フリーランスワーママの私が自己理解&実践プログラムを作った理由
ワーキングマザーのための自己理解&実践プログラムを作りました。
今回は、なぜそんなものを作ったのか、パーソナルな内容をお伝えします。
きっかけは?
2020年初夏、私は子連れMBAのリニューアルに関わっていました。コロナ禍のなか第二子を出産し、お家の中にロックされているいまこそ、ワーママオンラインコミュニティを作ろうと動いていました。
理由としては、育休中に繋がった仲間たちとまたワイガヤしたいから。いろんなことを仲間と試せる場があったら私が楽しいから。
そんなごく個人的な気持ちから、オンラインコミュニティ始動に動き出していました。
そのコミュニティメンバーたちと話していくと、
「自分迷子なんです」
「自分がこの先なにをしたいのか考えたい」
「なにか成し遂げたいけど、それがなにかわからない」
「わたしの人生、これでいいのかな...」
こういった自分自身のあり方に関しての疑問や課題を持つ人がわんさか出てきました。
ええ、ええ、とってもわかります。辛いよね。どうにかしたいよね。
なぜならわたしもまさにそうだったから...
人生迷子の暗黒期
2018年の秋、私は第二子の不妊治療と管理職の両立に限界を感じ、第一子の育休中に断腸の思いで退職しました。
そもそも都内のビジネス出版社でやりがいを感じて働いていたものの、結婚して泣く泣く退職、関西の専門学校のマネージャーの仕事に管理職採用で転職しました。オンラインでもできるから提案したりして、なんとか続けたかったけど、まだテレワークなんて夢の世界の時期でした。
勤務後数年の職場の人間関係は良好、学生もかわいいし、保護者対応もやりがいがある。部下育成も新規事業もプログラム開発もおもしろい。予想外の異動や転職時のアナウンスとも違う労働条件など、モヤモヤすることもあったけど、充実感を感じている日々でした。
しかし、職場では私が年次が一番高く、ワーママはゼロ。え、ワーママいるっていってたよね?そんな嘘つき人事も東京勤務で何人も変わって面識ゼロで相談がしにくい。長時間労働&土日も出なければ行けない職場で、こどもはどう預けたらいいのかわからない。夫も似たような状況。結婚して移動してきたので、相談できる友人もママ友もほぼいない。第一子の不妊治療でさえ本当に大変だったのに、二人目の不妊治療などとても並立できそうにない・・・
話す相手もいないで1人でずっと考えていると、鬱々としてきました。そもそもやりがいある仕事をやめて結婚を選んだことが問題だったんだろうか。ビジネス出版社の仕事、続けたかったな... 今の仕事も面白いけど、いや両立できるの?無理でしょ?どうやったらできるの?てかそれがやりたいこと?東京戻りたい...
復帰が近づくごとに胃が痛み眠れなくなり、笑えなくなってきました。キャリアカウンセリングに相談しても、セミナーを受けてもその一瞬は進んだ気になるんだけど解決できない。お高いメンタルプログラムやコーチングを受けてみたり。でもなんというか、進めない。
遂に限界を感じて復帰2ヶ月前に退職を決め、フリーランスを始めることにしたのでした。
とはいえフリーランスなんて名ばかり。やりたいことがあるからフリーランスではなく、会社員でない立場で仕事をすることを少しでもかっこよく伝えるために使ったワードでした。
なので、心のなかではずっとネガティブな感情が渦巻いていました。
「ひとりになって私一体何ができるんだろう」
「会社の看板があったからの自分の仕事だったのに」
「いまの自分、ほんとかっこ悪い」
「アラフォーで仕事辞めてどうすんの」...
そんな自己否定まみれのマインドトークを抱えながら、自分のやりたいことと向き合う日々が続きました。
子連れMBAとの出会い
それでも「キャリアをあきらめたくない!子連れでビジネスやキャリアの話ができる仲間がほしい!」という思いと、SFの親密性のアドバイスから検索で子連れMBAにたどり着き、リアル会場に参加。久々に使うビジネス脳に、快感を感じたのを覚えています。
何者でもない私を優しく受け入れてくれる運営メンバーに囲まれて、心の緊張が溶けていきました。
そして私も運営メンバーになって、仲間と話したりお互いの活動をみているうちに、だんだんとゆっくりと、自分の諦めきれないものやほしいもの、チャレンジしてみたいことが見えてきて、暗黒期から少しずつ抜け出しはじめたのでした。
仲間と話すことでこの先の自分が見えてきた!
価値観のあう仲間ってすごい!
キャリアも学びもこどももパートナーシップも同時に話せるって本当にありがたい!
誰かと話すだけで自分の考えていたことが明確になっていく!
悩みの本質が見えてくる!
当事者意識のある仲間たちとともにアンテナをたてていた内容の講座で教わると、飢えていたように染み渡っていきます。
生々しいパーソナルな悩みをぶつけ合うと、自分の中でくすぶっていた思いが少しずつ明確になっていきます。
「キャリアもプライベートもこどもの話もこれからの話しもすべて話せる場ってそうそうないよな....」
そう思ったわたしは、価値観の合うこのコミュニティと縁を切ってはいけないと強く感じ、冒頭のコミュニティづくりを考えたのでした。
なんでこのプログラムを作ろうと決めたのか?
そんな私の恩人のようなコミュニティのメンバーたちが悩んでいる。しかも私と同じような自分迷子な内容で。
それはもう、何が何でもなんとかお互い解決したいよね!!
大切な仲間が悩んでるんだから。
わたしも体調崩すまで悩んだから力になりたい!!
そういった思いから、最初の構想が生まれました。
私含め運営体験のあるメンバーは、一定期間団体運営にチャレンジし、その中でいろいろ試して内省して、ほんの少し新しい自分になって戻っていく。
つまり、一定期間仲間と一緒に内省とチャレンジを繰り返すプログラムを作ればいいんじゃないの??
自分の何が使えたのか?
そこで、私はいくつかのヒントがありました。
1つは、フリーランスになって、これからをどうにかしなきゃと思って聞き出した起業初期向け音声講座と起業塾。
もう1つは、私が前に働いていた都内のビジネス出版社の本の知識。特にLIFE SHIFTの内容。
そして最後に、内省したことや自分の状況を語り合えて傾聴しあえる仲間。
この辺をまとめて、体系化すればプログラムが作れるのでは?
そうそう、私、こういったニーズから商品を作りたいと思ってた!
自分の過去のキャリアでのスキルも活かせる!!
何より仲間に作ってくれてありがとうって言ってもらえるなんて、めちゃくちゃありがたい!!!
これこそを私の仕事にしたい!!!!
こういった流れで、LIFE SHIFT CHALLENGEはできあがり、私の自己理解ややりたいことも見えてきて、そしていま現在のフリーランスでこのプログラムを運営している状況にいたっています・・・
悩みまくった当事者だからこそ、悩んでるワーキングマザーのあなたに届けたい。一緒に充実感あふれる毎日に変えましょう!
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【第2期開催決定!】
ワーキングマザーのための自己理解&実践プログラム
『LIFE SHIFT CHALLENGE』の詳細はこちらから!
https://kodure-mba.puchigachi.com/2021/09/19/lifeshiftchallenge/
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