンクショナルパートナーとのコラボレーションだけでなく、互いのコラボレーションをどのように行っているかについてお話しします。

Pushing design forward: from speculative methodologies to crafting delight (デザインを推し進める:思索的方法論から喜びの創造へ)

13:30 PM - 14:15 PM PT on Room 203
5:30 AM - 6:15 AM GMT+9(日本時間)
#Design

「明日の製品をデザインする: スペキュラティブ・デザインへの旅 」
Kalyani Tupkary
- Sr. Product Designer, Twitch
Shihan Zhang - Design Lead & Design Futurist, Twitch & alterR.studio
最先端の場で、スペキュラティブデザインのフレームワークがどのように生かされているのか興味が湧きます。

デザイナーは制約のない世界を夢見ますが、制約がなくなるとどうなるのでしょうか。この講演では、曖昧な未来のためにデザインすることの複雑さと不確実性をナビゲートするための道標を提供します。本講演では、スペキュラティブデザインのフレームワークを製品開発プロセスに適用することで、潜在的な未来を探り、好ましい製品の未来を思い描くことができるのかについて掘り下げます。さらに、デザインフィクションをビジネスにおける先見性、センスメイキング、戦略のツールとして、特に未来とその影響に取り組む際に、どのように活用できるかを議論します。私たちの創造的なプロセスを共有することで、こうした思考のためのツールが、いかに新しい考え方や多様な前進の道を開くことができるかを説明したいと思います。

「デザインから喜びへ:Stripeのランディングページの作り方」
Richard Ekwonye - Design Engineer, Stripe
Kim Baschet - Designer, Stripe
Nick Jones - Design Engineer, Stripe

Stripeでは、小さなことが重要だと考えています。この講演では、Stripe Sessionsのウェブサイトの舞台裏を紹介します。デザイナーとエンジニアのパートナーシップと、細部への細心の注意によって、わずか3ヶ月でユーザーを喜ばせ、私たちの期待を上回るウェブサイトを作り上げることができたのか、ご紹介します。

Using color at scale for aesthetics and accessibility (美観とアクセシビリティのためにスケールで色を使う)

14:45 PM - 15:30 PM PT on Room 207
6:45 AM - 7:30 AM GMT+9(日本時間)
Ashley Seto - Lead Product Designer, Meta
#Design systems #Accessibility

行くに決まってます!最高に楽しみです。
大規模なカラーパレットの話が存分に聞けることを期待しています。アシュリー・セト氏は、Twitter社やPinterest社でもデザインシステムを担当していたそうです。彼女が研究から得た知見など、早く自分でもクライアントワークで実践したいです。
ちなみに拙著ではありますが、3年前の色彩設計に関する記事を出したり、色彩検定を趣味で取るなど好きな分野です😊

デザインシステムで美しくアクセシブルなコンポーネントを作りたいなら、色はその体験の中核となる基盤であり続けます。しかし、ツールが容易に入手できず、この空間の背後にある科学の理解も複雑であるため、これを正しく理解するのは困難であり、難しいことです。このように、テック業界では、これらの課題に対応するための色の表現と応用に向けた改善がまだ遅れています。私は、5年間の深いデザインシステムの経験からまとめた研究を用いて、大規模なカラーパレットを作成する際のベストプラクティスとスタンダード、色の実験的科学に関する教訓、そしてデザイナーがデザインシステムにおいてどのように戦略を立て、色を実装すべきかの指針を共有します。

Leading through uncertainty (不確実性を乗り越えて導く)

16:00 PM - 17:00 PM PT on Room 207
8:00 AM - 9:00 AM GMT+9(日本時間)
#Culture #Design #Leadership

デザインは、単に世界を理解するための方法ではなく、世界が理解するのを助けるものです。困難に立ち向かい、それを学習、成長、変化の機会として捉えるには、激しい楽観主義が必要です。

「A DESIGN-LED COMPANY」
Brian Chesky
- Co-founder & CEO, Airbnb
ブライアン・チェスキー氏はAirbnbの共同創業者兼最高経営責任者で、会社のビジョンと戦略を決定してきました。名ばかりではなくデザイン主導の企業である、最近のAirbnbのアップデート情報も予習していくとより学びが深そうです。

私たちはAirbnbのすべてにデザインのレンズを通してアプローチしています。私たちにとってデザインとは、物の見た目だけでなく、どのように機能するかということでもあります。私たちは過去3年間、ゲスト、ホスト、従業員の体験のほとんどすべての要素を再設計し、私たちの文化、製品、そしてコミュニティを変えました。この3年間で、お客様、ホスト、従業員の体験のほとんどをデザインし直し、文化、製品、そしてコミュニティを変えました。

「不確実性を乗りこなす」
Haraldur Thorleifsson
- Founder and CEO, Ueno (acquired by Twitter)
ハラルドゥル・トルレイフソン氏はデザイナー、起業家として数多く活躍されています。Twitter社のシニアディレクターでもありましたが…一時期話題になりましたよね。

ベッドに横になっていたのを覚えています。手を上げて上の電気を消そうとした。医師は、私の病気が腕に影響を与えることはないと言っていました。足とは違って、上半身は丈夫なままだと。その瞬間、私は彼が間違っていることに気づきました。くそっ。
私は、困難な状況を乗り越えていくこと、そして、進むべき道がわからないときにどうやって前に進むかについて話したいと思っています。それがあなたの心を動かすかどうかはわかりません。終わった後、いい気分になれるかどうかもわからない。でも、正直であることは約束できます。

DAY 2 - June 22, 2023

AI and the future of Design

9:30 AM - 10:15 AM PT on Main Stage
1:30 AM - 3:00 AM GMT+9(日本時間)
#AI

きましたね。全体的なセッションのトーンとしてAIとの未来にポジティブなことは想定通りなのですが、その論拠や考え方に各社違いが出そうで非常に楽しみです。

AIは私たちの未来と仕事をどのように形作っていくのでしょうか。メインステージでは、AIと製品づくりに関する最も革新的な思想家たちとともに、まさにこの課題に取り組んでいます。

「AIでデザインする」
Jordan Singer - Founder & CEO, Diagram
Andrew Pouliot - ML Engineer, Diagram
Vincent van der Meulen - Design Engineer, Diagram

AIはどのようにしてデザイナーをより効率的にすることができるのか?デザインのためにAIを使って構築する課題と機会は何でしょうか?AIによるUI生成の歴史、AIがデザイナーをより効果的にする方法、デザインのためのAIを使った構築における課題と機会、デザインとコードの役割の垣根を取り払うことについてお話します。また、Diagramの製品進化に関するディープダイブ(デモ)を共有し、この未来におけるデザイナーの進化した役割に取り組みます。

「ジェネレーティブAIとクリエイティブな軍拡競争」
Ovetta Patrice Sampson - Director of UX Machine Learning, Google
オベッタ・パトリス・サンプソン氏は、かつてIDEOの最初のAI倫理ガイドラインを含む、人間中心のAI/MLデザインとリサーチプラクティスの開発を専門としていたそうです。AI倫理は大変興味のある分野ですので、彼女の講演がとても楽しみです。

クリエイティブな土地に新しい保安官が登場しました。その名は「ジェネレーティブAI」。機械が私たちと互いに会話し、テキストや画像、アートで私たちができることなら何でも再現できるようになった今、人間のデザインの時代は終わったということでしょうか。スカイネットは、まだそう思っていません。このテクノロジー革命が、人間の創造性、革新性、想像力を高めるのに役立っていることを、私たちが冷静に、そして人間らしく生きていくために知ってください。

「AIとクリエイティブ・キャリアの強化」
Scott Belsky - Chief Strategy Officer and EVP, Design & Emerging Products, Adobe
Adobe社とAI関連でいうと、最近ベータ版でリリースされたPhotoShopのジェネレーティブ生成が記憶に新しく鮮明な驚きでした。アーティストの権利に関しても多くの議論が行われているトピックですが、どうアプローチしていくのが楽しみですね!

生成AIは明らかにクリエイティブな仕事を変革していますが、モデルを訓練し、アーティストの権利を保護し、キャリアを強化する機能を統合する方法を見つけなければなりません。本セッションでは、クリエイターの仕事の価値を尊重しながら、クリエイターにスーパーパワーを与えるGenerative AI技術を構築するためのアプローチと学びを共有します。初日からデザイン主導で進められた私たちのアプローチについて、アドビでの事例を交えて解説します。

「THE CRESCENDO OF AI IN OUR COLLECTIVE FUTURE」
Kanjun Qiu - CEO/Co-founder, Generally Intelligent
Reid Hoffman - Partner, Greylock

人工知能は増幅知能であり、私たちのより良い自己を育み、増幅させるものです。人工知能は、人間の心の力を引き出し、より強く、より速くするものです。私たちがAIのある未来に楽観的なのはなぜか、リードがGPT-4でAIに関する最初の本を書いて学んだこと、そしてAIが社会の民主化にもたらす変革の可能性について、掘り下げて説明します。

Embracing art to enhance your product (アートを取り入れることで製品をより良くする)

11:30 AM - 12:15 AM PT on Room 201
3:30 AM - 4:15 AM GMT+9(日本時間)
#Design #Design systems #Collaboration
Megan Barker - Illustrator, Duolingo
Robert Managad - Senior Product Designer, Duolingo
Anna Gusman - Product Designer, Duolingo

デザインシステムは厳格な印象がなぜかいまだに付きまといます。そんなデザインシステムとイラストレーションを掛け合わせた実践的な知見、楽しみです💚

Duolingoは、学ぶことを楽しくする会社です!しかし、それはカラフルなキャラクターたちなしには実現できません。この講演では、私たちがFigmaを使って、Duolingoワールド・キャラクターを中心としたイラストレーションとデザイン・システムを構築し、そのシステムを使って、私たちのキャラクター主導のブランドを製品デザイナーの手に届けるまでのストーリーをお話します。私たちの製品およびブランドにとって、なぜキャラクターが重要なのか、そして、キャラクターを念頭に置いて、Figmaでどのようにイラストを描き、デザインし、システムを構築しているのかについて説明します。また、私たちのブランドを製品にどのように組み込んだかについてのケーススタディを紹介し、このシステムでの作業から学んだこと、そしてそれが次の作業にどのような影響を与えたかについても説明します。

Emerging thoughts on AI assisted design (AIがアシストするデザインへの新たな想い)

12:45 PM - 13:30 PM PT on Room 203
4:45 AM - 5:30 AM GMT+9(日本時間)
#AI #Design systems

「長いロープと一握りの結び目: AIを活用したデザイン・リサーチにおける新たなベストプラクティス」
Jane Davis - Principal Researcher, Great Question

LLMの進化は、その幅広い利用可能性と相まって、デザインとリサーチが、支援技術や自動化技術をどのように、そしてなぜ私たちの技術に適用するのかという、新たなチャンスと課題に直面していることを意味しています。
広く利用可能なAIが存在する世界をよりよく理解するために、私は一次調査を行い、デザイナーや研究者がいつ、どこで、どのように、自分の仕事にAIの応用を見つけたのか、また、その倫理やベストプラクティスについてどう考えているのかを調査しました。この調査に基づいて、LLMをデザインや研究活動に適用する際のベストプラクティス(および落とし穴)を概説します。

「転換期のデザインシステム:不安、AI、そして私たちの行く末」
Kathryn Gonzalez - Head of Design Infrastructure, 1st Designer and UI Engineer, On sabbatical, previously at DoorDash

デザインシステムは、変化を管理するために作られています。私たちの業界では大量解雇が相次ぎ、テック業界の雰囲気は急速に変化しています。AIは、私たちのデザインとエンジニアリングの実践を土台から再構築するために急速に動いており、そこから生まれるすべての湧き上がる不安は、今ここにあります。そして、その未来はどのようなものなのでしょうか。キャサリン・ゴンザレスは、8年間Doordashでデザインシステムとそれを運用する組織を構築した後、この業界の未来を探求し、この瞬間を理解するために仕事をやめました。彼女の話、AIが支援するシステムの未来はどうなるのか、私たちの仕事にとって重要なこの時期の不安にどう対処しているのか、そしてこの業界の人々にとってそれが何を意味するのか、などをお話しします。

Fonts are software now, and that's awesome (フォントがソフトウェアになった、その凄さ)

14:00 PM - 14:45 PM PT on Hall E
6:00 AM - 6:45 AM GMT+9(日本時間)
#Design
Tobias Kunisch - Design Lead, Google Fonts, Google

タイポグラフィーを誰もが利用できるものにすることで、ウェブをより多様でローカライズされた美しいものにすることに情熱を傾けているトビアス・クニッシュ氏の講演。普段からGoogle Fonts、Material Designにお世話になっている者としては行きたい。ついでにMaterial Design 3の日本語訳もお願いできませんでしょうか、HIGも出ましたし。

インターネットの黎明期には、ウェブデザイナーがレイアウトの見出しごとに小さなフラッシュファイルをウェブサイトに埋め込んでいた時期がありました。これは、「Webセーフ」とされる数少ないフォント以外の書体を埋め込み、使用できるようにするためでした。それ以来、インターネット上では多くのことが変わりました。最近では、デザイナーやデベロッパーがプロジェクトのために書体を選択する際に、多くの選択肢があります。Google Fontsの共同設立者の一人であるトビアスは、オープンソースフォントが、インターネット上でデザイン・構築するすべての人にタイポグラフィへのアクセスを提供する重要な方法であると信じています(特に、ラテンアルファベットを使用しない世界の地域)。本講演では、バリアブルフォントのような新しい技術が、タイポグラフィをよりソフトウェアに近いものに変え、デジタル空間におけるまったく新しい可能性を切り開くことを紹介します。

How Figma connects to customers as we hyper scale (Figmaがハイパースケールする中で、どのように顧客とつながっていくのか)

15:15 PM - 17:00 PM PT on Room 207
7:15 AM - 8:00 AM GMT+9(日本時間)
#Culture #By Figma
Sho Kuwamoto - VP of Product, Figma

Figmaがコミュニティを世界各国で構築し、ブランドを確固たるものにしていくさまについて垣間見せてくれるかも。ショウ・クワモト氏の schema by Figma Tokyo(デザインシステムに関するカンファレンス)でのキーノートは圧巻でした。

企業が「ハイパースケール」するとき、成長と変化は非常に急速で、ついていくのが難しく、既存の規範や慣行は通用しなくなります。Figma の内部に入り、顧客リスニングの実践がどのように変化したか、また、サービス指向の考え方が、この会社を特別なものにしてきたものをどのように守ってきたかを学びます。希望は?あなた自身の仕事に役立つ何かが見つかるかもしれません。

他にもたくさんのセッションが

ここまで読んでいただきありがとうございました!私がご紹介したセッションやスピーカーの方はほんの一握りです。この記事を読んで、もっとConfig 2023 に興味を抱いてくださっていると嬉しいです。

一緒にデザインのお祭りを楽しみましょう!

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