見出し画像

お世話になってた企業ってすごいんだなって話【コミュニティマネジメント勉強中】

突然なのですが、こちらは過去にお世話になっていた会社の仲間たちに送るnoteです。
ご無沙汰してます。キクチです。元気ですか?僕の顔覚えてますか?

みんながその環境で快適に、「仲間たち」と楽しく働けていることって当たり前じゃないんだゾ!
ってそんな話をしたいと思います。このnoteを読んでくれた方は、人事企画の方や自分の上長に足向けて寝れなくなると思います。

あ。ご安心ください。今の自分の環境に愚痴を吐きたいわけではありません。会社と地域の仲間たちに恵まれて、今日も楽しく元気に生きております!!

いま、取り組んでいること

カシマに移住して1年と4ヶ月。「まちづくり」とか「地域活性化」とかいうは易し(どっちの言葉もあまり好きじゃない)で、いろんなことをやってるのですが、最近はこんなことに特に興味を持ちながら学び、取り組んでいます。

  • 会社のVision/Mission/Valueづくり

  • 会社のあれこれ

  • 地域で活躍するプレイヤーの掘り起こし

  • 地域でプレイヤーが楽しく活動するための土壌づくり(ネットワーキング・コミュニティ形成)

    • コミュニティのVision/Mission

    • コミュニティのカルチャー

    • コミュニティのルール明文化

    • コミュニティの年間アクションプラン

あ、引き続き三度の飯よりサウナとビールが大好きです。

会社も1つのコミュニティ活動

自分の会社のこと、地域の中でのコミュニティ活動を並走しながら考え行動してるんですが「あ。これ同じ頭の使い方してる。」と、ふと思ったんです。と、同時に前職でここまでチームやコミュニティのこと考えて行動してなかったな…とも実感しました。

前職では、「ビズリーチ・キャンパス( https://br-campus.jp/ )」というOB/OG訪問ネットワークを運営する事業に所属し、"価値づくり"を推進するプロダクトチームと"価値のデリバリー"を推進するビジネスチームの架け橋になるような立場、いわゆる「プロダクトマネージャー」という役割を担っていました。

プロダクトマネージャーの面を被っている時は、「暗黙知を集合知に」とか「みんなの心理的安全性を」とかそんなことを謳いながらチームと向き合っていて、チームの活性化の一端を担っているなーなんて思っていたのですが、そうやって活動できるのも、誰かがその土壌を作り上げていたからだということに気づかされた次第です。

成功するコミュニティ活動の秘訣

突然ですが、今、あなたがVisionもValueも当たり前のようにソラで言えること、全く当たり前じゃありません。

VISIONAL社のVISION/VALUEページ 引用:https://www.visional.inc/ja/visional-way.html

「成功するコミュニティの秘訣ってなんなのかなー?」と日々いろんなサイトや書籍、動画をほじくり返しながら、自分のこれまでの経験をまさぐっているのですが、たどり着いたのは自分が大学時代に所属していた"スキューバダイビングサークル"と"ベンチャー企業に所属していた時の経験"。

サークルはTHE・コミュニティ活動ですが、会社は一見するとコミュニティ活動のように(個人的には)感じてはいませんでした。

コミュニティ活動を成功させる上で最も必要な要素は「Vision(目的)」と「カルチャー(組織文化)」が適切に醸成され、そのコミュニティに浸透していることです(だと思います。※まだ結果出してないので)

スキューバダイビングサークルのVisionとValue

Vision(目的)
・安く、楽しく、安全にダイビングを楽しむこと

Value(文化)
・ダイビングをする前には深酒をしない(ダイビングの予定が全部終わったら激しくパーティー)
・海のことは泊まり込みバイトで勉強をしている仲間の言うことを絶対に聞く

大学生の時にこうして明文化してたわけではなく、改めて振り返っての言語化です。笑
でも、「安く、楽しく、安全に」は標語になってたな〜。。

Visional(ビズリーチ)のMissionとValue

Mission(役割)≒組織の目標、目的、存在意義
・新しい可能性を、次々と

Value(行動指針)≒組織文化
・価値あることを、正しくやろう
・変わり続けるために、学び続ける
・お客様の本質的課題解決
・その行動で、ブレイクスルー
・事業づくりは、仲間づくり

あー、、こわ。全部ソラで書けてしまってコワイ。
でも本当に日常づかいされてるんですよね。使いすぎて「クレハラだ(クレドハラスメント)」なんて仲間に言われたこともありました。笑

特に企業活動の場合は、仲間を増やすための「採用活動」があるわけで、一緒に働けるかな?という基準は主に、このValue(行動指針)が基準となっています。
リクルーターや面接官も務めさせていただいておりましたが、自分の価値観と相手の価値観すりあってるのかな?は結局この明文化があったからこそ考えられたように今も思えます。

このMissionやValueたちが文化になっているその環境は当たり前ではありません。そもそも明文化することに多大な時間が割かれており、それだけではなく、社員・メンバーに浸透させるためにも多大なる努力が注ぎ込まれてると思います。
(それだけ、Vision/Mission/Valueの明文化って大変なことです)

日常的な心理的安全性

今思うと、僕は前職では好き放題・言いたい放題させていただいてました。
「こんなこと言って大丈夫かな?」「こんな投稿・コメントしていいのかな?」ともちろん考えながら行動していましたが、不安になったことは一切と言っていいほどありませんでした。

今思うと(ほんとごめんね。当時はあんまり思えてなかったかもね。)自分のコメントには、誰かしら(主に上長たち)が必ずと言っていいほどコメントやSlackのスタンプを返してくれていたので、不安を感じなかったんです。誰かが見てくれている、誰かが必ずリアクションしてくれる。それだけで、心理的安全性はとても確保されます。
(特にリモート環境だとなお一層ね)


今やってるコミュニティ活動での1コマ "スタンプとリプライがたくさん"

小さな不安でも積もり重なると、自分の貢献度や承認されているかに違和感を感じてしまい、組織やチーム、コミュニティから離れていってしまうんでしょうね。。
今思うと(またまたごめんなさい)、めちゃくちゃ意識して返してくれてたんだろうな、と心の底から思う次第です。

まとめ

インプレッションが求められるマスマーケティングの時代が終わり、コミュニティイングの時代がきたなんて世間では叫ばれてますよね。
多くの人に知ってもらうのではなく、ファンと一緒にプロダクトを育成しながら、ファンのエンゲージメントを高めていくことのほうが重要だと言われています。
地域だけでなく、企業活動でもコミュニティマネジメントが重要なプロジェクトになっていくはず。

"すべては地域のために"と、自分がやるべきことに向き合っていますが、今やってることは自分のキャリアの血や肉になるなーと信じています。

コミュニティ活動が成功する秘訣は「Visionとカルチャーの明文化・醸成」「日常的な心理的安全性の確保」と自分自身の経験を踏まえて仮説立てています。検証できるように頑張るぞい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?