新一年生がやってくるこの時期、思い出すは就学時検診を脱走したまるの姿。
学校や幼稚園の新年度が始まる4月。
新しい環境に、
新しい先生に、
新しいクラス。
こども以上に大人の方の体力と心が
その新生活についていけずに💦
寝かしつけと一緒に母も寝落ちてしまい。
しばらくパソコンからも
遠ざかってしまいました💦
小学校にも新一年生が通いはじめ、
朝の登校時は今までに増して
わしゃわしゃしています😅
まると一緒に登校しながら
そんな新一年生たちの姿を見て、
「まるは小学校には通えないかもなぁ…」
ともんもんと悩んでいた日々を
懐かしく思ったことに「はっ!😮」としました。
懐かしく思える日が来た、ということに
自分でびっくりしたからです。
就学時検診の日、
行く前からかなりしぶっていたまるを
なんとかだましだまし受付の列に並ばせることに
成功したものの…
同い年のお友達が体育館に入るために
ずらーっと集まる絵面で
すでに拒否感満載だったまる。
頑張って列に並んでいましたが、
何をやるかわからない恐怖と不安から
15分ほどで我慢の限界がきて。
「ママ、もう帰ろう😫」
とそこからは少し半パニック状態に💦
検診はもう受けられなかったとしても
栄養士さんとの食物アレルギーの面談も
あったりしたので、
それだけはなんとかこなしていきたい💦
…と説得を試みていた母。
そんなひと悶着をしていたら
状況を察した支援級の先生がやってきて、
校内や体育館に入れないまるのために
外に椅子を持ってきてくれたりしました😭
そんな大人たちのあれやこれやの作戦も
去ることながら、
最終的に校庭に逃亡をはかったまる( ̄◇ ̄;)
先生や母がちょっとあとを追おうものなら、
ぴゅーっ!
と広い校庭を走ってにげるにげる…
結局。
気づけば新一年生になる予定の全員が
すでに受付を済ませて、
検査するために教室に移動しており、
校庭にはまると母の二人きり。
覚悟はしていたものの、
涙が出てしまいそうなぐらいの
過去最高潮の母の心、ボッキリ感がありました😅
その後、
いっこうにゆずる気のないまるの様子から
支援級の先生と相談し、
「今日は検診類はやらないことにして、
アレルギー面談だけやりましょう」
ということに。
周りにお友達がいなくなって
時間もそれなり立ったことで少しだけ
大人の声が届くようになったまるに
「今日はもう検診はやらないから、
お母さんがお話聞いてるあいだ、
プラレールでもやってる?」
と先生が提案してくれ、
・自分は何もしなくていい。
・プラレールで遊べる。
というキーワードが入ってきた
…ことで、
校内に足を踏みいれることができ、
アレルギー面談だけは無事
受けることができました。
今思い出しても、
あの日はつらかった(まるもだと思いますが)
と感じる日でしたが、
この時に教室の中に入れたことで
”学校の中ってこんな感じなのか”
というのを少し感じれたことは、
実はとっても大きかったんじゃないかな?
とあとあと思いました。
この時のまるの様子をみて、
支援級の先生がどう感じたかを
就学相談の担当コーディネーターさんに
聞いてもらったところ、
「1対1の対応が必要だと感じた」
ということをかなりオブラートに包みこんで
伝えられたそうな(;´・ω・)
”まるを支援級で受け入れるのは難しい”
と暗に言われたのだなぁと
胸のあたりがじくっとしました。
それでも結果的に今。
まるは優しいお兄さんお姉さんに恵まれて
小学校に行きしぶることなく、
毎日通えています。
(ここに至るまでの就学相談お話は
また別の記事で書きたいと思います)
就学時検診後しばらくして、
支援級に行くことが確定し。
行くとなったならいかに初日をスムーズに
迎えるかに注力しました。
小学校までの道のりを
『何分ぐらいで行けるかな~?』
なんて言いながらタイマーをかけて、
実際の登校時間と同じ時間に
小学校までの道を歩いてみたり。
療育先にランドセルを背負って通ってみたり。
そして最終的に、
小学校に『可能であれば…』という形で
お願いをして、
入学式の前々日ぐらいに入学式会場を
見せてもらえることになり。
いざ当日向かうと、
支援級の先生全員と校長先生が
体育館に一緒に来てくれて、
ミニ予行演習をしてくれました。
そしてさらにそのミニ予行練習のあと、
支援級の一年生の教室に入らせてもらい、
この時も先生が一緒に遊んでくださり(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
あの就学時検診の時から、
このミニ予行練習までの間で、
・学校の外の様子を見れた
・学校の中の様子を見れた
・先生たちが優しく感じた
・入学式の会場の雰囲気がわかった
・入学式の見通しがたった
・教室の中の様子を見れた
・おもちゃもあるし、意外と楽しそう…
という、
”学校”という未知の世界に対して、
まるの中で少し見通しがたった部分が
ちょっとずつできてきているような
変化が少しだけ感じられました。
とはいえ、
入学式は人も多いし絶対参加できないだろう、
(かつ、あの入学式用の服も嫌がるだろう)
と思っていた当日。
入学式用の服を自ら着て、
ランドセルを背負って学校に行き。
最初から最後まで、
入学式に参加できたのです。
環境の変化や人が多い場所が苦手。
じっと座っているのが苦手。
写真撮影が苦手…
発達面に課題のあるなし関係なく、
誰にとっても心の動きの激しい4月。
だからこそ、
フォローが必要な子供たちにとっては
試練と言っても過言でないぐらい、
より負荷の大きい時期でもあるなと思います。
そしてそれは
子供たちを支える親もきっと同じで。
子供も大変だけど、
そのかたわらにいる親は実はもっと孤独で、
きっともっと大変。
『あの時、大変だったなぁ』
自然と思える日がくるまで
時間はかかるかもしれません。
私は今度は次男コタでまた心ぼっきり事件に
見舞われており😓
ぼっきり折れてしまったそこから
次の一歩を踏み出さねばならない
その日がやってくるのが
実はとても怖かったりもしています。
でも、同じように悩んでいるお母さんもきっと
いるはずと思いながら。
そしてまた、まるの時のように
懐かしめる日がくることを切に願って。
頑張ろうと思います。
同じような悩みを持ちながら
この時期を過ごしている母がいる。
…ということが、
だれかのわずかな励みになると
いいなと思います。
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