さいとうきいろ
つい何か特別なことを期待してしまう6月30日に書いた日記です。
わたし自身の生い立ちの記。電子オルガンとわたし、いじめ、家庭内での違和感など。暗くならず、ユーモラスに書けたら良いと思う。
「41歳おめでとう」 と、夫が言った。日付が変わる瞬間を、世界で一番好きな人の腕の中で迎え、そのまま眠りについた。 午前6時、起床。天気は曇り。 6月30日、今…
新しい家は、海まで歩いて5分で行けるような場所だった。私と一つ下の弟、キン太郎には、それぞれ部屋が与えられたが、6歳までは広い畳の部屋に敷布団を敷き、家族4人で…
小学6年生の頃、「生い立ちの記」を書くという宿題があり、私は1ページも書けなくて、先生にめちゃくちゃ怒られた。「自分の生い立ちを親に聞きながら書きましょう」とい…
2024年7月4日 13:04
「41歳おめでとう」 と、夫が言った。日付が変わる瞬間を、世界で一番好きな人の腕の中で迎え、そのまま眠りについた。 午前6時、起床。天気は曇り。 6月30日、今日は私の41歳の誕生日。41年前の今日、静岡県某所の川から流れてきた大きな桃の中から私は生まれたと両親は言った。なんてSFチックな生まれ方なのだろう。 そんなことは!!!どーでもよくて!!! 今日は、これから14時35分
2024年6月27日 14:16
新しい家は、海まで歩いて5分で行けるような場所だった。私と一つ下の弟、キン太郎には、それぞれ部屋が与えられたが、6歳までは広い畳の部屋に敷布団を敷き、家族4人で寝ていた。隣の家には、弟と同い年の女の子と、その弟が住んでいて、4人でよく遊んでいた。 B保育園では、おつきさま組だった。私は、おつきさま組の中で一番背が高く、みんなに揶揄われるのが嫌だった。とくに男の子たちは、いつも乱暴で、どうして
2024年6月18日 14:25
小学6年生の頃、「生い立ちの記」を書くという宿題があり、私は1ページも書けなくて、先生にめちゃくちゃ怒られた。「自分の生い立ちを親に聞きながら書きましょう」というが、当時、私は親と喧嘩ばかりしていて、たとえ宿題だとしても、親とは口を聞きたくなかったこと。楽しい思い出もそれなりにあったはずなのに、いじめられていたことばかりを鮮明に思い出してしまい、書けなかったこと。小学校6年生の時の担任だった熱血