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岡山・西粟倉で「モビリティ×○○」に挑戦する、地域おこし協力隊員募集中!

岡山・西粟倉で、地域おこし協力隊制度を活用して、「ローカル・モビリティ・プロデューサー」になることができた猪田です。

(公財)トヨタ財団の助成金で活動を進める「にしあわくらモビリティプロジェクト」の代表として、今年度は(一財)西粟倉むらまるごと研究所と「西粟倉にモビリティセンターをつくる」ことを目指し、超小型モビリティの運用実証などを行っています。また、徳島県の社会福祉法人の福祉の足プロジェクトのプロデュースなどもしています。

モットーは「動くを楽しむ」。ヒトモノだけでなく、ココロが動くことで未来が動く。そう信じて活動をしています。

ヒト・モノ・ココロが動くと「未来」が動く。そう信じています。

今回は、現在募集中の「にしあわくらモビリティセンター」の立ち上げ~軌道に乗せる。一緒に「動くを楽しむ」未来をつくっていく地域おこし協力隊員について、地域おこし協力隊員受け入れ担当としてご説明します。

モビリティセンターのスタッフ募集、ではなく、「モビリティセンターを立ち上げるための“地域おこし協力隊員“」と書いているのには明確な理由があります。

地域おこし協力隊だからしか会えない人もたくさんいる。
地域おこし協力隊だからできることがたくさんある。
地域おこし協力隊をライフキャリアの一つとして、大切にしたいからです。

西粟倉のいや全国の中山間地域のモビリティの未来ことを、協力隊のキャリアを過ごす人と、一緒に考えていきたいと思っています。

いままでは個人事業の積み重ねだけでやってきましたが、これからは、各種プロジェクトのさらなる収益化、モビリティ事業会社の立ち上げ、福祉とモビリティ分野のさらなる融合にむけた翻訳作業の深化、中国山地をはじめとする地域の連携に向けたをどんどん進めていく予定です。

なので、モビリティセンターを一緒に立ち上げていくための地域おこし協力隊員(私が受け入れ担当になることは、役場からの承認を得ています)とともに、西粟倉の、いや全国の中山間地域のモビリティのことを考えてく協力隊員の方と、一緒に活動していきたいと思っています。

協力隊3年間のロードマップ案

募集にあたっての諸条件は、基本的に地域おこし協力隊の条件に準じます。
※詳細は詳しくお伝えし、双方同意のもとでの面談を重ねます。

モビリティ×○○としてのキャリアづくり の意味とは

モビリティと福祉じゃないといけないのか、という問いがありそうですが、私自身は、モビリティ×地域の福祉という観点で、自分の事業化ができてきましたが、新しい協力隊員にそれ(福祉分野での活動)を求めるものではありません。※福祉・対人援助の幅は広いので、もちろん歓迎しますよ!

今回は、特にモビリティ×○○ この右側の掛け算の部分を重視します。
観光・食・買い物・エネルギー・教育 
応募段階ではなんでもありだと思っています。この掛け合わせで何ができるか、そのために自分自身が協力隊の活動を通じてどうなっていきたいか、そのあたりをじっくり話が聞ければと思っています。

ここからは、私の“地域おこし協力隊体験談“です。こんな私と一緒に、協力隊員として活動しませんか、ということで隠さずお伝えします。


私自身もモビリティ経験はまったくゼロからのスタートでした。
・あわくら温泉駅に特急スーパーはくとが止まるようになればいいな。
・地域の福祉課題としていわれている移動の課題を解決できたらいいな。
資格も経験も全くなく、根拠のない自信と持ち前の移動スキルだけを信じて、素手同然で西粟倉に飛び込んできました。

地域おこし協力隊としてのスタートでしたが、起業支援を受けられつづけるかどうかは、1年ごとに審査がある契約。地元の人たちからは「地域には移動の課題はないんだよ」という話をきくことになるという、全くゼロからの事業化の検討。対人援助の資格・モビリティに関する資格を一つずつ取っていき「できること」を増やしていきました。

これらの資格は、ほぼすべて地域おこし協力隊時代に取りました。

いいタイミングで始まった二人一組の送迎有償ボランティアの立ち上げなどを通じて、村民たちとの関係を徐々に創っていきました。

2020年1月17日のことは、今でも覚えています。正直事業の基本となる「売上」が立てられない事業計画や実績しか作れていなかった協力隊活動の2年目。実は、協力隊ももうだめだ、と思ってました。お風呂で思いつき逆転ホームランを狙った「白書を書く」とというクラウドファンディングが前日達成・終了して「これから事業をつくれる仲間が全国にできた」こと、山陽新聞フォーラムでの登壇が決まったこと、トヨタ財団の助成がきまったことなどを伝え、支援事業者として認められ、3年目、最終年度の事業化にむけた活動がはじまりました。

クラウドファンディングの紹介
知り合い以外の支援率が高かったというプロジェクトでした

3年目は「モビリティ白書」の取材・執筆のために会いたい人に会いに行くはずだった。それを無常に打ち砕いたのがコロナ禍。図書館だけでなく、大きな本屋まで閉まってしまう行動制限真っ只中の執筆は本当に孤独でした。あれでいいのだろうか、最後まで悩みながらの作業でした。

そんな中、増えたオンライン×○○に参加することで、時間は少しかかるけど、会わなくても深く知り合える仲間が本当にたくさんできました。(Nサロン、SCS、LDL、ソシオデザイン研究員、あ、県社会福祉士会や中国山地百年会議もですね)

ただ、協力隊が残り半年になったけど、翌年以降の仕事にはまだ不安が残っていたのも事実。とにかく種まきてきなことをしていました。まさかまさか、その後1年間でほぼすべてが刈り取りできる(収益化する)とは思ってなかったけど。

結果、冒頭に書いたとおり、村内外で仕事・プロジェクトの両立をしています。

連絡はこちらまで!

自薦他薦は問いません。いいご縁があるといいな。

こちらかでどうぞ!


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