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腰痛と脊髄神経後内側枝

皆さん、腰痛にはいろいろな原因がありますが、筋肉や骨、関節に注目されることが多いですよね!私もそのうちの一人でしたが💦


腰痛についていろいろ考えているうちに、靭帯と腰痛の関係性、脊髄神経が腰痛の関係性があることがわかりました!


それで、棘上靭帯・棘間靭帯と腰痛の関係性について記事にしました!


今回は脊髄神経後内側枝について考えていきたいと思います!


皆さん脊髄神経後内側枝は「何筋を支配しているのか?」、「どこから分岐しているのか?」、「どの様に走行しているのか?」はご存知でしょうか?


勉強していくうちに、「脊髄神経内側後枝ってメッチャ大事じゃん!」ってなると思うので、皆さんとシェアしたいと思います!

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それでは行ってみましょう!


1.脊髄神経後内側枝は無視されていた?

脊髄神経後内側枝を正確に記述するされたのは1982年でBogdukが最初と言われています。40年経過していますが、実はあまり詳しく記載してある解剖学書を見たことが無いです💦私だけでしょうか?


以前は、脊髄神経後内側枝は臨床的に重要でない構造物とみなされていたため、解剖学書に詳しく記載されていなかった経緯があります。


しかし、現在では腰痛の診断と治療の両方において、その機能と重要性に注目が集まってきています。

図5


2.脊髄神経後内側枝の解剖

椎骨孔が出た脊髄神経は、隣接する横突起、棘突起、上下の椎間関節に向かって走行します。


椎間孔から出ると、脊髄神経は前枝と後枝に分岐します。さらに詳しく見ていくと、脊髄神経後枝は内側枝と外側枝に分岐します。


内側枝は多裂筋、外側枝は最長筋・腸肋筋を支配します。

図1

内側枝と外側枝は運動線維と感覚線維を含み、血管も伴走しているため、多裂筋の栄養を供給していると考えられます。また、脊髄神経は椎間関節を多分節性に支配しています。



3.脊髄神経後内側枝の役割

脊髄神経後内側枝の役割は

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