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エールスペック自社社員紹介vol2「女性として働き続けるを共に」宇佐美さん

みなさん、こんにちは。
エールスペックマーケティングチームの知念です。

先日、エールスペックの運営メンバーとして営業を担当する中川さんの「転職体験」を紹介しました。

今回は、転職体験の紹介というよりは、少し違った角度を交えた運営メンバーの紹介をしたいと思います。
第二弾は、エールスペックで「正社員雇用型人材サービス」の営業&フォローを担当している宇佐美さんです。

私の経歴について

大学卒業後、以下の業界、業務を経験。
・保険会社10か月(営業)
・人材サービス業界2社16年(営業、営業サポート、カスタマーサポート)
・NPO法人5年(キャリア講師、ファシリテーター)
・公的就労支援機関3年(就職アドバイザー)上記を経て、エールスペックに入社。
現在は、新規開拓のほか、既存取引先企業と従業員のフォローを行う。

新卒で入社した会社を1年以内で離職

私自身も、新卒で入社した会社を10カ月で退職するという早期離職経験者です。
氷河期世代ということもあり、とにかく「4月から社会人として働かなければ」ということだけに一生懸命だった就職活動でした。
とにかく内定をもらった会社に入るということで、仕事内容自体もよく理解せずに入社を決めたのですが、結果的に、働いてからわかるギャップを目の当たりにし、早期離職を決意。
この自分の失敗談を色々な人に伝えたいと思い、転職先は人材業界に絞り、人材派遣会社に営業職として入社し、この会社では12年間勤めました。
在籍中に2度の産休・育休取得・職場復帰を経験。カスタマーサービスや営業サポートを経て、再び営業職に戻ったのですが、フルタイムでバリバリ働き続けながら子育てと仕事の両立は厳しいと実感し、優先度を家庭にシフトするために退職しました。

「女性が働き続ける」を考える

退職後は、子育てと家庭優先の生活を送るために、パート勤務で営業アシスタントの仕事に従事するわけですが、ライフイベントの変化によって、「女性がゆえのキャリアを考える難しさ」を自分自身が実感する中で、どうしたら女性のキャリア形成はうまくいくのだろうか、自分がやってきたことで何か活かせることはないかと考えていました。そんな中、子育てと働くを両立支援するNPO法人に出会い、自分のキャリアを活かせるのではと思い、手伝うことにしました。
キャリア講座の企画から、講師業務、また新規事業の立案や実施などを経験し、その時に、キャリアカウンセラーの資格も取得したんです。

キャリアカウンセラーとして更なる仕事に挑戦する。

夫のキャリアチェンジ(独立)をきっかけに、フルタイム勤務への復帰を決め、キャリアカウンセラーの資格を活かそうと、人材紹介会社に就職します。
人のキャリアを支援していくことはできたものの、職種限定の人材紹介だったので資格を活かすタイミングがなく、再び転職を決意。
公的な就労支援機関の就職アドバイザーとして、30歳~54歳の就職・転職に関する相談業務に従事しました。

キャリアアドバイザー時代に感じた複雑な心情

日々、様々な方が就労相談に訪れてこられますが、相談を受けるごとに、やはり若いころからキャリア形成の重要性を意識した働き方が大切だなと実感しました。
一例ではありますが、ある日、相談に訪ねてこられた40代後半の女性。
「派遣でずっと働いてきたけど、コロナをきっかけに業務が終了し、年齢も高くなってきたので、この先も安定的に仕事をし続けられるか不安なので正社員の仕事を希望しているんです。」とのこと。
そこで、私が「ご自分は、今後、仕事を通じてどのようになりたいですか?」と尋ねると、答えられずに黙ってしまったんです。
どうやら、派遣会社から紹介されたからと、「キャリア選択」というよりは受動的に仕事をすることが当たり前になってしまい、「自分がどうしたいか?」の前に、「与えられたからやっている」という考え方しかできなくなってしまっているようでした。
最初は、今後のキャリアを安定させたい強い思いで頻繁に相談に通られてましたが、ある日突然「今付き合いのある派遣会社から仕事を紹介されたので、その仕事をします」と、派遣就業の継続を選択され、カウンセリングは終了してしまいました。
私はその時、いくら将来が不安であったとしても、一度、与えられる楽さを体感してしまうと、その思考性を変化させていくのは、なかなか至難の業だなと実感したんです。

できるだけ早いタイミングで「自信を持つキャリア」を歩んでほしい。

20代のころのキャリアに躓いた人が、自信を持たないまま今に至る現状を目の当たりにする度に、やはり、できるだけ若いうちにキャリア形成の重要性に気づかせることが必要だなと考えるようになりました。ちょうどキャリアアドバイザーの仕事も3年の契約満期を迎えるタイミングで、若手に対してキャリア形成の重要性を伝えているエールスペックとご縁がもてまして、入社しました。

エールスペックで自信を持って働き続ける人材を育てる

実際の主な業務
・クライアント企業で就業する当社従業員の活躍促進(フォロー、キャリア開発)
・クライアント企業・当社従業員の橋渡し
・新規クライアント企業開拓


エールスペックに所属する社員の8割は20代の女性です。
自身の原体験も踏まえ、女性の場合、結婚や出産、子育てなど「ライフイベント」に応じて、働き続けていく上でいくつかのハードルが訪れます。
だからこそ、働き続ける上で、「理由もなくただ嫌だからやめる」とか、「キャリアに対する諦めモード」の思考性をつくらせないようにすることはもちろん、例え時短になったとしても、「あなたが居てくれた方が助かる!」と言ってもらえる人材となるように、従業員にはキャリア形成の重要性を伝えています。

最後に

未経験の人を受け入れてくださる企業は、人を大切にしている会社です。
就業機会が得られたのであれば、チャンスだと思い、「経験がない」「スキルがない」と諦めず、若いうちは失敗も経験に繋がるので、チャレンジや努力を怠らず、「出来た!」をたくさん体感し、自分のキャリアに自信をもって欲しいと考えています。
興味のある分野を見つけ、極めて、「スキルや強み」も持てた人ならば、ライフイベントが訪れても正社員として働き続けるキャリアを築いていくことが可能です。
そういうことを知らなかったという人を減らし、チャンスを上手く活用して自信につながる機会を提供し、「自分の将来を見据えて働く」を考えられる人材を一人でも多く生み出せるようにしていきたいですね。



編集後記

宇佐美さんは、ご自分がライフイベントにより「キャリアを考える」ことを実際に体験してきたからこそ、自信を持って働き続けている女性を増やしたいと真剣に考えている方だと思っています。
若いうちからキャリアについて考えることで、「技術や強み」を持というという努力をし、ライフイベントの変化があっても「自信を持って働く」を共に描く。
毅然とした姿で、企業との橋渡しをしつつ、従業員の活躍促進をして頂いております。私も知らなかった宇佐美さんの過去の経験や、今「若手女性」の支援をし続ける理由も聞けてとても新鮮な機会でした。
宇佐美さんの紹介を通じて、当社社のスタンスや考え方が伝わり、将来を見据えた経験はなくともポテンシャルのある人材を受け入れて下さる企業様が増えると嬉しいなと思っています。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
エールスペック株式会社マーケティングチーム:知念

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