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自分が持っていないものを持つ人との出会い〜観点、アイデア、スキルが得られ、活動の幅が拡がる〜

yenta を利用して、多くの人との出会い、ご自身のお仕事や人間関係に変化があったフリーランスの坂本 強さん。坂本さんの出会いがどのようなものだったのか、お聞きするなかで見えてきたのは、yenta がつくりだす偶発的な人の出会いでした。  

副業目的で yenta 開始。人と出会う中で変わったこと。

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 イェンタさん:
坂本さんの自己紹介をお願いします。  

坂本さん:
坂本と申します。フリーランスのエンジニアとして活動し、システム開発を中心に営業支援、新規事業の開発も進めています。キャリアのスタートは天文学の研究者で、星の誕生や宇宙の進化を研究していました。研究と同時に講演活動も行い一般市民の方に賛同を頂く活動をしていましたが、考えが改められるショッキングな出来事があり、民間機関で働いてみたいと思い、エンジニアに転向しました。web 関連やデーター解析などを 1 年半、IoT や製造業に特化した新規事業の技術営業を2年やり、エンジニアの派遣会社に転職しました。そうこうする内にコロナがやってきて、考えさせられるところがあり、フリーランスの方が精神的に安定するのかなと思い、7 月からフリーランスになりました。  

イェンタさん:
考えが改められるショッキングな出来事とは、どのようなご経験をされたのですか? 

坂本さん:
講演活動で研究費をいただいた実績を民間の方にお話ししたとき、「3年間でその金額ですか?民間で売上げようとすると、あっという間ですよ」と言われて、確かにその通りだなと思いました。 

イェンタさん:
yenta はいつ頃から使い始めましたか? 

坂本さん:
去年の 2 月頃から始めて、1 年半経ちました。元々は副業の案件が欲しくて yenta を始めたのですが活動しているうちに案件マッチングの場ではないんだと感じ、情報交換と困っている人がいればお手伝いするようになりました。  

イェンタさん:
1年半前に始めた時に、どのような副業をしたいと思われたのですか? 

坂本さん:
IoT や AI を担当していて画像解析が得意でしたので、そういった案件がほしいと思いました。使い始めてから 3 か月間は頻繁に会ってましたが、情報交換が中心で、期待していた案件の獲得とは違うなって感じました。 

イェンタさん:
その後は yenta をどのように使われていましたか? 

坂本さん:
一時期より減りましたが、細々と続けていました。新型コロナウイルスの感染者が増えた 3、4 月からですね。オンラインで会うことが多くなって、人とお会いする回数が増えました。それまでは対面でお会いすることが多かったです。対面だと 1、2 週間先の予定合わせで忙しさが読めず、お互いにキャンセルしてしまったり、大変でした。オンラインだと「今日、会いましょう。明日、会いましょう」みたいに予定合わせが楽になりました。対面は移動時間もありますしね。  

フリーランスになってから、面白いことが起こりました。会社に所属していた時は声がかからなかったのですが、フリーランスになった途端、Facebookでつながっていた方から連絡をもらうようになり、興味深い現象です。今は、一緒に新しく事業をやりたい人を求めてお会いしています。  

イェンタさん:
最初は案件のマッチングが目的でしたが、その後もお使いいただけたのは、坂本さんにとって人の話を聞く事は良い影響があったのでしょうか?  

坂本さん:
エンジニアに転身した時もそうでしたが、人の話を聞く事は良い影響しかないと思っています。自分と違った観点を得られます。 

スキルを持ち寄り、リスクを分け合い、次々と新しいことを試してみる 

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イェンタさん:
お会いした中で印象的な方はいらっしゃいますか? 

坂本さん:
半年以上前に出会った方はなかなか面白く、今はアプリケーションを開発して一緒に事業をやろうとしています。一般の人や私も思いつかないような、アイデアをお持ちでした。 

イェンタさん:
ご紹介いただける範囲で、サービスの内容をお聞かせいただけますか? 

坂本さん:
まだリリース前なのですが、最近、飲食店の客足が遠のいてまして、特に飲み屋さんが打撃を受けています。飲食店ではお仕事の話をされる方が多く、そこで出てきたお仕事をすぐスタートできるような仕組みを提供するアプリケーションを考えています。 

イェンタさん:
なぜ yenta でお会いした方と、一緒に事業を開発できるのでしょうか?  

坂本さん:
会える方が独特だからかな。独特と言うのは、自分だったら思いつかないことを考える人がいるということですね。自分だったら本を読んでもまず出てこないアイデアをお持ちの方がいらっしゃいます。その事業がうまくいくかはこれからですが、1 年後どうなっているか、個人的にも楽しみです。

イェンタさん:
タイムラインとマッチングでは、感覚に違いはありますか?  

坂本さん:
ありますね。マッチングは偶発性が高く、タイムラインはマッチングしない人ともお会いできるので、「こんな面白い人もいたんだ」という発見があります。  

イェンタさん:
yenta をお使いいただいて新しい気づきや発見はありましたか? 

坂本さん:
私は会社を興していますが、「お金を使わなくても、会社は回る」と思いました。特に、yenta でお会いした方は、私が持ってない能力をお持ちで、依頼をすればちゃんと費用が発生します。今は一緒に事業をやっているのでお互いにリソースを提供し合い、費用は 0 円で済んでいます。そうすると、初期の段階から投資家や銀行に融資をお願いしなくても、自分たちのできる範囲から始めればいいんじゃないかと思いますね。  

イェンタさん:
他にも影響を受けたこと、変わったことはありますか? 

坂本さん:
人間関係も変わってきていて。yenta でお会いした方は 1 回会っただけでも、連絡をとりあったり、相手のお話を覚えていて何かやる時にお声がけしあったりして、そういった人間関係は今までなかったので変わってきたと思います。Facebook でも友達になるので相手の投稿を見て、近況を知る事ができます。ここ 1 年、yenta で Facebook の友達は非常に増えました。 

イェンタさん:
yenta ならではの良さはありますか?  

坂本さん:
気楽に会えるところですかね。特にベンチャーを起こしている人と会えるのは大きいですね。他のサイトと比べると、yenta の場合は需要と供給のバランスが崩れていないので、興味を持っていただければお会いする事ができます。  

イェンタさん:
他のビジネスマッチングサービスと比べて、yenta はいかがでしょうか?  

坂本さん:
衝撃的ですが、コロナ禍でもアポイントが取れるのは yenta だけでした。Twitter は 10 人に 1 人、テレアポはさらに低く 100 人に 1 人くらいで、それらと比べて yenta は 3 割でアポイントが取れ、圧倒的に高いです。家にいる時は 1 日 5 件ほどお会いする事ができています。 そういえば、他のサービスだとお会いするのが 1 回限りだったりしますが、yenta でお会いした方は 2 回目かそれ以上お会いできる人がいますね。  

イェンタさん:
今後は yenta をどのように使われますか? 

坂本さん:
今まで会った人を掘り起こしたいです。これは結構難しいです。お相手もマッチングしてから今まで会わなかったのに何でいまさらとなるでしょうから。1 回お会いした人だと「また会いましょう」となるでしょうけど、マッチングした時にアクションを起こさないと、時間が経ってからではお会いする動機が低いんだと思いました。  

イェンタさん:
最後にまだ使ってない人へメッセージをお願いします。 

坂本さん:
何人か勧めてはいますが、7 割くらい途中で離脱してしまいますね。わりかし多いのは、営業を目的にすると、課題を持っている方にお会いできず、離脱していますね。一方、継続して使っている人は、ヒアリングしたい人ですね。自分がお聞きしたいことがある方は続いています。 自分だけ利益を得ようとせず、多少のリスクやリソースを払う心づもりが必要です。僕の場合だと、一緒に事業をやる時に僕もリスクを取らないと始まりませんし、情報がほしい時も自分の時間を削りますからね。  

坂本さんの yenta の使い方 

これまでのマッチング数、興味ありされている人数 

坂本さん 

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どのような人を右スワイプ (マッチングしたい) しますか?どれくらいの確率で右スワイプしますか? 

坂本さん: 
最初はベンチャー企業を興している方を中心に右スワイプしていました。大体、3 割くらいで、週に 1 人の頻度でお会いしていました。フリーランスになってからは、一緒に新しく事業をやりたい人を求めています。あと製造業界にもいたので、モノづくりをしている人にはお会いしてますね。  

多い時はどれくらいの人に yenta でお会いされますか? 

坂本さん:
コロナ禍で 3、4 月からお会いする方が増えました。最近だと家にいる時は 1 日 5 人の方とお会できました。 

マッチングした後はどのようなアクションをしてますか? 

坂本さん:
私がお役に立てそうな方に「お会いしませんか?」とご連絡します。一応、相手にとってのメリットと、お会いしたい目的を伝えています。お返事があるのは大体 3 割くらいですね。  

坂本さんのストーリーに関するリンク

yenta について


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