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最近バリアフリービーチで感じたこと

誕生日にクルマのタイヤがパンクしていることに気がついて、タイヤ全交換で10万円かかったまっきーこと石牧です(先月車検で今月パンクww)。まあ、変な所でパンクして死ななくてよかったですよね。きっとこれ以上悪いことはないと思うので、今年の厄払いは完了と勝手に安心しております。皆さんもどうぞお気をつけくださいww
ということで、今回は最近参加したバリアフリーイベントで感じたことをつらつらと書いていきたいと思います♪

なぜ人助けするのか?

毎回サーフィンを手伝ってくださるNami-nicationsの皆さんがよく掛けてくれる言葉があります。それは、「こっちもめちゃくちゃ楽しいから」。基本的に日常生活で必要なことはひと通り自分で出来る私でも、やっぱり”サーフィンをする”となると誰かの助けなしではできません。なので「いつもすいません」とか「ありがとうございます」とお伝えする機会がたくさんあります。で、そんなときに皆さんがよく返してくれる言葉が「こっちもめちゃくちゃ楽しいから」。
正直すごくありがたいです。だって自分ひとりではできないことを皆さんの善意で助けて頂いているから。でも、どこかで「こっちもめちゃくちゃ楽しいから」を疑っている自分がずっといます。
勘違いしないで頂きたいのですが、そうやって言ってくれる皆さんが嘘をついている、無理していると言っている訳ではありません。そうやって言ってくれる人皆さんをどこかで信じられない自分がいるという意味です。

思い出してみると、小さいころから「自分のことは自分でやりなさい」とか「社会はそんなに甘くない」と言われながら育ってきました。自分で出来ない、誰かにやってもらうのは”悪いこと”という刷り込みが自分のどこかにあるんだと思います。また、社会に出れば給料以上の価値を作れない人間は会社にとってお荷物だと思っていたし、人間関係もどこかで”ギブ”&テイクなんだろうと思っている。つまり何かしてもらうためには代わりの”何か”がなければ認めてもらえない、よい関係は維持できないとどこかで思っている自分もいます。
これは必ずしも悪いことではなくて、こんな教育のおかげで今の自立心があるし、社会人としての最低限の常識みたいなものが身についたのだと思います。
でも、それが普通だった私からすると人を手伝って楽しいと言われることにどこか疑いというか、申し訳なさをどこかで感じています。

次回なんてないかも知れないからなー

そんなことを折に触れて感じていたのですが、今回鎌倉バリアフリービーチイベントに参加してふと気が付いたことがあります。毎月、湘南バリアフリーツアーセンターの榊原さんが主催されている座談会に参加しているのですが、その中で主催者のひとりの鈴木真さんがふとおっしゃいました。

「みんな次回なんてないかも知れないからなー」

私たちは夏が終われば当たり前のように「また来年も」と言って別れます。障害当事者である私でもどこかで明日が当たり前に来ると思っている。でも、バリアフリービーチに参加される障害当事者の人たちはその来年が当たり前にある訳ではない。大げさな言い方ではなく人生の限られた一瞬を賭けてこのイベントに参加している人もいる。そんな人たちが海に入って本当に楽しそうに最高の笑顔を見せてくれる。そして、当事者を支える家族にとっても、そんな姿を見ることが大きな希望になるのかもしれない。後から思い返したときにそんなキラキラした一瞬を思い出して、それが彼らの希望になるのかも知れない。完全に私の勝手な想像ですが、もしかしたらそんなことがあるのかも知れないなと思わせてもらえる瞬間にたくさん立ち会うことが出来ました。
そして、そんな瞬間に立ち会えることが、それを支える側にとっても掛け替えのない瞬間なのかもしれない。少しですが、皆さんの「こっちもめちゃくちゃ楽しいから」の意味が分かった気がして、勇気をもらえた気がします。

お手伝いしてくれた素敵な皆さん。きっとまたどこかで。

今日はこんなところで。

8/28(日)鎌倉由比ガ浜海岸 海の家パパイヤでイベント開催‼

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