幸せに、なりたい。
知らない、あったこともない人の歌う曲を聴きながら勝手に共感を示す夜。
成人したっていつまで経っても大人になりきれない。未だにずっと親に愛されたいと願う、客観的に拗らせ系。
わたしの書く言葉で、わたしの言った言葉で、誰かが幸せになれればいいのに。
それを感じてわたしが幸せになれればいいのに。それができない現実がわたしの側に立ってるから目を背けます。
幸せになりたい。
楽しいことあれよ、と思う頻度が増える。年々楽しいことが減っていっている気がするなあ。と思ったけどそもそも楽しい記憶があんまり残らないタイプの人間でした。楽しい記憶はすぐに風化して、辛い記憶と悲しい記憶はいつも隣にいる。こんにちは、今日も一緒だね。世の中は理不尽です。
いつも世界には害のない人を傷つける人がいるし、平気で鋭い言葉を使うひとたちがいる。違いがあることを認めればいいのに。学生時代のクラスはもうないのに、あれはただ単に社会の縮尺図だったことを知る。出る杭は打たれ、幸せに制限がかけられる。みんな一律がそんなに楽しいかよ。同調に安心してんなよ。どんな理由があろうとも、わたしを傷つけるやつは許さない。一生許さない。なんて、青春時代は終わっても心の燻りや歪みは一向に取れないです。
明日もまた辛い記憶を引きずったまま、クラスの中に入っていく。時間割と朝起きた時間と、天気でその日が8割決まってた朝。多分あの時の気持ちのまま、身体だけがどんどん老いていく。置いてきぼり。何もかも。