4つの足底内在筋トレーニング ~効果を考えて使えていますか?~
足底内在筋は足部の動的な安定化機構として重要な役割があります。足底内在筋の1つ1つは小さな筋肉ですが、協調して働くことで、足部には欠かせない機能の多く提供しています。
そのため、足底内在筋の弱化や萎縮は足部の機能低下を引き起こし、足底筋膜炎、外反母趾、扁平足、アキレス腱症などの疾患やバランス機能の低下に関連していると報告されています。
足底内在筋の萎縮に関連する疾患発生の予防やバランス機能を改善させるために、足底内在筋のトレーニングが行われることが多いです。
そこで、今回の記事では臨床で実施されることが多い、4つの足底内在筋トレーニングを紹介し、トレーニングでどの筋肉が活性化されやすいのかを検討していきたいと思います!
1.足底内在筋のトレーニングと活性化
まず結論から記載します。今から紹介する4つのトレーニングは、すべて足底内在筋を活性化させます。MRIを使用した研究では。筋活動を8.9%以上活性化したと報告しています。
1-1.Short-Foot Exercise
Short-Foot Exerciseは足指の屈曲や足底外在筋の収縮を伴わずに、中足骨頭を踵骨に近づけて内側縦アーチを短縮・挙上する運動です。
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