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まるの就学相談をふりかえる②

前回の⇩の続きになります。

コロナ禍まっただ中だったため( ノД`)

母的には、
就学相談の中でコレが一番ポイントだなぁ
…と思っていた、
小集団活動①(初めての場所で、初めてのお友達との小集団活動の様子の観察)
が中止になってしまったこと、
当時は本当に「どうしよう💦」と
思っていました。

この小集団活動①は、
役所の施設の一部屋に
就学相談を受けている同世代の子ども達が
一斉に集められ(10人程度?)
そのかかわり方や様子を
就学先を審議する就学支援委員会の方々に
見てもらう、というものです。

ちなみに。

就学支援委員会の構成員は
幼稚園の園長先生だったり、
発達関係の先生だったり、
心理士さんだったり、
小学校の校長先生だったり…

様々な分野の人たちによって構成されている
と耳にしています。

初めてのことや場所に
強い抵抗感のあるまるが、
初めて会うお友達の中に
母から離れていかねばならない…

その状況を当時のまるで想像したとき。

パニックやかんしゃくをおこし、
部屋に入ること全拒否!!
もしくは逃亡…
(つまりは就学時検診の時のような⇩状況😫)

だと予想していました。

慣れてきていた幼稚園で過ごす姿を
見てもらうことも大事でしたが、
この小集団活動①で起こることは、
小学校入学時に起こることと同じ。

と母は思っていたので、
その様子をきちんと見てもらったうえで
審議してもらいたい、
という思いが強かったのです。

とはいえ、長びくコロナ禍。
どうにもしようがなかったので(-"-)

まるの”不安”や”見通しの立たなさ”からくる
行動として、
小学校入学時に予想されることや
心配・不安に思うこと、
両親の意向などを文書としてまとめ、

最終的に
担当の相談員さんを通じて、
就学支援委員会の審議の場に
届くようにしてもらいました。

結果的にまるは現在、
支援級に通っているというお話は
何度か書いていますが。
まるの就学先を決定する最終段階の話と、
支援級体験の話はこちらに書いています⇩


まるの就学相談が終わりを迎えた瞬間は、
実のところ「やりきった!」みたいな気持ちは
母的にはゼロでした(・_・;)

特別支援学校を希望していた母としては、
小学校への拒否感も強くなっていたまるを
いったいどうやって
小学校に行きたい気持ちにさせていけばいいのー!

…という、

母の思い描いていたまるのこれからとは
違った道が決まった現実と。

支援級と判断した人たちは
現実的にその後なにか具体的支援を
してくれるわけでもなく✗
学校に行くための策は
結局のところ母が考えたり、頑張るしかない…

という少し八つ当たりのような💦
ネガティブな気持ちがあったからです。

なので、
就学相談が終わった!という気持ちよりも、
「就学相談した意味、あったのかな…」
というネガティブな気持ちの方が
大きかったです。

でも、
小学校一年生をなんとか無事終えて、
二年生がはじまった今。

結局は結果論になってしまいますが
”就学相談は大事だった”
と改めて感じています。

例えば、
今もまるが小学校になじめなくて
登校を拒否していたならば、
”就学相談、頑張った意味やっぱりなかったかも”
との気持ちがつよくて
就学相談をプラスにとらえるには
まだまだ時間がかかっているとは思いますが。

もし、
母だけの見立てでまるの就学先を決めていたら、
「朝時間(朝そとで遊べる時間)がなくなっちゃう!」
と言いながら、
登校時間の最初に間に合うように
走って学校に向かう今のまるの姿は
存在しなかったのです。


親が見るわが子と、
支援や指導をしてくれる立場から見たわが子、
見る箇所も感じ方も違ってくるんだろうな、
と今現在も様々支援をうけている中で感じます。

我が家の場合は、
そもそも母とパパ間でさえ、
まるに対しての見方(期待や心配の仕方)が
違っていたので(;´Д`)

子供の就学先を決めるというより、
親以外の人の意見を聞いてみる。
…ぐらいの気持ちで。

もし受けるか受けないか迷っていたら
”とりあえず”でも、
受けてみることをおススメしたいです。


あの時も、今現在も。

まるやコタと、
療育的な目線を持ちながら
数年過ごしてきていても。

「子供の発達を見る・見られる」
という状況になると、
ありのままをとは思ってもつい。

何事もなく、平和に、穏便に、
すんでほしい。
…と思ってしまう瞬間が多いです( ノД`)

発達検査などは特に
「これ(ホントは)できてるのに💦」
と思ってしまうこともあります。

ただ、
(最近のコタがまさにそうなんですが⇩)
できる”ことと
”できるけどその力を外で発揮できない”
は大きく違います。


学校生活は予想していた以上に、
親は介入できません。
日中の学校生活については
支援級といえどもよほどの事がない限りは
ほぼノータッチ。
学校内のことは学校にお任せです。

だからこそ、
親が離れていつもとは違う不慣れな場所で
子供がどんな様子になるか。

”家でできていること”
ではなく、
”学校生活を見据えた環境でできること”
はどんなことか。

それらを知っておくことが
こどもの就学先を決める上で
大事だと考えると…

それを親の目線だけで考えていくのは
少し難しい。
=就学相談で子どものことを知る手伝いをしてもらおう!

が就学相談を受ける意味なのかもなぁ…
とこの記事を書いているうちに(;^_^A
思うようになりました。

補足ですが、
就学相談で担当者さんが固定でつく場合、
正直…
その当たりハズレはあるなぁと思います。

親身になってくれる方もいれば、
義務的に必要最低限の範囲でしか
動いてくれない方もいます。

なので、
『就学相談をおススメする』
とは書きましたが、
担当者さんとの相性がいまいちだったり、
一緒に考えてほしくてやっているのに
逆に親の心にストレスになるような
かかわり方の担当者さんの場合は、
正直にその時の気持ちを
スパッと。
就学相談窓口に伝えていいと思います。

ただやはり。
親だけで考えるというのは、
母の経験上、
どうしても避けた方がよい気がしてしまうので💦

担当者さんがダメだったからといって
就学相談先と連絡を取らなくなってしまう
のではなく、
理由を話した上で
担当者の変更をお願いしてみたり、
違う方面から就学先検討のためのサポートを
検討してもらえないかを問い合わせたり
してみてほしいなと思います。


今回、全体的に、
少し上から目線な文章になってしまって
いるのではないかと😨
小心者の母としては
すごく不安になっておりますが。

就学相談、
大変だったなぁ…
色々あったなぁ…
と思う分。

就学相談をこれから受ける
お母さん、お父さんを
応援しかできないけれど応援したい。
とすごく思っています。

親御さんも頑張りすぎずに、
でもお子さんが前向きに成長していける
環境が見つかることを、
微力ながら願っています。



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